「ほっとする気持ちいい声」の長澤まさみ、オファーが絶えない理由とは?
https://dot.asahi.com/wa/2018021800013.html?page=1

芸能評論家の三杉武氏は、「どこかほっとする、聞いていて気持ちのいい声」
と、長澤の声の魅力について語る。
「プロの声優さんに混じって違和感がないというのは、声優としての演技力の高さが
根底にあり、それがいかされているからではないでしょうか」(三杉さん)
「NARUTO」のカカシ先生や「美味しんぼ」の山岡士郎、「キャンディ・キャンディ」のアン
ソニーなどを演じ、「君の名は。」では瀧くんの父親役を演じ、
長澤と共演した声優・井上和彦さんもこう太鼓判を押す。
「一言喋っただけで出来上がる空間には驚きました。ナチュラルなのに存在感がある、
ステキな女性を見事に演じられていました。あんな先輩がいたら絶対バイト張り切
っちゃうと思います(笑)」
「話題づくり・宣伝の意味合いももちろんあります。ただ、たとえばお笑い芸人などその
時期の旬の人を起用する場合は、売り出し真っただ中という印象ですが、長澤さんの
場合は、そのように売り出す必要はない存在。声優としてのオファーが絶えないのは、
それだけ業界内での評価が高いからといえます」(前出の三杉氏)
その上、長澤は歌声の評価も高いという。
「『SING』で共演した内村光良さんが、長澤さんの歌声を『すごい上手い』と絶賛してい
ました。『キャバレー』などミュージカルでも活躍しましたし、いつか『アナ雪』の松たか子
さんのような活躍もあるかもしれません」(同)