>>494
元CGアニメーターのワイが通りますよ
モーションキャプチャーは利点もあるし、欠点もあるよ。
モーションキャプチャーで取ったアニメーションは、リアルタイムにモーションが打刻されるんだ。
歩くモーション一巡が2秒だとして、1秒24FPSだとすると、48回打刻される。
リアルなデータが打刻される反面、CGモデルが破綻する場合があるし(これは手付けのモーションでもあるけど)、何より動きの修正が死ぬほど面倒くさい。
上の例で言うと「48回×全身のポイント(ボーン)」にモーションが打刻されてるわけだから、手のモーションを変えるだけでも相当な手間がかかるんだ。
実写のCGとかは人間の癖や利き腕、重心とか諸々全てをモーションキャプチャーで取り込んだ方が早いしリアル。
アニメやゲームの場合、超絶リアルなモーションは必要無い場合が多いし、人間には出来ない動きとかも多いから、データを修正する手間を考えると、手付けでモーション作ってる会社の方が圧倒的に多いよ。

因みに、一番難しい動きは「歩行」。
普段目にしている動きは一切ごまかしが効かないんや。