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音楽理論的に林檎を語るスレ
0001名無しにして頂戴
垢版 |
2018/11/28(水) 23:27:28.79ID:Tt8TeZEH
作曲家としても個性的な椎名林檎

音楽理論的に語れる曲が沢山あるので語っていって下さい
0310名無しにして頂戴
垢版 |
2020/11/03(火) 01:55:19.92ID:WATHddW+
カルキの音楽的に好きなところ感想。

【宗教】
・同主調転調。Em(Aメロ、Bメロ)とE(サビ)を行ったり来たり。
・AメロとBメロは同じコード進行。メロとアレンジの展開でこんなにも雰囲気変わる。
・Bメロ「やむなにく"む"な」は普通のドだけど、「ふりむくべか"ら"ず」は直後の転調に向けたド#。
 直前の音から1オクターブ以上跳躍するし(複音程ってやつね)難易度高い。
・てか全体的にメロは非和声音や跳躍が多くて複雑。逆に言うとメロそのものに存在感があるので
 どんなアレンジつけても負けずに成り立っちゃってる感じ。ラストの絡みも対位法風でクラシカル。

【ドツペルゲンガー】
・イントロ・アウトロの鉄琴(チェレスタ?)がなぜか怖い。メロトロンもどこか寒々しいし、置いてきぼり感?
・歌はAメロ(2小節単位のループ)とサビの2種類のみ、サビ頭のモーダルインターチェンジなどまさに林檎の手口。
 ただサビメロはやっぱり上下運動が激しい。「慾を掌つた過去形」とかうっかりすると
 何歌ってんのかわかんなくなる。そしてサビの終わりはやっぱり9thで終わる。
・最後の「取り憑いて"あ"(げる)」の音でぶった切るというインパクト。そこ一番不安になる音程なのに!

【迷彩】
・出だしのベースにビビる。前曲の置いてきぼり感から見ても確実に狙ってるよね。
・この曲もAメロとサビの2種類のみ。そしてこの曲はAメロとサビのコード進行が同じという。
 曲構成もミニマム。(出だしサビ→前奏→A→サビ→2A→2サビ→3サビ→アウトロ。)
・サビ「超ヘられぬ夜の恐怖色」のラインが秀逸。C7(b9)のコードトーンを1オクターブ以上駆け上がって駆け降りる。
 ちなみに駆け降りるところのラインは「其の儘」と同じ。何でこれキャッチーに歌える(聴こえる)の?
・これもサビメロの終わりは9th。ここまでくると逆に普通。
0311名無しにして頂戴
垢版 |
2020/11/03(火) 01:56:13.22ID:WATHddW+
>>310 続き

【おだいじに】
・童謡みたいな安心感のあるコード進行とメロディ、2番までの短い曲構成。
 楽器もギターとピアノのみとギリギリまで削ぎ落とした感じ。
・メロでダイアトニックにないのはAメロで一瞬出てくるラ#「"眼"に映る良さ」と、
 サビあたりでちょいちょい出てくるミ♭かな。「隣のし"ば" "青"く見えたら」
 レ#として使われているところもあるけど、ミ♭のときの方が特徴的。
・1番と2番で最後のメロが1オクターブ違う「頃"迄"」「護"るさ"」。こういう展開のつけ方は見習っておきたい。

【やつつけ仕事】
・音楽と関係ないけど、冒頭のリポーター部分、ドイツ語がちょっとカタコトっぽい?
・なんといっても「電話のベル」のメロ&コード。キーがBだけどここのコードはC7。
 たぶんF#7の裏コード持ってきてるっぽい感じだけど、メロまでC7に寄せてる(かつ増音程)のでインパクトある。
・これもBメロに当たる部分は無し。作曲する人はわかると思うけど、少ないメロで曲を持たすのって難しい。
 俳句みたいな、必要最小限の展開で説得する、みたいな技術が要るので、
 そういう意味では研ぎ澄まされてるんだなあと感じる。

【茎】
・個人的には完成度高くて語彙力奪われる。林檎も自分で「もらったなこれ」とか思ったんじゃなかろうか。
・AメロのDmとEb7を交互に行き来するのをみるとジャズの「チュニジアの夜」がよぎる。雰囲気全然違うけど。
・サビメロは1拍半単位で、4拍子からみるとアクセントがどんどんずれていくやつ。
 2小節目の最後に2拍のフレーズを持ってきてきれいに収めてる。そしてこの2拍フレーズが印象的「ク"レマチス"」。
 3・4小節目およびサビ後半はこの発展と繰り返し。
・そして9th終わり。「現実がゆ"め"」曲尾でもコードと派手にぶつかったまんまなのはもう逆に普通。
0312名無しにして頂戴
垢版 |
2020/11/03(火) 01:58:31.90ID:WATHddW+
>>311 続き

