http://www.sankei.com/affairs/news/171004/afr1710040023-n1.html

 北海道中央バス(北海道小樽市)は4日、高速バスの男性運転手(54)が乗務前のアルコール検査を同僚に身代わりで受けさせる不正行為があったと発表した。
運転手は1回目の検査で微量のアルコールが検知されたため、再検査を同僚に受けさせて乗務したという。

 同社によると、運転手は6月30日、釧路市と札幌市を結ぶ高速バスに乗務することになっていた。
前夜に飲酒し、運行前の検査では呼気1リットル中0・061ミリグラムのアルコールを検知。
約15分後に同僚が受けた再検査ではアルコールが検知されず、そのまま運転していた。

 道交法違反(酒気帯び運転)となる呼気1リットル中0・15ミリグラムには及ばず、事故もなかったが、同社は社内規定に反したとして運転手の処分を検討している。


産經新聞 2017.10.4 14:04更新