バノン氏、米中は「経済戦争のただ中」 政権内の対立も認める
8/17(木) 14:15配信 CNN.co.jp
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170817-35105926-cnn-int

(CNN) 米トランプ政権のスティーブ・バノン首席戦略官は16日に公開されたインタビューで、米国は「中国との経済戦争」のただ中にあると述べ、
中国に対し厳しい通商政策を採る考えを意向を示した。また、トランプ大統領の他の側近らと「毎日戦っている」とも語った。

進歩系メディア「アメリカン・プロスペクト」とのインタビューに答えたもの。

「われわれは中国との経済戦争のただ中にある。どちらかが今後25年か30年の覇権を握ることになるだろう。このまま行けばそれは中国になる」とバノン首席戦略官は述べた。

バノン氏は「中国との経済戦争がすべてだ」との見方を示し、米国は「脇目も振らずそれに集中する」必要があると主張した。

またバノン首席戦略官はそうした自らの強硬な通商政策がコーン国家経済会議(NEC)委員長ら他の政権高官との対立を招いていることを認め、
「毎日が戦いの連続だ。今だに戦いは続いている」と語った。

一方で北朝鮮の核開発やミサイル開発については「枝葉の問題」だとし、「軍事的解決」の選択肢はないと述べた。