UFOは宇宙で一つしかない [無断転載禁止]©2ch.net
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希「ウチができるのは、誰かを支えてあげることだけ」
穂乃果「そういえば…副会長さんは何か部活やってないんですか?」
希「えっ。ウチ?」
海未「何言ってるんですか穂乃果。副会長は生徒会があるじゃないですか」
穂乃果「それはわかってるけど…海未ちゃんだって弓道部とアイドル研究部、掛け持ちしてるでしょ」
希「部活…やってるよ」ニヤリ
にこ「あっ…あんたたち、何訊いてんのよ!?」
ことり「にこ先輩?」
花陽「ど、どうしたんですか?」
にこ「希に部活の話なんて振ったら…」
希「君たち。科学で解明できないものは、存在しないと思うかね?」
にこ「…ああ、始まった…」
凛「な、何が始まるのかにゃ?」
穂乃果「よくわかんないけど、あるんじゃないかな?…なかったら、みんな神田明神さんにお参りしないでしょ?」
海未「確かに、はっきり証明はできなくても信じているものはありますね」
真姫「そうね。何でも解明できてたら、科学も進歩しないわよ」 希「フフフ…君たちにはその“資格”があるようやね」
ことり「な、何の話ですか…?」
希「ちょうど、明日はUFO記念日やんな」
凛「UFO…ああ、焼きそば?」
希「そのUFOやなくて、空を飛ぶUFOのほう」
花陽「もしかして、副会長さんの部活って…」
希「そう…人呼んで超常現象研究会や!」
にこ「超常現象はともかく、UFOなんて実在しないわよ。バカバカしい…」
希「ふーん。にこっちは証明できるん?」
にこ「そんなの、実在する証明ができなければ充分でしょ」
希「それはどうかな。実在しない証明もできないんやったら、条件は互角やん?」
にこ「どっちにしても、何のトリックもなく私たちが本物のUFOに遭遇することがなければ、私たちには関係ないわ。時間の無駄よ」
凛「…にこ先輩、やけに突っかかるにゃ」ヒソヒソ
花陽「あはは…前からそういう話を何度も聞かされてたんじゃないかなぁ」ヒソヒソ 穂乃果「副会長さんは本物のUFOを見たことあるんですか?」
にこ「こ、こらっ。余計なこと訊くなっての…」
希「ウチ?…ふふふ…聞きたい? ウチのとっておきの話」
海未「待ってください。部活の取材の話はどうなったんですか?…まだ私たちの活動をまともに紹介していないんですよ」
凛「そうにゃそうにゃ!」
穂乃果「あ…忘れてた」
ことり「そういえばそうだったね」
真姫「…この人たちダメかも」
花陽「えーと…超常現象研究会も部活紹介のビデオを撮るんですか?」
希「うん。ウチはそのつもりやけど」
真姫「でもそんなの、あの生徒会長が見たら…」
凛「UFOの研究?認められないわぁ」
穂乃果「…ってなりません?」
希「あー、大丈夫。エリち、そういうのは見たがらないから実質ノーチェックや」
にこ「あいつも案外いいかげんね…」 【生徒会室】
絵里「…っ」クシュン
モブ二年A「あれっ、会長…風邪ですか?」
絵里「いえ…そんなことないわよ。それより希はどこ行ったのかしら?」
モブ二年B「さあ…?」
【屋上】
希「というわけで!本物のUFOを見たい人は、ウチと一緒に超常現象研究会の活動に参加してみない!?」
にこ「何を言い出すかと思えば…そんなもの、呼んだら出てくるわけじゃないんだから参加したって見られる確率は上がらないわよ」
凛「呼んだら出てくるんだったら、凛はUFOよりラーメンがいいにゃ♪」
花陽「わ、私はごはん…」
真姫「出前でも取るつもり?」
穂乃果「和菓子だったらいつでも出てくるよっ。うちに皆を呼ぶのは私のほうだけどね」
海未「誰がうまいことをry」
ことり「みんな…練習しようよ〜」 2017-03-04 土 12:00-18:00 UFO科学展 in横浜 かながわ県民センター 展示場 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています