http://www.sankei.com/life/news/180214/lif1802140028-n1.html
イスラエルのウルフ財団は14日までに、2018年のウルフ賞化学部門の受賞者に、有機化学者の藤田誠・東京大教授(60)ら2氏を選んだと発表した。
藤田氏は、分子が自発的に集合し高分子化合物を作る「自己組織化」と呼ばれる現象を応用し、さまざまな形をした新しい巨大結晶構造を作り出した。
同賞はノーベル賞の行方を占う賞の一つとして知られており、過去に山中伸弥氏、南部陽一郎氏、小柴昌俊氏らが受賞している。