夢じゃない「求人倍率2.0倍」時代が到来する
http://toyokeizai.net/articles/-/196735
>これまで、求人倍率は5年程度でピークから下降へと上下を繰り返してきました。
>バブル期でも求人倍率が上昇を続けたのは5年程度。5年のうちに景気が下降して、求人倍率もダウン。こうした下降期に企業は人材を確保して、次の成長への仕込みができたものでした。
>やはり、前提となるのは衛生要因の改善。衛生要因とはアメリカの臨床心理学者フレデリック・ハーズバーグが提唱する概念。会社が社員の願望を満たさないと不満につながるもので、
>・会社の方針
>・報酬
>・働く環境
>などのこと。求人倍率が低い、買い手市場の状況であれば衛生要因に不満を抱きながらも、社員はなかなか動かないもの。ですが、求人倍率が高まり、
>売り手市場との認識が高まると状況が変わります。転職して「衛生要因がいい職場」に転職が可能になるので、不満=転職動機を引き起こします。
>しかも求人倍率が上昇を始めて、やや時間が経過した時期こそ、転職希望者が増えるタイミング。
>求人倍率の上昇と転職希望者の増加には時差があり、打ち手を見誤ると想定以上の人材流出を起こすことになります。