姶良市で中・高校生が議員の若者議会
（鹿児島県）
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姶良市の中・高生が議員になりきって、議会の仕組みを学んだ。議場では、模擬の本会議が開かれ、子どもたちが市の幹部に対し大人顔負けの鋭い質問をぶつけた。
姶良市議会で開かれた若者議会。次世代を担う子どもたちに議会制民主主義や街づくりについての関心を深めてもらおうと、初めて企画された。
中学生と高校生２０人が参加し、観光の振興や安心安全な街づくりなど大人顔負けの鋭い質問で市の幹部に迫った。議員になった中学生は「多くの学校が災害時の避難場所になっている。
しかし、洋式トイレが少なく、災害が起きた時に高齢者や幼児のトイレが不便になる。そのため、学校のトイレを洋式することを図れないかお尋ねする」と質問。
教育長が「全てのトイレを様式化する計画はないが、災害時の避難所としての学校のトイレがどうなればいいか多方面から検討して進めていきたい」と答えた。
このほか、通学路の安全を確保するため「側溝の蓋がない所に蓋を付けてはどうか」など中学生が日ごろから感じている疑問や質問をぶつけていた。
子どもたちは、今回の体験を通して議会の役割を理解していた。
[ 8/9 20:02 KYT鹿児島読売テレビ]
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