臨時国会冒頭解散の流れは不可避?!〜衆院の大事な仲間たちに伝えておきたい国民の感覚:その3
山本一太
2017-09-17 17:15:02NEW !
https://ameblo.jp/ichita-y/entry-12311582586.html

安倍総理が本当に「臨時国会冒頭の解散」を決断したとすれば、その理由は総理自身の言葉で語っていただくしかない。
選挙に勝つためには、国民に納得してもらうための「大義名分」が必要だ。

小泉元総理の郵政解散時の演説ではないが、安倍総理が会見で何を言うかは死活的に重要だ。
衆議院選挙の趨勢を大きく左右することになる。

何度も警告したように、万一、無党派層を中心とした「怒り」という名の受け皿が出現したら、
それこそ都議選の二の舞になる可能性がある。特に都市部(東京、埼玉、大阪、愛知等)は要注意だ。

少し前のブログにも書いた。国民の目には「安倍総理が国会での疑惑追及を逃れるために解散する」みたいに映る。
「選挙に勝つためには何でもやるのか」という批判も起こるだろう。

これに対しては、総理ご自身の言葉で、「そういう意図でやるのではない。00の理由でやるのだ」と説明してもらうしかない。
いわゆる大義名分を日本国民に十分、理解してもらうための最大限の努力が不可欠だ。

追伸:今回の衆院選挙は朴槿恵大統領を支える与党セヌリ党が予想外の惨敗を喫した2016年4月の韓国国会議員選挙をどこか彷彿とさせる。
振り返ってみると、あれが朴槿恵政権凋落のプレリュードになった。