練習不足で技を使えない悪役レスラー小川は、唯一にして絶対的な武器である
自分の体重を最大限に生かして、美少女レスラー真野を痛めつける事にした。

悪役レスラー小川は馬乗りになったまま、まず上半身から覆いかぶさった。
真野は下から必死に押し返そうとするが、彼女の細腕で重量級レスラー小川
の巨体を支え切れるわけも無い。 首を抱え込まれて彼女の上半身は完全に
小川の巨体の下敷きになってしまった。 続いて悪役レスラー小川は馬乗りに
なったまま両足を後ろに伸ばして腹這いになると、縦四方固めの体勢になった。

観客席からは真野の上半身は、覆いかぶさってる小川の巨体に隠れて
ほとんど見えず、腹這いに寝そべっている小川の極太の足に挟まれた
真野の細い両足がもがいてるのが見えるだけである。
ほとんどの観客は、下敷きになっている真野に心から同情していたが
中には;´Д`)ハァハァしている不届き者も居た。

軽量級レスラー真野は懸命にブリッジでひっくり返そうと試みた。だが
重量級レスラーの巨体が上から密着している縦四方固めは ただの
馬乗りより一層ひっくり返すのは困難であった。その上、足を後ろに
伸ばしているので、ブリッジで踏ん張っている足首を簡単に払われて
潰されてしまう。

「あー最悪だ」モニターでこの試合を見ていたUFBの幹部は呟いた。
UFA再興の夢を託して売り出し始めた期待の新人美少女レスラーが
嫉妬に狂う年増の不細工レスラーに潰されそうになっている。新人の
真野に花を持たせる と言った悪役レスラー小川の虚言(>>136)を
うかつに信じたのが失敗だった。