【とりこし苦労】
・2分半程度でまとめてるあたり、ストイシズム的な箸休め感を感じる。
・Aメロ、サビというよりはAB構成という感じ。メロもコードも歌謡曲(ブルース?)っぽい。
 ただBの部分はコードとメロの関係が絶妙に離れてる。
 Eb7とかD7のコード展開に対してGm一発のメロで押し通したようなイメージ。
・ここにきて現れたCメロが難解…何が起きたんだ一体。同主調転調?でいいのかな?
・曲の最後に唐突に現れるAbM7。ブルースじゃなかったんかい、となる。

【おこのみで】
・前曲からキーとテンポを引き継いだままとはいえ、こっちは5分超えの大がかりな作り+がっつりバンド編成。
・(前曲から同じく引き継がれた)浮雲の口リヅムがコード進行の変化のせいで盛大にぶつかってる。
・プリペアドピアノの音色は最初ギターだと思ってた。ピアノを傷めやすい奏法なのでよい子は真似しないように。
・Aメロ冒頭2小節のインパクトは歌舞伎町の女王に匹敵すると思う。
・Aメロ、BメロはGmなのにサビはまさかのC#m(5度圏の真裏)。この2つの調をしれっと行き来するのがすごい。
・よく聴くと電車アナウンスのところでちょっとしたベースソロになってるんだね。
・ラスサビで半音上に転調。ちなみにラスサビで転調する曲は茎・おこのみで・意識の3曲のみ。

【意識】
・A→B→サビ→2A→2B→2サビ→間奏→3サビ→4サビ(転調)を2分半そこそこでまとめる手際の良さ。
・この曲が一番バンド編成っぽいかな?(Vo,Gt,Ba,Dr,篠笛) …篠笛?
 でもこの曲から篠笛取ったらこの曲じゃなくなるレベル。サビの後ろに隠れてない裏メロの存在感。
・1番のサビから入ってくるベースも音階を登りながら迫ってくるようで存在感ある。
 サビ最後の「君を愛する 多分」をユニゾンしてくるベース。本能っぽい。(亀田さんではないらしい)
 というかどの楽器(歌メロ含め)も割と好き勝手に弾いてるようなフレーズでアンサンブルになってるのがすごい。
・C#m→D#m(Ebm)に転調するのはおとなの掟と同じ。似てるような似てないような・・・
0313名無しにして頂戴
垢版 |
2020/11/03(火) 02:02:16.85ID:WATHddW+
>>312 続き。ラスト

【ポルターガイスト】
・1番はメロトロンによる手回しオルガン的なアレンジ/2番は弦中心のオケアレンジ。どちらも美しくてよい。
・1番のAメロの裏でメロと関係なく半音階のフレーズが流れてる。あまり気にならないのが不思議。
・歌メロは半音階や跳躍が多くてかなり難しい(ピアノとかでも弾きにくい)。なのになぜか流麗に聴こえる。
 サビ最後の「事に氣付き始めました」が最難関(多分)。ヨーデルみたいになっちゃう。
・AメロがE♭でサビがG。それぞれのコード進行自体はオーソドックスなんだけど(4度進行とか下降系とか)、
 この2つのキーを行き来するのもあんまり見たことない。レやソなど僅かな共通音で繋いでる感じ。

【葬列】
・なんか複雑(というか怖い)に聞こえるけど、曲の核としては案外素直・・・なはず。
 多分中東っぽいアレンジとかパイプオルガンとか、サウンド面での印象が強い。Blast!(マーカス・ミラー)っぽくない?
・A,B,サビみたいな流れではなくて、16小節でひとまとまりの旋律×3。2番と3番の間にCメロ(?)
 1番2番3番で全部アレンジが違うのがポイント(本人のライナーノーツでもそこが聴きどころと言っていた)
・Cメロ(?)はざっくり書くとB→G→C→F#で浴室とかにもあったやつ。
・エンディングはまさにカオス。よく聴くと「宗教」が聴こえるんだっけ?(よく知らない)

以上です。おじゃましました
ここは過疎ってるくらいがまったりしててちょうどいいですね。
というわけで寝ます。おやすみなさいzzz
0314名無しにして頂戴
垢版 |
2020/11/03(火) 16:16:22.00ID:VKyeaR4q
林檎ババアのレオタードの

マンコ部分がパカッと開く
0316名無しにして頂戴
垢版 |
2021/06/21(月) 01:50:25.52ID:0VQAcDeI
関ジャムで林檎の手癖として
クリシェ進行がここぞとばかりに取り上げられててワロタ

取り上げられてたのは
永遠の不在証明、TOKYO、人生は夢だらけ、鶏と蛇と豚、獣ゆく細道だったかな?
でもどうせ取り上げるなら
歌舞伎町の女王、罪と罰とか古い曲からも取り上げてほしかった
マニアックなところでは宗教、夢のあと、凡才肌とかが印象的
0318名無しにして頂戴
垢版 |
2022/07/26(火) 20:42:36.03ID:/CvF1ajW
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