我が子を食うサトゥルヌス

わがこをくうサトゥルヌス【我が子を食うサトゥルヌス】 わがこをくふ‐
《原題、(スペイン)Saturno devorando a su hijo》ゴヤの絵画。カンバスに油彩。縦144センチ、横81センチ。ローマ神話の農耕の神サトゥルヌスが、将来、自らの子に殺されるという預言を恐れ、子供たちを食べ殺した場面を描いたもの。晩年に制作された「黒い絵」とよばれる連作の一。マドリード、プラド美術館所蔵。

デジタル大辞泉 (C) SHOGAKUKAN Inc.1995 1998 2012 2021

サトゥルヌス

サトゥルヌス 〖Saturnus〗 ◎ 古代ローマの農耕神。ギリシャのクロノスと同一視される。農業と律法を伝えてローマに黄金時代をもたらした。英語名サターン。