0001砂漠のマスカレード ★
2017/08/11(金) 18:45:29.57ID:CAP_USER「鉄道産業文化遺産の保存と活用」という理念から始まったSLは、日光の観光振興や活力創出との願いも乗せて走り出した。【花野井誠】
東武鉄道のSLは1966(昭和41)年6月に佐野線で貨物運行を終了して以来、51年ぶり。
運行復活にあたり、鉄道産業文化遺産の保存と活用▽日光・鬼怒川エリアの活性化▽東北復興支援−−を目的に準備を進めた。
営業1番列車が出発する鬼怒川温泉駅には観光客らが詰めかけ、熱気に包まれた。
駅前の転車台にSLが到着し方向転換を始めると人垣ができ、汽笛の大音響に驚いた観光客の間で、どよめきが起こった。
ホームでは記念式典が行われ、この日に10歳の誕生日を迎えた日光市立今市第三小4年の藤原大樹(たいき)さん(10)が招かれ、安生和宏駅長らとテープカットした。
満席の一番列車は観光客らに見送られ下今市駅へ出発した。
営業運転に先立ち、下今市駅では出発式典が行われ、根津嘉澄社長や石井啓一国土交通相、吉野正芳復興相、福田富一知事らが出席した。
根津社長は「SLが地域活性化の一翼を担う恒久的観光資源として育ってほしい」とあいさつした。
◇「機関助士と息を合わせ、快適な運行を」機関士の仲沼さん
SL大樹の営業運行に先立ち、来賓を乗せた祝賀列車の機関士を任された仲沼和希さん(50)は乗車を前に「緊張しています」と語り、武骨な車体を見上げ気を引き締めた。
1988年から30年近く東武野田線で電車の運転士を務めてきた。
同社が掲げた「鉄道産業文化遺産の保存と活用」の理念に共感し、「自分も鉄道マンとして、その一員になりたい」とSLの機関士を志願した。
2016年から1年間、秩父鉄道で訓練を重ね、電車とは勝手が違う操縦に苦労した。SL研修前には貨物輸送の電気機関車を操縦し、SLと仕組みが似ているブレーキ操作の感覚を養った。
仲沼さんは「覚えたことは操縦技術だけではない」と研修を振り返る。
電車は1人でも動かせるが、「鉄の生き物」とも例えられるSLを動かすには2人の機関助士とのコンビネーションが不可欠。
秩父鉄道では「3人1組で『息を合わせる』チームワーク」の大切さも認識できたという。
乗務員が乗客に手を振り笑顔を見せる「おもてなし」対応も目の当たりにした。
SLが走る鬼怒川線は曲線と急勾配が続く「SL泣かせ」の半面、機関士と助士の腕の見せどころでもある。「乗務員の息を合わせ、快適な運行に努めます」と力を込めた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170810-00000078-mai-soci
8/10(木) 18:43配信
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「開業祝賀列車」 東武鉄道 SL大樹C11207 鬼怒川線 2017.8.10