>>294 続き。

【闇に降る雨】
・ギブスが普通に終わる…わけがなかった。ズヴァアアアア。林檎本人曰く「アルバム最大の山場」。
・基本的に空間を埋めてる生弦(多分カルテット)がクラシカルで美しい。
・嬰ト短調(♯♯♯♯♯)っていいよね。あとBメロ3小節目&7小節目のベースの跳躍が好き。
・ギターさん装飾的な役割多い中での渾身のソロ。このソロと直前のドラムだけ8分跳ねてない。
・「側に置いてい"て"」のマイナーナインス。the林檎節。


【アイデンティティ】
・イントロ〜Aメロ:2小節リフのループ。Bメロ:ほぼワンコード。サビ:2小節リフのループA。
 上の流れで2番まで展開するだけ。ギターソロ的な間奏やCメロもなし。Bメロのベースが好き。
 怒りの感情に任せて作った感がよく出てる。でも結構メロディアスなので歌ってみると楽しい。
・Aメロのリズムに乗せて闇に降る雨のAメロが歌えるのでやってみよう。
・サビのメロはここキスとか幸福論のサビでも類似型使ってたよね。ラストのフェイクも楽しい。


【罪と罰】
・8分の12拍子。重厚なサウンドだけど編成はシンプルなんだよなあ。(Gt,Org,Ba,Dr1人ずつ)
・曲構成もシンプル。イントロ→1A→1B→2A→2B→A(ソロ)→C→(1音上へ)B→B→A→アウトロ。
 長いけど実はほとんどAとBしかない。そしてAとBは同主調転調。曲構成はシンプルだけど、
 場面ごとの雰囲気が全然違うのでドラマチック。浜崎のVoyageも同じkeyの同主調転調してる。
・Bの1・2小節目は同じ旋律なのにコードが違うせいで飽きない。※類似例:桃色片想い(あやや)


【ストイシズム】
・短いけど、ちゃんと(?)コード進行は凝ってる。サビの進行は少し歌舞伎(事変の)っぽくない?
・ドレミ歌唱が入ってるけど、移動ドじゃなくて固定ドなんだね、そりゃそうだよね。
・右スピーカー:歌、左スピーカー:歌じゃない声、に振り切れてるの好き。
 「こっち持ってくるとかさあ・・・」「大丈夫なの?今ので」
・間奏のギターソロ?はチューニングの再現だそう。攻めてる。