今日は共立sre2610修理。吹けない個体。リコイル引いたらやたら軽い。
エンジンかかるけど、クラッチミートの回転まで上がらない。
こりゃ、焼けてるかも?って言ったら、お客が、「やっぱり!?」だって。
で、もう客も焼付き起こしたんじゃないか?って半分思っていたらしく、
早々に新しい刈払機を購入し帰られた。

ところが、その後、なんとなくシリンダ分解してみると、意外と、ピストンがキレイなのです。え?意外。

排気ポートは、少々つまり気味。
ピストンリングは固着。ピストンの溝に収まったまま、広がろうとしない。
リコイルがやたら軽かったのはこのせいか。
マフラーの中はかなり詰まっていた。
マイナスドライバーでこじったら、カーボンの塊がゴロゴロ出てきた。

で、排気ポート清掃、マフラーカーボン除去&焼き、ピストンリング溝清掃、固着解除。
これらを実施後、再組み上げしたら、
なんと、めっちゃ吹けるではないですか。
あちゃ。お客さん。諦めが早すぎたかな?もうちょっと手を加えてメンテしたら買わずに済んだかもしれんかったな。