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2017/08/27(日) 15:03:05.70ID:CAP_USER夏野菜は生育不足で入荷量が減り、スイカは売れ残って価格が暴落した。
これに対し、この時季に人気薄の白菜やネギは需要が増えて思わぬ高値になり、
夏の青果の主役が交代した形だ。
収穫の秋を控え、生産現場は対策に乗り出した。
仙台市中央卸売市場(仙台市若林区)によると、
8月以降、夏野菜のピーマンやキュウリ、ナスが高値で取引されている。
岩手が主要産地のピーマンは日照不足が響き、入荷量が前年の半分程度の状況が続く。
価格は1キロ当たり平均520円で、前年の約2倍。
JA岩手中央会の担当者は「天候の回復を祈るしかない」と嘆く。
スイカは、秋田や山形などヤマセの影響を受けにくい日本海側に産地が多い。
入荷量は十分だったが、低温で売れ行きが低迷した。
仙台朝市(仙台市青葉区)の今庄青果は売れ残りを防ぐため、
値段を例年の4分の1程度の500円前後で販売する。
仕入れ担当の高橋正洋さん(51)は
「(気温が高く入荷量が少なかった)7月上旬は3500円でも売れた。
今は冬の鍋物に欠かせない白菜やネギが売れている」と言う。
白菜は、主要産地の長野が天候不良で収穫量が少ない上、
低温による需要増で価格は前年の3倍近くに跳ね上がった。
同様に高値だったネギは8月下旬に落ち着いてきた。
一方、東北にヤマセを送り出すオホーツク海高気圧に覆われた北海道は、少雨で野菜が豊作だった。
青果卸の宮果(若林区)は東北の夏野菜の不足を北海道産で補っており、
通常は秋に仕入れる「北海道産キュウリ」が既に出回っている。
ジャガイモやタマネギは前年より3割安く、宮果の担当者は
「全ての野菜が品薄、高値ではないので他で代用してほしい」と話す。
キュウリやモモなど夏の青果栽培が盛んな福島では、中通りや浜通りの農協が対策本部を設置した。
JA福島中央会は「秋に収穫されるナシなどにも長雨による病気が懸念される」と早めの対策を呼び掛けている。
写真:例年の約4分の1の価格で売られ、山積みになったスイカ
http://storage.kahoku.co.jp/images/2017/08/27/20170827kho000000012000c/001_size4.jpg
以下ソース:河北新報 2017年08月27日日曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201708/20170827_73018.html