人間の可聴域って生まれたときは20Hz~20kHzくらいまでカバーしてるんだけど
年齢を重ねるにつれて特に高周波数帯域から徐々に聞こえなくなっていくの
これは内耳の有毛細胞が加齢とともに損傷していくからで
特に15kHz以上の高音域は30代でもかなり個人差が出てくる
モスキート音って呼ばれる17kHz付近の音なんて
大人にはほとんど聞こえないけど若い子にはめちゃくちゃ不快に感じるでしょ?
あと面白いのは、音の知覚って単純に物理的な聴力だけじゃなくて
脳の処理能力や経験による学習効果も関係してること
同じ音楽を聞いても、音楽的な知識や経験の違いで全然違う聞こえ方になるんだよね
だから「音は年齢によって聞こえ方が違う」っていうのは
生物学的な変化と認知的な変化の両方が絡んでる
思ってる以上に複雑で興味深い話なんだと思う