https://toyokeizai.net/articles/-/345868?page=3
そこでradikoが次に目指すのは「月間ユーザー数1000万人」という目標だ。
「現在は在宅勤務でユーザー数が増えていることもあるが、
コロナ危機などがいずれ落ち着けば、
このまま伸びていくのは厳しいのではないか」(青木社長)と
危機感ものぞかせる。
radikoのアプリを複数作る案のほか、現在の有料プランとは別の月額課金(プレミアム)プランも検討している。現在1つしかないアプリを「高齢者用」「若者用」などに分ければ、ユーザーの属性ごとにトップ画面を変えるなどの施策が可能となる。
プレミアムプランも、「まだどのようなサービスが提供できるか議論をしている最中だ。(もしサービスを開始できれば)コーヒー1杯のような払いやすい金額を考えている」(青木社長)。
10年でラジオをネットに根付かせたradikoだが、市場の変化に伴い、変わり続けていく必要がある。競合との争いを勝ち抜けるか。急速に変化するデジタル音声市場の中で、その真価が問われている。