あさきゆめみし第八十四帖 避難所©2ch.net
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いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
『あさきゆめみし』には沢山の登場人物がいてそれぞれ贔屓キャラは違って当然
特定キャラを過度に叩き他人を不快にさせるような書き込みは攻撃されて当然
それ以外はレスした人への攻撃は固く禁止
マタ〜リ楽しく共存し合う事が出来なければ《荒らし》
次スレは>>980なる方が立てる定めなりにけり桜人 紫の君(紫の上)、藤壺の女御(藤壺の宮/藤壺の中宮/女院)、桐壺の更衣、六条の御息所
葵の上、女三の宮、朧月夜(院の典侍)、明石の君(明石の方/明石の御方)、花散里
弘徽殿の女御(皇太后)、斎宮の姫君(梅壺の女御/秋好中宮)槿の姫君(槿の斎院)
ちい姫(明石の姫君/明石の女御/明石の中宮)、玉鬘、夕顔、雲居の雁、末摘花
空蝉、対の君(軒端の荻)、女二の宮(落葉の宮)源の典侍、三条の大宮、明石の尼君
王命婦、(新)弘徽殿の女御、近江の君、藤典侍、右近の君、真木柱、小侍従、(一条)御息所 光源氏(源氏の君/光る君/源氏の中将/源氏の宰相/源氏の大将/源氏の大臣/六条の院)
桐壺帝(桐壺院)、朱雀帝(朱雀院)、冷泉帝(冷泉院)、頭の中将(中納言/内大臣)
夕霧(右大将/右大臣)、惟光、左大臣(太政大臣)、右大臣、兵部卿の宮(式部卿の宮)
柏木、髭黒、桃園式部卿宮、明石の入道、良清、伊予の介、紀伊の守、大夫の監
蛍兵部卿の宮、紅梅、薫、三の宮(匂の宮) 大君、中の君、浮舟、弁の君(弁の尼)、六の君、女二宮、明石の中宮、落葉の宮
常陸の守の北の方、右近の君、侍従の君、小野の妹尼、小宰相の君 薫(薫の君/薫の中将/薫の中納言/薫の右大将/薫の大将の君)
匂の宮(匂兵部卿の宮)、夕霧(右大臣/左大臣)、紅梅の大納言、冷泉院
八の宮、頭の中将、今上帝、小君、常陸の守、左近の少将、横川の僧都 講談社コミックス(1980〜1993) 【全13巻】 《講談社コミックス第1巻から第10巻まで収録》
第1巻 星の章
第2巻 花の章
第3巻 炎の章
第4巻 月の章
第5巻 風の章
第6巻 水の章
第7巻 霧の章 完全版(2008) 【全10巻】
電子書籍版もあり配信中 大和源氏 あさきゆめみし絵巻 上巻・下巻 (1994) 大和源氏 あさきゆめみし絵巻 新装版 上巻・下巻(2016) 完全保存版 あさきゆめみしの世界 ―大和和紀画業50周年記念―(2016) 「わたしはねなにをしても許される身なんです」
源氏が朱雀の代わりに帝になれば国が乱れる予言は当たっていたね 六条院を存続させるには相応の財力なければ無理だけど
夕霧は源氏から相続した財産だけで維持出来たのかな? >>25
あれだけ色好みなのに子供は3人だけと、
繁殖力の弱さも天皇として向かないな。
徳川家斉みたいに沢山生めばいいってわけじゃないけど。 手出しNGの藤壺やすぐ亡くなった葵ともっと関係をもてる時間があればポンポン出来てたかも
夕霧はよく産む女性2人を引き当てた。もう1人はできなかったけどね 朧月夜以上に六条と逢瀬を重ねたのにこちらも子を宿さなかっね
源氏の子息は全員性格が母親似だし産まれていたら大変だったかも 子供は三人と予言されてるような状態なのにあちこちで種振り撒いておいて、紫の上に子供が産まれたなら…とか言ってるなよ無責任な
とか思っていたな、あさきゆめみし初めて読んだ頃 世間の人は源氏は種無しで子供は間男の子って思われてるのかな
同居してる最愛の紫には子供なしで通い少ない葵や明石や女三宮には子ができるなんて
冷泉は源氏の子とカウントされてないしね
占いで3人と知ってなかったら源氏も疑ってたかも 下世話な質問で申し訳ないんだけど当時って避妊の方法ってあったのかな? 女三の宮と柏木の密会を知った源氏はどうして自分を嘲笑っていると
ありもしない発想に至ったのだろう >>34
「最近体力落ちてきたなー」とか、
鏡見て「俺ももう若くねーな」とか、
秘かに気に病んでた時期たったのかもね。 弘徽殿さま若かりし頃お綺麗だったのに源氏元服後ふくらかになり面影が消えちゃったね 何人も子供を出産してるのに、産後太りの影の形もないあさきの雲居の雁。
長谷川法世の雲居の雁は太っちゃったのにw あさき以前のラブパックの弘徽殿も太り気味だったよ
あさきが成功した一番の要因は絵だけどラブパック時代に描いていたら
途中で打ち切られ支持されなかったと思う 昔のスレで、作者は玉鬘がお気に入りで
「女子はみんな玉鬘みたいになればいい」と言ってたって話あったよね
どういう意味でそう思ったのかな?
