米山隆一・新潟県知事のツイート「県益損なう」「場外乱闘は自粛を」 自民が県議会で批判 2017.9.27 21:39更新

 27日の新潟県議会9月定例会の代表質問で、米山隆一知事が会員制交流サイト(SNS)の
「ツイッター」を通じて著名人らと繰り広げている論戦が取り上げられた。
自民党の西川洋吉氏が、県政と直接関係のない話題での批判の応酬は「場外乱闘」だとして、自粛を要請。
米山知事は投稿内容に問題はないと答弁し、批判をかわした。

 西川氏は「SNSにおける知事のいわゆる場外乱闘」と題して質問した。
短文のツイートに対する批判が集中しても、米山知事が「悪名は無名に勝る」とした経緯に触れながら
「私人としてのツイートであっても、世間は新潟県知事の米山隆一と認識している」と指摘。
「悪名として全国的に有名になっても県益を損なうだけで、多くの県民は望んでもいない」と述べ、
現状のようなツイートの投稿は控えるよう求めた。

 これに対し、米山知事は「場外乱闘という認識は全くなく、必要かつ適切な議論を冷静に行っている」と反論。
議員席から「県民はそう思っていないよ」とヤジが飛ぶ中、米山知事は「悪名は−」の発言について
「時に悪くとられてしまうことがあるとしても、プラスの効果もあるという意味で申し上げた」と説明した。

 さらに、ツイートが真意とは異なる意味で伝わることで、県民に不利益が生じてはならないとして、
米山知事は「(知事の)社会的な影響力の大きさも踏まえながら、
正しく受け止められるよう十分留意する」としたものの、投稿は今後も続ける考えを示した。

 評論家の石平氏がツイッターに投稿した東京新聞記者への批判をめぐり、
米山知事は「吐き気を催すほど醜悪」などと投稿した。

ttp://www.sankei.com/politics/news/170927/plt1709270073-n1.html
ttp://www.sankei.com/politics/news/170927/plt1709270073-n2.html