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「アメリカの財布」と化している日本の兵器調達
むやみに超高額兵器を買っても日米同盟の強化にはならない
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/52051
 しかしながら、軍事戦略レベル、あるいは重要戦術レベルでのアメリカとの軍事同盟強化を計る能力など日本側には存在しない。
そこで、アメリカからの超高額兵器や高額兵器の輸入調達を加速させてアメリカ側の歓心を買うことで、同盟を強化しているつもり
になっているのである。

 日本は、オスプレイ中型輸送機、F-35Aステルス戦闘機、AAV7水陸両用装甲車、E2D早期警戒機、グローバルホーク無人偵察機、
EA-18G電子攻撃機、F-35Bステルス攻撃機などの購入、あるいは輸入調達の検討を進めている。AAV7水陸両用装甲車などは
新鋭兵器ではなく老朽兵器であるが、日本国防当局はその時代遅れの兵器をアメリカ側も驚くほどの高値で50輛以上も購入した。
 そうした状況を知る米軍関係者の中からは、「何のために買いまくっているのか?」「メンテナンスコストまで含めると莫大な金額に
なるが、他の(アメリカからのお買い物ではなく、通常の自衛隊の訓練や施設などの)予算は大丈夫なのか?」「日本防衛当局は
国産化をリードする意思はないのか?」といった声が上がっている。
 もちろん、アメリカ人にとっては日本がアメリカ製高額兵器を気前よく買ってくれることに対して不満に思う道理はいない。
しかしながら、日本政府はアメリカとまともな戦略レベルの突っ込んだ議論ができず、「ご機嫌取りのアメリカ詣で」のような状況が
続いていることを熟知する“心ある”米軍関係戦略家たちの間からは、「アメリカ側の言いなりになって超高額兵器を買いあさる日本は
“アメリカの財布”と見くびられ、“属国根性もここまで来たか!”と国際社会の笑いものになりかねない」といった危惧の声すら
漏れ聞こえている。