性格と顔が悪くても、金と権力がある男と結婚しろって事かw 賢く冷静で堅実
運命を受け入れ幸福になる術を知っているからでは
つまんないねえ 真心のないイケメンを愛して辛い思いをするより
真心あるブサメンに愛されるほうが幸せだから?
髭黒は古嫁を返しちゃったから玉鬘が一家の主人だし
早死にさえしなけりゃいい夫だったね 髭黒の妻になった時に自らに非がないことを世間にも認めさせた〜みたいなことを源氏が言ってたけど、玉鬘どうしたんですかね? てびきした女房を首にして、自分の意志ではないことを示した、らしいんだけどいまいちよくわからない それ私もよく分からないな
正式な結婚の前に情を通わせたのがいけないのか、それとも正妻がいる男と情を通わせたのがいけないのか
両方かな? じゃあ三宮は柏木を吊るし上げてたら
「自分にやましい点はないと証明した」ことになるの? そもそも柏木とのことは世間には知られていないんだから吊し上げる必要ないんじゃないの >>46
そこだよね
小侍従をクビにしようが柏木を糾弾しようが、三宮は非難を免れないと思う
でも小侍従をクビにすれば、再度の過ちを避けることはできたかもしれない あの様な軽薄な女房を外に出せば逆恨みされ、べらべら喋る危険があるから
解雇せず飼い殺し状態にするのが得策だったのかな それならそれで花散里とかもっとしっかりしたところに回すわけにはいかないのかな
女三宮の女房ってことは元は宮中の女房だから朱雀に言わないと動かせないとかある? 女三宮は柏木のことは迷惑がってたけど小侍従のことは全然怒ってないね
源氏にばれた後も柏木からの文を届けてたし
柏木には同情的だけど宮様の立場とか源氏の怒りとかどう思ってたんだろ 小侍従を首にするとなれば、源氏か朱雀院から理由を聞かれるかもだし
女三宮としてはどうにもできないと思うんだけど。
藤壺だって2回源氏に踏み込まれてるのに、
それを棚上げてる源氏はずるい。 >>42
自分はひげ黒に誠実さを感じないです
玉鬘の若い身体に執着してるだけに思える
正妻になれたのも、元妻が実家に帰ったからそうなっただけで 藤壺は一時的に王命婦を周りが不審がらない程度に冷たくしたけど
出家後は冷泉に付けたりしてむしろ源氏との連携を保った様子 >>46
女三宮が柏木を吊し上げするとこ想像してワロタ >>56
女三宮にそれだけのバイタリティがあったらストーリーも全く別物になってただろうねw
藤壺は強かだし逞しいよね
東宮(冷泉)を護ると決めてからは出生の秘密も欺き通したし源氏すら利用した 細心の注意払ってるはずの藤壺が物語合わせで不倫の業平の肩持ったり
あさきでは藤壺は許されないながらも源氏を愛していて
冷泉の父である源氏を頼りにしてた 田辺聖子の面白解釈源氏物語みたいな小説の女三宮は小悪魔現代っ子でよかった 藤壺の強かの一面を見ても、藤壺への愛情を失わない源氏。
そんな一面も痺れる憧れるぅ…とか? もはや藤壺ならなんでもいいって心境?
