持ち主が現れなかったため施設側が全額を市に寄付しました。
ことし5月、奈良県御所市の廃棄物処理施設「奈良総合リサイクルセンター」で
現金1000万円が見つかったとして施設側が警察に届け出ました。
しかし、施設側によりますと、さらに現金1000万円が同じゴミの中から見つかっていて、
当時のパート従業員5人が分けて持ち帰っていたことがわかったということです。
このため施設側が回収し、改めて落とし物として警察に届け出ましたが、
3か月たっても持ち主が現れなかったため所有権が移っていました。
そして14日、施設側の山本譲二社長が市役所を訪れ、
5人が使ってしまった15万円を補填(ほてん)したうえで、
現金2000万円を東川裕市長に手渡し、寄付しました。
山本社長は
「不祥事があったのは残念ですが市の発展や市民サービスの向上に使ってほしい」と話していました。
現金を分けたとされる5人については、盗みの疑いで警察が書類送検しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20170914/K10011138801_1709141506_1709141507_01_03.jpg
以下ソース:NHK 9月14日 13時31分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170914/k10011138801000.html