「小説家になろう」に掲載され、絶賛を受けた異色の異世界転生小説が待望の書籍化


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 しっかりお金も払って、あたしを抱きながら神様は言った。

「君にも、スキル、あぁん、あげなきゃって、んっ、思ってて、はぁ、
ぶっちゃけ、スキルってガチャみたいなもんだから、何が出るかわからないけど、
君なら、うぅっ、君なら僕もすごいの出せると思うからっ、はぁ、もう、とっておきのSRガチャ、
開放しちゃって、すごい、いい、スキル、あげちゃうからっ。
あぁ、すごい、いいっ。いや、今のは君の体の感想ね。
すごい、JK、いいよぉっ、うぅっ」

 神様のくせに早漏ってどうなのよと思ったけど、ザーメンと一緒に彼はあたしにスキルをくれた。

「出た。ノーアザースキル―――『創造妊娠』だ。
君の体で男の精液を受け止めると、相手の経験値とスキルをそっくり自分のものに出来る。
名前と能力が合ってないじゃんとか、名前ダサいじゃんとかツッコミどころはあろうけど、これからこの仕事で生きていくことに決めた君には、これほど有用なスキルはないと思う。
たくさんの男と寝なさい。そして全ての経験を君の種にしなさい。私たちの希望の母となる者よ」