紫からしたらたまったもんじゃないね 自分が描く理想の藤壺像を目指して(というか洗脳)育てた紫が
実際の藤壺の性格とは全く違っているのに、
源氏はその辺どう思ってるのか、気づいてないのか 紫の初体験は当時の基準だと遅いほうだけど少納言や犬君が教えるべきことを
源氏があえて言わないよう口止めしたのだろうか
紫も知っていたら「ひどいお兄さま」と泣きじゃくり、すねなかったよね >>61
手の届かない女って多少傲慢だったりする方が眩しく見えたりするし
源氏にとっても自分との子を藤壺が死守しようとしてくれてるのは気分が良いんじゃない? 紫のあれは年上のモテモテのイケメンで財力も権力も持ってる最強の男に強引に求められるヒロインのシンデレラストーリーだよね
髭黒だったらただの犯罪者 源氏があなたは藤壺の縁って話しているのに
自分が引き取られた経緯も含めて聡明な紫上が
誰かの身代わりってなんとなくしか気づいてないってありえるのか 国母女院と称された人を相手にそんな風に考えるのも畏れ多いとあえて意識しなかったとか? 柏木を除き夫たちは北の方に強気な態度を取ったりしないね
調子に乗りやり過ぎると生活費負担するのを止めるどころか
実家に帰り離婚されるのを恐れていたのかな 柏木の女二宮に対する態度もひどいけど
源氏の葵に対する態度もひどかったじゃない
ちっとも寄り付かないで若紫囲って一緒に住んでたり
まぁ源氏は子供を作ったから一応婿の仕事はした それぞれしっかりした実家がある北の方達だし、
政略結婚なんだから、あまり粗略には扱えないよね
髭黒は兵部卿宮の事相当なめてたんだろうな 兵部卿宮は地位はあって娘を入内させたりしても政治的にイマイチだから
あの時点では敵に回してもたいして影響なかったって感じなのかな? 愛した妻の変容に介護疲れで深く考えられなかったのかね
長く尽くしてきたのに兵部卿には全く伝わってなかったのかと嘆いていたし
実家に帰った奥さんは心穏やかに過ごせたんだろうか 髭黒は姉妹が将来の国母甥っ子が天皇確実だから
兵部卿宮を敵に回しても栄光なかった
新しい嫁は頭中将の娘で後見が源氏だし 髭黒が生きていたとしても今上の中宮の兄夕霧が実権握ってるから
どうだったのかな。真木柱は今上のところに入内って無理だった?
式部卿宮は柏木に嫁がせたかったみたいだからなんとか権力にしがみ
つきたかったんだろうなあ >>75
病状は良くならず、 娘の真木柱まで介護疲れになったらしい。
源氏物語では病気や心の悲しみで出家する人が多いけど、
髭黒の奥さんも、神仏に救いを求めることで心の平安を保つという生き方もあるのでは。
髭黒が若い妻と幸せになるのは悔しいだろうが。
平安時代には後妻打ちの習慣ははないんだね。 髭黒、原作だと玉鬘と会う前から、少し年上の正妻を「老女」呼ばわりして
新しく若い妻を娶りたがってた最低男なんだよねw
さすがに少女マンガにはキツ過ぎると思って
あさきにはマイルドなキャラにしたのかね >>77
今上と年近いよね?
自分の娘を何で入内させなかったんだろね
本来ならさっさと入内させて、自分の権力固めするよね
入内後母親がまぁ世話するのが、あんな状態で諦めたとかかな 桐壺帝が更衣を天女、源氏が花散里を橘の精と聞く側が
恥ずかしくなる口説き文句を言ったけど、朧月夜に問答
した朱雀は否定の返答がしにくい雰囲気を無意識に話すね >>80
髭黒が若い玉鬘との再婚を選んだからでしょ
真木柱は離婚した先妻が実家へ連れて帰ってしまった
それでも髭黒は何とかして娘の真木柱を取り返そうとした
大事な后がねだったからね
でも失敗した
真木柱の入内が実現していれば明石中宮の好敵手だったとは思うけど 兵部卿宮は源氏の秋好中宮に負けた王女御の失敗がよっぽど手痛かったのか
今上の後宮に真木柱入れなかったね
柏木嫁を狙うも叶わず結局蛍兵部卿のところに行って不幸になって
柏木弟に幸せにしてもらえた 秋好の性格が六条と正反対なのは斎宮の任期を務め成長した証しなのかな?
前斎宮の朝顔の場合元来の性質に見えるけど 朝顔こそ母親の反面教師でああなったんじゃないの
母親がお面つけて踊ってるの見ちゃったから >>84
高貴な皇族女性は一生独身であることが多い時代だったから(釣り合う身分の男性がいない)
内親王も斎王を勤めるような有力女王も基本色恋沙汰には積極的ではない気がする
六条やら弘徽殿やら葵やらは大臣家の生まれで幼少期から后がねとして育てられ
美貌と教養を武器に多くの後宮に並び立つ妃たちとの出世競争を勝ち抜き
帝の寵愛を勝ち取って后に立つことを教えられてくるから気性が違う気がする 源氏の「私は何をしても許される」という台詞も凄いけど、
須磨での「海龍王に魅入られたか?」という台詞も凄いね。
まさに源氏だからこそ言える台詞。 幼い頃から文武両道だったとはいえ周囲が甘やかしちやほやした結果
こうなってしまったという見本みたい
何をしても許される発言も桐壺帝がいるからと理解していたのかな 父親に甘やかされ周りにちやほやされても更衣腹で実家なしだもんね
後見の左大臣家をないがしろにして好き勝手やってる場合じゃないような
左大臣と葵の機嫌取ってさっさと子供作っとけだよね
六条に関わって葵が殺されなかったら夕霧だけじゃなくもっと子供生まれてたかもな
娘が生まれたら后がねにできるし »51
小侍従は宮の乳兄弟だからね。
乳兄弟は主に一生お仕えする立場だし、
(宮が何も思い付かずそのままにしてた
だけだが)冷遇も解雇もしなくて正解
だった。
解雇なんて際立つ事をすれば疑問を持たれる。
後の出家と考え併せれば、あらぬ噂になりかねない。 一番許してもらいたいこと(藤壺との恋愛)が許されなかった
許されないことがあることを知っているからこそ何をしても許されるんですっ
て拗ねてこじらせた感情を他の女にぶつけてると思えば可哀想な坊や 葵は源氏にお姫さま抱っこされるまでの約6年間適度に会話する程度で済ませたけど
三条の大宮から孫の顔が見たいなどせかされなかったらずっとあの態度を崩さず
子供すら産まずに過ごすつもりだったのかな >>89
あさきの葵はそもそも源氏とのセックスを拒否してたからなあ
(下々の者のような真似はおやめください!)
