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第11巻
「ヴァランス男爵夫人の果樹園・ポルド氏への書簡詩・パリゾ氏への書簡詩」松田清訳
「シルヴィの小道」海老沢敏訳
「ナルシス まえがき・ナルシス、またの名、おのれに恋する男」佐々木康之訳
「気まぐれ女王・エフライムのレヴィ人」松田清訳
「ピグマリオン」松本勤訳
「先見者こと山のピエールの黙示」戸部松実訳
「啓示に関する虚構あるいは寓意的作品」松田清訳
「サラへの手紙」戸部松実訳
「優美な詩の女神たち・ラミールの饗宴・村の占い師」海老沢敏訳
「言語起源論・発音について」竹内成明訳
「わが生涯の悲惨の慰め」海老沢敏訳
第12巻
「植物学についての手紙」高橋達明訳
「植物用語辞典のための断片」高橋達明訳
「植物学断片」高橋達明訳
「植物学の記号」海老沢敏訳
「音楽のための新記号案」海老沢敏訳
「近代音楽論究」海老沢敏訳
「グリム氏に宛ててフランスとイタリアの音楽劇を論ず」海老沢敏訳
「ブランヴィル氏考案の新旋法についてレナル師に寄す」海老沢敏訳
「『「オンファルに関する書簡」考』についてグリム氏に寄せる手紙」海老沢敏訳
「同僚たちに寄せるアペラ座管弦楽団員の手紙」海老沢敏訳
「フランス音楽に関する手紙」海老沢敏訳
「ラモー氏が『「百科全書」の音楽に関する誤謬』と題された小冊子で主張する二つの原理を吟味する」海老沢敏訳
「バーニー氏に宛てて音楽を論ず - グルック氏のイタリア語版『アルチェステ』に関する考察の断章を付す」海老沢敏訳
「グルック氏の『オルフェーオ』のさる楽曲を論じる小ペテン師の名義人宛返書抄」海老沢敏訳
「軍楽論・鐘の曲・音楽辞典(主要項目抜粋)」海老沢敏訳
第13巻
「新世界発見 - 悲劇」宮治弘之訳
「戦争捕虜 - 喜劇」戸部松実訳
「向こう見ずな約束 - 喜劇」宮治弘之訳
「不覚にも恋に落ちたアルルカン」戸部松実訳
「書簡集 (上)」原好男訳
第14巻
「書簡集 (下) 1762年-1778年」
以下は白水社での改訂新版
新版選集 『ルソー・コレクション』(白水社、2012年)。改訳版で新しい解説を収録し以下を刊行
『ルソー・コレクション 起源』(『人間不平等起源論』『言語起源論』)
『ルソー・コレクション 文明』(『学問芸術論』『政治経済論』)−他に以下
『サン=ピエール師の永久平和論抜粋』『永久平和論批判』『戦争状態は社会状態から生まれるということ』『戦争についての断片』『戦争についてのほかの断片』『サン=ピエール師のポリシノディ論抜粋』『ポリシノディ論批判』『ポリシノディ論についての断片』『ヴォルテール氏への手紙』『─ 一七五五年のリスボン大震災をめぐる摂理論争』)
『ルソー・コレクション 政治』(『コルシカ国制案』『ポーランド統治論』)
『ルソー・コレクション 孤独』(『孤独な散歩者の夢想』『マルゼルブ租税法院院長への四通の手紙』)
なお著作中、政治哲学系でもっとも著名な『社会契約論』は、選集版には未収録、以下で刊行
『社会契約論』(作田啓一訳、白水Uブックス、2010年、解説川出良枝)新書判
旧版は『社会契約論/人間不平等起源論』(白水社イデー選書、1991年)
『新エロイーズ』上下(松本勤訳、2025年)、新装単行版
なお他に、主な著作を収録した『ルソー選集』(選書版・全10巻、1986年)や、主な著作の抜粋訳『自然と社会』(平岡昇編訳、新装版1999年)が刊行。
