秋田県農業協同組合中央会(バッジネームがJA秋田中央会)では新入職員でも正職員だけには、
新人職員研修として、
(1)JA秋田教育研修所で泊まり込みで受講、と、
(2)秋田県内のJAで複数の課で実際にいて、ガソリンスタンド(給油所)とAコープ(食料品スーパーマーケット)でも
実地研修をすることが正式に計画されてきたのであった。

(1)JA秋田教育研修所(秋田県の秋田市の仁井田「にいだ」の地名にある3階建ての建物)での新入職員研修とは
最初に・・・教育部の部長の梁田信吉(やなた しんきち)による新人職員たちへの歓迎のあいさつ

@全国農協大会のVHS方式でのビデオテープをモニター画面で視聴
A農協簿記の基本の受講(講師は教育部の次長の田中一夫)
「秋田県農協中央会の正職員は農協監査士試験を受けて合格してもらって必ず監査士にならなければならない、
ただ、秋田県農協中央会だけの固有のことだが試験を合格しなくても秋田県農協中央会の監査部長が〔●認定〕した職員は
秋田県農協中央会の会長まで稟議書(りんぎしょ)を総務部長が書面で上げて検印を通してから、
理事会議案にして、【理事会で監査士試験不合格者の正職員を秋田県農協中央会の監査部長が認めた正職員だとして〔●認定監査士〕として{農協監査士と同じ扱い}】としてきていて
認定監査士の男の正職員たちがいるから先輩だから年上だからと強く言われても、新人は見習わずに自分で勉強すること」だ、
と新入職員全員の前で説明した。
B株式会社NTT(エヌティーティー)秋田支店の女性社員による電話マナー研修
C農業協同組合と協同組合の基本理論(講師は教育部の審議役の岡部勇作)
➄農協法の条文で農協が実施可能な事業は制限列挙主義や組合員の加入脱退の自由(講師は審議役の岡部勇作)
E★★★★★国立の秋田大学の一般教養(教育学部の学生向けのコマに空きがあった)の男の中年の助教授
の高橋による講義 「題 異常行動と人間の心理」

高橋の顔も体躯も服装も覚えている。毛織グレー色の背広の上下だった。

・かいつまんだがこの程度であり、新入職員研修は無いよりも、あったほうが良いのである。