原作でも源氏が行っても体調が悪いとかなんとか言って葵は出てこず
源氏は代わりに出てきた葵付きの女房を恋人にしてたり
源氏は左大臣の機嫌取りはしているよ
だから葵が出てこなくても定期的に左大臣家を訪問しているし
左大臣は葵が出てこないので自分が代わりに出てきて源氏の話相手をしたり
石帯をプレゼントしたり左大臣と源氏の仲が悪かったわけではないんだよね 葵と左大臣に対して源氏は気遣っていたが
どっちかといえば、左大臣の方が源氏の
顔色を伺ってたと思う。
葵に対して熱心じゃなくても大目に見てて。
結婚したら婿入りか、男の自邸に引き取るのが
普通なのに、10年間の結婚生活が通い婚という
のは、義父として腹立たしいものなのに。
源氏に問い質すこともなかった。
甘々発言で源氏を庇うけど、ほんとは色々
堪えてるんじゃなかろうか?
素振りも見せないが。
婿とはいえ、帝の子だからへりくだってるのかな? >>94
左大臣の場合は源氏本人との関係というより桐壺帝との信頼関係が大きいんじゃないかな
妻の大宮は桐壺帝と同母の皇女だしズブズブだよね
不仲でも妻としては葵が1強には変わらないし
というか平安貴族なんて若い頃はみんな遊びまくってない?w
正妻の元に落ち着くのは子育てで后がねや嫡男の教育し始めてからってイメージ 葵を朱雀の后にして将来の帝の祖父になったほうが絶対いいのに
よっぽど朱雀が愚鈍で光の出来が良かったか 葵はお姫様抱っこまで処女だったと思っている人がいるようだが、あまりの幼稚さに驚きとしか
回数は少ないにしても夫婦関係はあっただろうに
いつもは源氏は遠慮した振る舞いで葵自身は悦びを感じないままだったが
あの夜はヤケを起こした源氏が葵をセフレのように扱ったのでエクスタシーに達して妊娠したんじゃないのかな? 頭の中将にそそのかされ悪い?遊びを覚える前まで源氏も生真面目だったし
葵も将来確実に出世する源氏を励ます柔軟性があれば… 少しお話ししませんかって少年源氏が優しく言った時ですら
笑顔がまぶしすぎて葵はガチガチだったんだから無理
藤壺とそんなに年齢違わないのにねぇ
后になるべく育てられたのによっぽど自分に自信がないのか
本来一番堂々と愛を得られる立場なのに応えず源氏の女遊びには臍を曲げる地雷物件 少女漫画的な表現なんだろうね
桐壺の更衣も御所に上がったのに帝の顔も知らずに庭で出会った見知らぬ貴公子の夜這いを受け入れてた
結果的に帝だったから良かったけどさ。全く別の男で妊娠しちゃってたらヤバかった 処女妻がレイプ同然のセクロスとか勘弁
書いた人もきっと(笑) この漫画の男どもにはこの台詞が似つかわしい
>
,. ..::=::... 、 > 早まるな!
/....::::::::::::〃 \ >
/ ⌒):::::::::::| ! : ヽ > そんなときこそ
, .:.....:::::::::::::::| :. ::. i >
l ::::::::::::::::::::::| :: j::::: | > オナニーだ!
」 :::::; -‐ミ::::ノノ∠... L、 >
/ヘ ⌒<こ>:::. .:: <こ>, うハ / ∧∧∧∧∧∧∧∧∧
{::〈 .::::r‐' 7.:: :::. _):::. 〉.:}
ヽ::. 、::::::::::::〈_.:::; ヽ::::::: .::ノ
ゝ!::.ヽ::::::::/_J_ }::; /`ヽ- 、
/ ∧:::::.::::::::''ニニヽ } ∧ >‐- .
