0001キリストの復活は近い ★
2017/07/08(土) 01:09:12.96ID:CAP_USERフリマアプリを利用した消費者間での商取引が活性化している。ブームを牽引する「メルカリ」は2017年7月でサービス開始から4周年を迎え、ダウンロード数は7500万(日本で5000万、アメリカで2500万)を突破。月間の流通総額は100億円を超えた。
国もオンラインにおけるCtoC市場の盛り上がりを新しい経済活動として捉えている。経済産業省が毎年実施している「電子商取引に関する市場調査」には、平成28年(2016年)度分からCtoCの市場規模が初めて追加された。調査を担当した商務情報政策局 情報経済課 課長補佐の岡北有平氏は「スマートフォンの普及と節約志向の高まりがフリマアプリの拡大に拍車をかけたのではないか」と分析する。
●スマホの普及と節約志向が追い風に
そもそもオンライン上で消費者が商品の取引きをする行為自体は目新しいものではない。「Yahoo!オークション(ヤフオク)」をはじめ、オークションサイトで物の売買は活発に行われていた。それが2、3年前から若い世代を中心に「メルカリ」が受け入れられたことで、一気に利用者の裾野が広がった。
岡北氏は「従来のオークションサイトはインターネット上で物を売買することに慣れた玄人向けという側面があったが、フリマアプリはスマートフォンがあれば誰でも簡単に参加することができる」と指摘。スマホの普及がフリマアプリの成長に拍車をかけたと分析する。また、所得の伸び悩みが続くなかで高まった節約志向も追い風になったという。
安心して商取引するための土壌がすでに整えられていたこともプラスに働いた。ネットオークションの黎明期には、決済は完了したが物が届かないという問題を解決するために、売り手と買い手の間に第三者が介入することで取引の安心を担保するエスクロー決済の仕組みが培われた。フリマアプリが若い世代を中心に支持を得ているのも、このエスクロー決済の成熟あってこそだ。