米中会談、両首脳の溝は埋まった?記者解説
11/9(木) 18:08配信 日テレNEWS24
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20171109-00000069-nnn-int

■協力姿勢を強調した両首脳だが、米中の溝は埋まったと言えるのか。
 9日の両者の発言を聞く限り、両国の立場の違いを埋めることはできなかったとみられる。

■今後、米中の「溝」が露呈することもあり得るのか。
 早ければ来年にもと言われるが、北朝鮮がアメリカ本土に到達するICBM(=大陸間弾道ミサイル)を実戦配備した時が、1つのタイミングだと言える。
 習主席は9日も、あくまで「対話」によって問題を解決すべきだとクギをさしている。
 一方、トランプ大統領は「軍事的な選択肢」を持っている。「ホワイトハウス内に北朝鮮を攻撃するなら早い方がいいという声が強まっている」という情報も聞こえてきている。

 今回の会談でどこまで詰めた話をしたか、現時点では不明だが、今後も米中の駆け引きが続くことになりそうだ。