>>556
句読点を省略するのは5ちゃん独特の書き方だから、自分は一般的な作家の書く文章に
近い、句読点の使い方をしている。
参考までに、こちらで持っている本の内容を少し引用してみた。

三浦綾子 「氷点」
  風は全くない。東の空に入道雲が、高く陽に輝やいて、つくりつけたように動かない。
  ストローブ松の林の影が、くっきりと地に濃く短かかった。その影が生あるもののように、
  くろぐろと不気味に息づいて見える。

田中澄江 「花の百名山」
  関東に生まれ育つと、天城もまた、気になる山である。晴れた日には西の空に、相模の
  大山から丹沢、富士、箱根と連なって見える山なみの、西の果ては天城となって、ゆる
  やかな起伏が海に沈む。

今井むつみ,針生悦子 「言葉をおぼえるしくみ」
  我々はみな頭の中に,それぞれの単語はどのような音声形式をとり,どのような概念に
  対応しているかを記した辞書をもっている。だからこそ,我々は,耳にした発話の流れが
  どのような意味かを解読したり,話したいことに応じて単語を選んだりすることができる。

というわけで、試しに上の文章を音声読上のアプリで音読させると、文章とは異なりもう少し
読点が増える。

下にこの発言を朗読させた動画を貼っておくので、興味のある人はどうぞ。
https://d.kuku.lu/4794de311