ゆとり世代へ
誰しも、過去に後悔を抱えている。
日々を生きていれば、後悔を得ない存在などあるはずもない。
今日は昨日のことを、昨日はさらに過去のことを、そして明日になればきっと今日のことを後悔している。
人には、後悔する機能があるからね単なる言葉遊び、所詮はちょっとした考え方の違い。
だが、過去を悲観するか楽観するかで答えの出し方は大きく異なる。
大抵のものは過去を悲観し、覚えている悪い記憶ばかりを振り返り、歩いてきた道のりを否定してしまう。
そして否定したそれを目にすることを嫌がり、蓋をしてなかったことにしてしまう、仕方のないことなんだ。
昨日の自分は、今日の自分より絶対に無知なのだから。今日の自分は、明日の自分より絶対的に知っている知識が少ないのだから。
知識の総量、思い出の数一つであっても、過去は現在と未来に劣っている。それが事実だ!

昭和38年生まれ