_/ ///ヽ :.::::::::(⌒_ノ イ ∧ 丶、
,. ´ ////O 丶、::::::: .イ O/∧_____ ´  ̄ `ヽ
-‐'"´  ̄ __ /////////ヽ  ̄ ////////三三三三≧x ___ 六条と若紫に嫉妬した葵は相手が朝顔だったらどう反応するのかな? 徹底的に夫をバカにしておいて嫉妬とかちょっとな
読者は神の視点なので素直になれない葵の本心を知っているから
葵を非難する気になれないけど
親の権威をバックにした高慢ちきで冷淡な女と思われても仕方ない >>96
朱雀の後宮に入ったら右大臣家の姫で姉弘徽殿の後盾が強く中宮のようにふるまい
藤壺とは別系統だけど特別な美人だと源氏に言わせている朧月夜やら
藤壺系正統派美人の先帝の娘・藤壺女御と競わなきゃいけないから葵の一人勝ちは無理
朱雀も男子に恵まれず髭黒姉妹が生んだのが唯一の皇子で葵が産めた保証もない
葵は源氏の妻だから冷たくしても相手をしなくても源氏のゆるぎない正妻として
源氏も世間も葵を重んじてくれているというのはあるんだしね 右大臣家は朱雀と六の君こと朧月夜、左大臣家も頭中将と朱雀の妃になる予定だった
葵だけとどちらも意外と手駒が少ないね 葵を息子朱雀の妃にと望んでたのは弘徽殿さんで
反故にされてカンカンじゃなかった? 源氏の舞いは男性も魅了したけど歌声も素晴らしかったのだろうか >>107
右大臣の娘達は大君が弘徽殿大后、四の君が頭の中将妻、六の君が朧月夜だけど
2、3、5番目は側室腹とかなのかな
右大臣の弘徽殿は親世代なのに比べて左大臣家の子供は2人共源氏と同世代だけど
大宮がなかなか子宝に恵まれなかったのかな >>110
三の君は蛍兵部卿宮の妻じゃなかった?
ちょっと姉さん女房すぎるとは思うけど >>107
右大臣は娘が6人もいたので手駒は多そうだし右大臣の息子も朱雀帝に娘を入内させていた
一方、左大臣は大宮以外にもあちこちの女性に大勢の子を産ませたが息子ばかりで
娘は大宮所生の葵ただ一人だけだったことが原文に出て来る
>>110
左大臣と右大臣はかなり年齢差がある
大宮は桐壺帝の同母姉妹なので桐壺帝とそれほど年齢が離れているとは思われず
桐壺帝よりやや年上と思われる弘徽殿女御とも同年代
桐壺帝や大宮と同年代の弘徽殿の父である右大臣はその親世代
左大臣の年齢は澪標で63歳とあり(当時源氏は29歳)葵が産まれた時に左大臣は30歳だったことが分かる
左大臣は若い時に帝の同母姉妹の内親王が降嫁したので出世が早かったのだろう あさきの弘徽殿さん貫禄ありすぎてつい父右大臣と兄妹だと思っちゃう
でも朧月夜と姉妹なんだよなw 父上が没し朱雀も政策を聞き入れず退位し後ろ盾を失った弘徽殿は
依存症だったのじゃないかという気がする まぁでも皇統は自分の地位を追い越した憎っくき藤壺が産んだ冷泉のほうに
行きっぱなしにならず戻ってきたし弘徽殿さんはそんなに落ち込まなくてもいいと思う 同じ国母でも藤壺は女院に遇されたのにやっぱり不遇ではあるよね 愛する人と幸せになれなかったっていう点では藤壺も弘徽殿も同じさ
臨終の藤壺なんか見てると可哀想 >>116
藤壺は出家したから薄雲女院になった
藤原道長の姉藤原詮子(一条天皇生母)が出家して
皇太后を返上し東三条院となったのにならった
紫式部が仕えていた藤原彰子(後一条・後朱雀生母)も出家したときに
太皇太后を返上して上東門院となったしこの時代はまだ俗世の女院は出ていない
弘徽殿は出家してないもんね 右大臣姉妹は晩年は不遇だな
真の幸不幸は本人しかわからないものだが
傍目から見るとそれぞれ禍があるな >>119
弘徽殿はなんだかんだと晩年は丸くなって源氏と冷泉帝のお見舞いを受け入れて和解
朱雀院にもなんだかんだとわがまま言いながらも実母として尊重され
自分の孫が東宮に立つのを見届けて死んでいるし
朧月夜も朱雀の出家後一時期源氏と復活愛したものの最後は性愛を断ち切って自ら見事に出家した
中年になった紫が最後まで若い正室と張り合って性欲に生きてるほうが
なんか生々しくて女の嫌な部分が出ている >>121
紫は性欲に生きてないよ
結婚生活に疲れて出家したかったけど朧月夜みたいに自分の財産を持ってないから出来なかった >>122
うーん、紫の場合、これから先一人で独占できると思っていた
源氏との夜を若い女三宮に奪われるのが怖くて出家希望だからね
もう性欲はいいわ、という意味での出家希望ではないんだよね
源氏から迫られればなんだかんだと応じて喜びを感じているし
だけど源氏が女三宮のところへも通っているのも分かっているから
いつまでこの幸せを享受できるのかという点で悶々と苦しんでいる 浮舟ですら出家してもやっていけてるから大丈夫じゃない?
