RIETI - デジタル時代における研究開発(R&D)政策の3つの指針
https://www.rieti.go.jp/jp/special/p_a_w/129.html

デジタル化によって我々人類の生活は一変しつつある。その範囲は、人との対話方法から仕事のやり方、休息の仕方、創造の方法にまで及ぶ。
企業の研究開発(R&D)も例外ではない。
本稿は、3つの指針(スピルオーバーに対する直接的な政策、技術中立的な政策の立案、新興企業よりスーパースター企業を優遇しない政策)に基づき、
政策立案者がR&D政策をこうした変化に成功裏に適応させる道を示す。
産業界全体において、デジタル化は、R&Dの方法やその研究領域を変化させている。
例えば医薬業界では、人工知能(AI)によって、より優れた安価な薬を開発することへの探求が加速することが見込まれる(Fleming 2018)。
また、自動車会社やハイテク企業は、自動運転車の開発に多額の投資を行っている。


本稿は、2019年5月24日にwww.VoxEU.org新規ウィンドウが開きますにて掲載されたものを、VoxEUの許可を得て、翻訳、転載したものです。
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