>>585
「はーい、頑張りましたねー。それじゃ、くちゅくちゅぺっしましょうねー」
後頭部いっぱいを覆っていたママの柔らか膝枕から、右目の視界いっぱいを覆っていたおっぱいアイマスクから、頭頂いっぱいを覆っていたお腹帽子から離れ、ママが用意してくれていたぬるま湯を口に頬張り、そして、ママが私の口いっぱいに泡立ててくれた白い液体を洗い流す。
ああ、寂しいな。母離れとは、こんなに───
「よくできましたー。えらいですよー(ナデナデ」
いいや、だからこそ、寂しいからこそ、こういう“いつでも帰っていい”という気持ちを有り難く感じるのだろうな。