病気だったとか外向けに言い訳はするかもしれないけどちゃんと源氏がお世話するでしょ
あさきの紫上は源氏に絶望したけど情があったから逆らってまで遂行できなかった
藤壺は危なっかしい源氏と源氏との子を守るために出家した
六条は病で出家。出家しても化けて出るんだったら出家の意味って… 紫の上が源氏の引き留め振り切って出家してたら二人ともどう変わっただろうね 紫は源氏を若い女に奪われても、とても慕ってくれる夕霧やちい姫や孫達がいる。 夕霧が慕ってることは知らないしちい姫や孫達とは血が繋がってないからね
それに女三宮の後見やってるのがちい姫の旦那と舅 浮船が出家できたのって入水失敗して拾ってくれた僧と妹の尼君がたまたま亡き娘に浮船を重ねて面倒みてくれてたからだよね?
普通は身寄りも財産もない姫なんて末摘花みたいに野垂れ死にかけるんじゃないの?
浮船も最初は死ぬつもりだったし かたや娘は紫上と心許せる関係になり、かたや息子は敬愛の対象にするとか
六条と葵はあの世でどう思ってるやら
あ、六条は紫上に取り憑いてたわ >>130
秋好は紫とは和歌の贈答したのとちい姫裳着の腰紐を結う役を務めた時に
一度だけ紫とも対面した程度で心許せる仲というほどではないでしょう
秋好は後見人の源氏とは養女縁組したけど紫の養女ではない
秋好は女三宮にも櫛を贈ったり女三宮腹の薫に部屋を与えて溺愛してるしね
>>131
六条は秋好のことは源氏に感謝してたよ
だけど源氏の正室になった女(葵と女三宮)のことは
どうしても許せなくて出てきちゃう
車争いの葵はともかく女三宮なんて六条と何の接点もないのにね 源氏の髪を結い末摘花の噂話をした命婦の活躍をもっと見たかった >>132
六条の嫉妬の対象をみると紫はやっぱり正妻にはなりきれてないんだなぁ あさきでは紫上が追い詰めらえていくのも六条さんの仕業じゃなかった?
なんだかとても疲れたって言ってるところ 源氏に取り憑きたかったけど仏の加護が強すぎて取り憑けないからしょうがなく紫の上に取り憑いたんじゃなかったか 弘徽殿を除き源氏が何かするやいなや称賛の声が上がるけど内心腹立たしいが
公の場で愚痴ったら左遷されたりするのを恐れただけだよね? 六条さんは仏の加護の強い源氏の代わりに紫に取り憑いたと言うけど
昔自分が源氏の正妻になりたかったから無意識に正妻女三宮や正妻同様の重要な妻の紫上を狙ったんじゃないかな
源氏の妻たちを徹底的に破壊して満足してその後祟るのはやめた 源氏の正妻は葵と女三ノ宮だけ?
