10/01 12:07 更新
 台風24号が北海道に近づいた1日、胆振東部地震の被災者は強い雨音を聞きながら、避難所などで不安な一夜を明かした。午前10時現在、
大きな被害は確認されていないが、避難と帰宅を繰り返した人もおり、疲労の色を濃くしている。鉄道や航空便を中心に交通機関が乱れ、根室市内ではサンマ漁船が出漁を見合わせるなど影響が広がっている。 
台風を受け、新たに約40人が避難した胆振管内厚真町の厚真スポーツセンターでは1日午前7時ごろ、台風で炊き出しが中止されたため、避難者に非常食のアルファ米や缶詰が配られた。
家族4人で過ごした会社員加勢良樹さん(37)は「自宅の裏山が崩れそうだったので避難した。夜は雨の音が強くて眠れなかったほどで、家の様子が気になる」と心配そうに話した。
https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/233554?rct=