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道上洋三アナ「追い越せたと思った日ない」“偉大な先輩”中村鋭一さん偲ぶ

ABCラジオ「おはようパーソナリティ道上洋三です」(月〜金曜前6・30)の8日の放送で、
メーンパーソナリティーの道上洋三アナウンサー(68)は
「先代の中村鋭一さんが亡くなりました。朝刊の通りです。
身の引き締まる思いです」と冒頭で語った。
また、77年3月25日の中村さんの最終回放送の一部音源を
約3分間、中村さんの六甲おろしの歌声を流した。

道上アナが、6日に87歳で亡くなった元朝日放送アナウンサー・中村鋭一さんから
番組「おはパソ」を受け継いだのは1977年。
「中村さんが6年、私が40年。でも、40年かかっても追いつき、
追い越せたと思った日はありません。
(中村さんという)山の頂上には着かない」と大先輩の偉大さを明かした。

中村さんのエピソードも披露。
77年4月の第1回放送で「Spring has come early in the morning.が番組の第一声だった。
中村さんは中学の英語の先生をしてましたから。
第1回の時はまだ、タイトルが決まってなかった」などと明かした。
六甲おろし、甲子園での実況中継の笑い話、
85年の阪神21年ぶり優勝の翌日に甲子園アルプススタンドでの放送で
抱き合って喜んだ話などを話し、「偉大な、稀代なパーソナリティーでした。
先輩、40年間、お疲れ様でした。ありがとうございました」と涙声で故人を偲んだ。

[ 2017年11月8日 07:55 ]