女三ノ宮は出家した後も、位置的に正妻のままなのかな? 源氏の永遠の想い人である藤壺のことは気に障らないって
六条さんどんだけ正妻の地位にこだわってんだよ 藤壺は中宮っても対源氏では表に出せない愛人だしね
六条さんにとっては藤壺は気まぐれで手をつけた女房と大差ないのかも
女房の主人の紫上にバレたらやばいから表に出せない中将の君とかね 良く言われてるのは六条にとって藤壺は自分と同等あるいは自分より上と認めてる存在
何と言っても藤壺は弘徽殿とのガチンコ対決に勝ち国母女院までなった女だからね
だから源氏が藤壺を思っていても許せた
最初六条が生き霊になって取り憑いたのは夕顔だから
源氏が自分よりつまらない女を寵愛するのが許せなかった
葵に取り憑いたのも車争いで六条のプライドがずたぼろに傷つけられたから
源氏が自分より藤壺を愛しても六条のプライドは傷つかなかったのが大きな理由 六条さんのプライド怖いw
誰にも憚らずに源氏のそばにいられるたくさんの女性たちに嫉妬してますと言う藤壺が
可愛らしく思えてきたw 藤壺は妊娠中良心の呵責とかで心身共に弱って死にかけたけど弘徽殿が自分を笑ってるらしいと小耳に挟んで負けるもんかと復活した女
源氏物語で最強に気が強いのが藤壺
弘徽殿は弘徽殿で源氏を須磨流しにして桐壺院の死霊の噂が流れても断固として意志を曲げようとはしなかったくらい強い
多分六条さんは弘徽殿と対決しても勝てそうもない 秋好が冷泉に嫁いだし六条も源氏の最初の正妻になっていれば意のままに動いたかも >>142
六条が夕顔に取りついたのはあさきオリジナルだね
原作では夕顔やら明石やらには源氏が愛したところで取りついてないから
そもそも六条は源氏が藤壺を想っていたことは知らないのでは?
藤壺に対してどうこう恨み言を言ったことはないと思う
もし藤壺が源氏の正室だったらそれはそれで取りついてたと思うし
日本は一夫一妻多妾制で正室が世間的に一対の夫婦として公に出ることが認められていたから
紫だって源氏の一の人のままなら源氏が他の女に心を移しても平気だったものね 六条さんは源氏の正妻の座に深層心理で固執してたのな
若いときは東宮の妃だったけど、もし旦那が長生きして即位したとして中宮の座を他の女に奪われたらどうしたんだろう
源氏の愛人よりはマシだからおかしくならないのかな もしかしたら帝の后が現実はただ人の愛人だもんなー
大臣家の姫ってことなら六条も葵も同じだったのに
それでも堕ちずにいられないって源氏ってそんなに魅力的だったのかな 源氏と愛し合っていた頃は
本当に幸せだったんでしょうね。
前坊の妃にして遺児の母親という立場上
簡単になびく訳にいかない所、
帝の愛児(多目に見てもらえる)・
美貌、教養、将来性などピカ一・という
絶妙なスペックの17歳から愛された。
六条さんにはこれが人生最後のチャンスで
後がない。
この2つの理由から、段々愛ではなく
執着に行ってしまったのね。
それにしても六条と源氏、一体何度別れているのか?と思わすほど、ある時を境に
2人が登場する時は今生のお別れムード。 冷泉院と夕霧どちらも50過ぎたのに源氏より若い姿を保っているのはどんな秘策があったのだ 六条って亡き前坊に操を立てるっていう感覚がなくて
サロンにちょっかいかけてきた若い男と遊んでやったつもりがいつの間にか
自分からしがみついてる泥沼パターン 操を立てるという感覚はこの時代ないでしょ
実際に天皇が死んだり出家したりしたら女御更衣たちは再婚自由で
そうしてる人はたくさんいるし
この時代、后の再婚だけはなかった、だから藤壺は源氏と再婚できなかったけど
それは一度后に立つと終生朝廷からかなりの額の御封が貰えて未亡人になっても生活に困ることはなかったから
未亡人になったら出家して一生夫の菩提を弔うは封建時代に入ってからでしょう
婚家は一度嫁を娶ったら「〇〇家の嫁」として未亡人が生活に困らないように生活扶助されていた
それでも再婚する人はしてたしね 前坊の遺児である、一人姫。
やはり進路は入内しかないよね。
斎宮を経験したとあらば尚更、
そんじょそこらの男にやれない。
入内してからの出世競争に勝ちぬく為の
強い後ろ楯の男が欲しいよね。
都に返り咲いた源氏は見事に役目を
果たしたが、付き合ってた頃は
権力もなく、頼りない若者だったね。
ひたすら欠落を埋めたくて恋の道を行くだけの。
六条も、取り引きとしての関係(結婚)を
結べるでもなく、ただもう純粋に恋だけを
して、破れたあとは反生産的な精神生活
してたんだな。膠着状態。 >未亡人になったら出家して一生夫の菩提を弔うは封建時代に入ってからでしょう
