2019年9月4日 (水)
無許諾アプリへの対応につきまして
近時において当社に無断で配布され、
録音機能やエリア外聴取機能等を有するアプリケーションが目立ってきております。
このような無許諾アプリについて、
2016年8月4日付けの「お知らせ」においても言及いたしましたが、
近時の状況をふまえ、あらためて当社見解を記載させていただきます。

録音機能がユーザーの皆様にとって望ましいことはもちろんですが、
その実現を目指すためには、放送コンテンツに関わる多数の権利者の理解と協力が不可欠です。
この点に限らず、当社は「radiko」正規サービスの開始当初から、厳しい財政基盤の中、
権利者やラジオ局の皆様との間で着実な条件整備の努力を続けてきました。

また、「radiko」正規サービスでは2014年4月からエリアフリー機能を有料で(プレミアム会員の皆様に)
ご利用いただいていますが、これは、通常は広告収入に依存している各ラジオ局や権利者の理解を得て、
課金モデルでこそ可能になった機能です。

それにもかかわらず、迂回的・潜脱的な方法で当社番組の録音やエリア外聴取等を可能にする
無許諾のアプリ(その中には、広告収入を得ているものさえあります)が放置されれば、
現行の「radiko」正規サービスの存続自体が困難となりかねず、
ひいてはユーザーの皆様の聴取機会が奪われてしまいかねません。

このような事情に鑑み、当社としては、このような無許諾アプリを容認することはできないものと考えております。
ラジオ番組のインターネット視聴を守るためにも、ユーザーの皆様におかれましては、
今後とも何卒ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。