いよいよ12月に入り、一年の締めくくりに向けて準備をする時期だろう。
社会人は欠きたくても欠かすことのできない行事、忘年会の時期でもある。
ここ、セガのPSO2チームも例に漏れず忘年会に来ていた……

「んっ!菅沼以外みんなアタシのオフイベに来たわね!」
「なぜか木村がいないから好き放題できるわよ!覚悟しなさいアンタ達w」

年を忘れるよりもこいつの存在を忘れたい男、酒井智史の登場である。

「どうせ開発費用から出すんだし今日はどれだけ飲んでもイイわよ別にw」
「マジッスか酒井センパイちょー太っ腹ッスねw」

クッソ汚いお財布事情を聞かされつつ飲み会は進んでいく

「んっ!そこのアナタ酒飲んでないじゃない!アタシの酒が飲めないって言うの!?」
酒が回ってきた酒井がいよいよ一般チェスタにアルハラを仕掛けた

「すみません……私飲めない体質なんです……」
「そんなもんたくさん飲んでれば耐性つくわよ!ほらイッキしなさいイッキ!」

「ちょっとぉ酒井センパイそれはさすがにヤバくないッスか?w」
さすがに止めに入るハマちゃん、しかし酒井が聞く耳など持っているわけもなく、チェスタの口に酒瓶が1本まるまる運ばれていく……

「そこまでだ」
「んっ木村!どこ!?」
「上だよ上、こんなことだろうと思って昨日から天井に張り付いてたんだ」
「ど、どう生きてたらアタシの尻のためにヤモリになれるわけ?w」

不遜ジャブをかましつつもすでに受け入れ準備を開始していた酒井の肛門、そこに太いものが突き刺さるが……

「んっ!なにこれ!瓶!?」
「そんなに酒が好きなら"呑めば"いいじゃん」

なんと木村は25cm砲ではなく酒を突っ込んだのである
さすがの酒井と言えども粘膜から直接呑んではたまったものではない

「やめろ木村!まァじで!忘年会できなくなっちゃう!」
「棒でんっ!会ならこれからやるだろうが!」

パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!
「んっんっんっんっんっんっんっ!もうイきそう!」
酔いのせいかいつもよりも感じている酒井だったがあることに気付く

「んっ木村ゴムしてる?」
「アル中になりたくないからな、お前だけ死ね」
「アイイイイイイイイイイイイ!!!!!!」

吸収率の高い粘膜から直接アルコールを摂取したことにより急性アルコール中毒で死亡した酒井。
アルコールを分解できるかどうかは先天的なもので、飲めば強くなるというのは根拠のない迷信に過ぎません。
ましてや肛門から飲むなど自殺行為、たとえおふざけであっても結果は冗談では済まないことになってしまいます。
無理に勧めない勇気、自分が酒を勧められても断る勇気、周りが強要されていたら止めに入る勇気を持ち、お酒は節度を守って正しく飲みましょう。