【タルタリヤの肛門でうなぎが養殖できる】
執行官博士"ドットーレ"の研究により発覚し全国放送されたそれはテイワッドを震撼させる出来事だった
知っての通り高級食材であるうなぎ、それを生産できるのであれば莫大な利益を生む
それに目をつけた胡桃率いる往生堂勢力一同は以前堂内で脱糞をし、その激臭により3週間の営業停止によりうけた経済的損害への責任も兼ねてタルタリヤを養殖場にしようと思ったのだが……

「んっ!離しなさいよァじで!だいたいさぁ~肛門でうなぎ育つとかありえないっしょバカじゃないのアンタ達w」
いつになく激しく抵抗を続けるタルタリヤ、普段から肉弾性交してはもんじゃをうんでいるのに何故かこれは駄目なようだ

「公子殿!もう今の往生堂にはお前しかいないんだよ……」
「えっ先生にそんなこと言われたら俺は頑張っちゃうよ!」
泣き落としに一瞬で陥落したタルタリヤ、さすがのタルタリヤも鐘離の泣き落としには勝てるわけがなかったのだ

「じゃあ仔魚突っ込むぞ!」
ズンッ!
鐘離の手によって931億匹のシラスウナギを入れられたタルタリヤ、あとはこのまま放置するだけで腸壁のカスなどを食べて成長していく


そして月日は流れ、いよいよ成魚を獲る時がやってきた……

胡桃「あのさー聞いてなかったけどこれどうやって獲るわけ?」
鐘離「産ませればいいだろ」
ズンッ!!!!!

唐突に岩食いの刑をかます鐘離、すると栓が抜けたかのように一斉にうなぎが飛び出す!

「アイイイイイイイイ!!!!!!!!」

┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"……

延々と肛門から流れ続けるうなぎ、まるでダムが決壊したかのようなその"洪水"は瑠月全体に広がりかなりの死人が出た
それはそれとして"公子うなぎ"はその特殊な養殖法の話題性も手伝ってバカ売れ
売り上げ総額931兆モラを叩き出すまさにうなぎ登りといった業績を残し、往生堂が七星に変わり瑠月の経済界を支配する足がかりとなったのである