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(後編)
全国の自治体がそうであるように、名古屋市の財政も厳しい状況に置かれている。

だが、国際都市としてのレベルアップに向けて、

財政再建の課題に取り組みながらも、

単なる緊縮財政とはせず、

松原武久市長は、自ら教壇に立った経験を活かして独創性のある人材育成や、

世界的な課題となっている環境対策、

とりわけごみの減量化対策にいち早く実績を上げ、道筋をつけた。

2005年の日本国際博覧会が行われる頃には、グローバルスタンダードに則しつつも、個性ある都市像が構築されるものと期待される。