ルネ・デカルト著 『方法序説』 第六部

だからもしこの世に、最大限に偉大で、公衆にとって有益なものをたしかに発見できるちがいないと思われる人があって、
このためにほかのひとたちがあらゆる方法でかれにその目的を達成させるようにかれを援助すると仮定すれば、
わたしはかれらがかれのためになしうることは、かれの必要とする実験の費用を供与し、
かつかれの余暇がだれの邪魔によっても奪われないように防いでやること以外にないと思っている。


以下―

ここから謙遜な言葉を書いて『自分はそのような優れた人間ではないが…』、と一応は断り書きをしている