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最近、英ロンドン東部のクラブのなかで、強酸が無差別に振りかけられ、22人が負傷する事件が起きた。
地元警察は25歳の男を逮捕した。強酸を使って攻撃する行為は「アシッドアタック(酸攻撃)」と呼ばれ、
硝酸や硫酸、塩酸、バッテリー液などが使われる。
中東や東南アジアなどではしばしば発生している。セクハラや婚姻の拒否など、
男性が女性に憎悪したり嫉妬したりすることで、外見を著しく失わせる目的で、顔面に強酸をかける事件が多い。

しかし最近、英国ではギャングのような犯罪集団の間で、流行的な犯罪手法になっている。
過去2年間、酸攻撃が2倍に急増している。警察の統計では、国内の酸攻撃は2015年の261件から2016年の454件になった。
アシッドアタック被害者支援団体ASTIのロンドン代表ジャフ・シャー氏は、
凶器になりうるほとんどの強酸は身分証明書や免許証なしで購入することが可能だと語る。