>>843
「いいよ。もうさっき、二人で挨拶したよね。」
「した。御母さんした。挨拶した。」
「ねえ、さっきナイショで二人でしたもんね。いいよ。恥ずかしいよね。うふふ♪☆可愛いねえ。」
「ええ、どういうことなの。なにもしていないでしょう。また何か薬でもやっているの。紙でもやってるんじゃないの、あれ先輩得意だったでねえ…アタシ達はあのジャンキーで何かの研究ばっかりして、いろいろな方法で弟二人を大学に行かせる為に奔走して、三男の○○ちゃんの時は母親参観にチンピラみたいな格好で行って警察呼ばれてどうのこうのってあれ、普通行くかなあ…御母さんに任せておけば良いのになあ…と思うけど、多分違うんでしょう。うーん。…
でね、次男を中卒から京都大学まで行かせて今では関西の方で芸術写真の撮影をしているらしけど、絶対にメディアに出ないとかあれ先輩の弟の○○君でしょう。違うの。そんなような気がする。ピストルで狙撃された安倍首相の時もどうしてあの場所に○○君が居たのかアタシ達随分あーだこーだと街中で噂されていたけども、名前だけは一度も出ていないわ。そんなことしたら後で死ぬ事になるの知っているもん私達。何人が亡くなった事か。先輩執念深いというか死ぬまでするもん。何か知らんけど。」
「何もしとらんよ。偶然偶然、どこのカラオケやの。はよ勝君の自動車の運転を味わいたいわ。今って箱乗りすると警察に叱られるかなあ。良いでしょう偶には。」
「良いと思いますよ。ここは何も来ないですわ。だってここは、先輩の」
「ええ、知らん。オレは記憶喪失したのだわ。忘れちゃった。全部忘れた。」
「また恍けている。ハハハハアハハヒヒヒヒイヒああ苦しい。やめてくださいよ。不思議な少年Aですね。先輩って。」
「やめてよ。オレは子どもは好きだし傷付けた事なんか一度も無いから勘弁してよ勝君、物騒な名前出すねえ…イヤン。今ね、大和ファイスト語り草」という書物の下書きを書いているのだわね。憂鬱になるよ。時折ね。オレ気が弱いからね。クヨクヨしちゃうんだわ。」
「先輩、そんなこと言わんといてくださいよ。そんなこと言ったら僕たちなんて年中クヨクヨどころか、先輩が教えてくれた、新潮文庫版の太宰治の晩年の「葉」のような状態で僕も桜桃みたいな気分になりますよ、でもトカトントンは一度もならないですね。どういう意味ですかねあれは。」
「なに勝君、文学青年になったの。カッコイイねえ。凄いねえ。へえ、"死のうと思っていた。"とかいうやつか。懐かしいなあ。三鷹の玉川では今は入水出来ないわ。どこもかしこもコンクリまみれ。病気が増えた。アスファルトばかり、人間より自動車を優先した国家。これ公害だわ。いや、公害で済まないわ。人道に対する罪二回目だわ。また占領される。」
中途――(ヒトちゃんとオレの秘密)
ネパール人の労働環境を観察視察に行ってこよう。三味線弾きの佐賀県の女の人がいれば良いけどな。相手がほしいな。計劃に乗ってくれるだろうかね。まあ考えを訊くだけにしておこう。鹿島女医と会う約束なんて今日はしていないと思うけどな。知らん。彼奴が憎い。
[完全版] 尾崎豊 - RED SHOES STORY (横浜アリーナ)
https://youtu.be/BiJGDU4SRB8
https://inv.nadeko.net/watch?v=BiJGDU4SRB8
>>842
Visit fb.com/piano.music.page for more videos
Martha Argerich plays "Polonaise n.6, L'heroique" by Chopin
https://youtu.be/TlpGSZHS02s
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Martha Argerich plays "Polonaise n.6, L'heroique" by Chopin