子供がすぐ死ぬ時代なのに、再婚しないだなんて非生産だなあ。 >>152
女御クラスは流石に自由じゃない
道長の政権下で一条帝の女御が再婚多いのは一条後宮の女性を遠ざけたいから
その時代にやたら皇女が道長一家と縁組するのが多いのも帝に入内させないため >>155
一条天皇の女御たちが再婚したのは一条が死んだ後だし
道長が一条天皇から遠ざけるために天皇存命中に
仲介して再婚させてたわけじゃないぞw
道長は三条天皇が内親王と頼通の結婚を勧めたのに断ったくらいで
入内予定の皇女が道長一家に嫁いだ事実もない
(五男の教通が先妻の死後、内親王と再婚したのは道長の死後。
この内親王は当初、三条天皇が兄の頼道に降嫁させようとしていた人)
それに女御の再婚は道長時代以前から普通にあった 源氏が紫を誘拐しなかったら兵部卿宮は誰に嫁がせようとするのかな 存在そのものを忘れられてたからそのまま放置じゃない? 引き取ろうとしていたから存在忘れてないでしょ
正妻腹が冷泉女御&髭黒正妻だからそれより下の身分に嫁がせるか
王女御の女房になって(されて)自分で相手見つけるか
どっちかじゃないの 住吉に訪れた源氏と夕霧の姿を見た参拝者達は狂喜乱舞したのだろうか
雑務は惟光と良清がするし牛車に乗り移動するから京でも源氏を見られるのは
稀で一般民には源氏は雲の上の存在、5次元の人物と認識されている気がする 正妻の圧力があったみたいだから良い縁組は潰されるだろうね
兵部は美人の娘を利用って頭はなかったのかね
自身がかなりの美形だから美しさに無頓着だったのかな 受験勉強も兼ねて今日読み終えたけど顔の区別つきにくいな 兵部卿宮も源氏に文を送ろうとする所を北の方に見つかり咎められ
源氏が都に戻ってから冷たくされたのはまさに紙一重 »162
こまごました御世話がそもそも
出来なそう。兵部卿宮。
自分がちやほやされたい側だし。
嫁の顔色伺いながら若紫を
政治的利用(の為結婚)なんて
面倒で気の長い事が無理そうだし、
嫁が家庭内で遣い潰しそう。
真木柱パターンでしょうね。 藤壺が女院になったのに何故兄上はこのように政治手腕に欠けるのか >>162
美人なら農民の娘でも皇帝の後宮に上がれた中国などとは違って
日本は良い縁組をするにも身分第一でしょう
仮に葵に娘がいてもちい姫のほうが美人だからという理由で
それを押しのけて入内することもないでしょうし
紫だって源氏の妻たちの中で一番の美貌で本人もそれを自負してたけど
葵や女三宮といった出自の高い妻たちより上の立場にはなれなかったわけで >>166
むしろ、内親王なのにこんなに藤壺がやり手なのが不思議
その手腕をどこで身に着けたのか 兵部卿宮と紫の上はやはり父娘だな
やり手なら上手く源氏を操縦して寝殿住まいに
持ち込んだはず 雲居の雁、母方の身分相当高いのに当の本人がそれを活用せず
向上心も皆無に近かったのが勿体ない 藤壺は自分が桐壺更衣の身代わりだってわかっていたし、不義の子身ごもっちゃうし、そりゃ子育てに走るしかないわ
しかも東宮位の話が潰れたら出家しかないから必死にもなる 潰れなくても出家したやん
桐壺帝への贖罪で帝悲願の冷泉即位を叶えるのと
密かに愛する人との子を育て上げる悪い女の半々
不倫は純愛ってイメージつけたの良くないわw >>169
寝殿は本来、主人の住まいだよ
春の町も夏の町も寝殿は源氏の住まい
秋の町は秋好の中宮御所で秋好が主人
冬の町には寝殿がなかった
正室は北の対に住むことが多いから北の方なわけで寝殿に住むわけじゃない
紫は春の町の、花散里は夏の町の、それぞれ東の対に住んだ
しかし正室・女三宮が降嫁するにあたって
側室の紫よりも良い御殿を用意しなければならず
源氏の住まいである春の御殿の寝殿を源氏と共用で住むことにして
紫との差別を図った 雲居の雁といえば第六部其弐(漫画文庫/完全版は其の二十三)の表紙絵
元服前の夕霧が雲居の雁の頭部に花を添えたのが好きだけど少数派かな?
成長した雲居の雁が紅緒っぽく見えたのは内緒 雲居の雁って若紫が元気なまま育った子って感じだからやっぱりヒロイン顔 >>175
雲居って最初は寂しい子じゃなかった?
両親離婚で母親がおらず父方の子供の中では一人だけ母親が違う
一族の中で一人だけはぐれた「雲居の雁」…
異母姉の新弘徽殿や異母兄の柏木、紅梅たちは仲良くしてくれたけど
嫡腹の兄姉たちとはやっぱり違う
10年間で8人も子供を産んで夕霧一家にもさんざん貢献したので
肝っ玉母さんになっただけだったと思ったけど >元服前の夕霧
あれ最初冷泉かと思っていた。角髪も紐ではなく帯状だったし。
おまけに帰京した源氏が御所で夕霧と一緒に見た時の髪型が同じだった。 当時、女性が出家せずに死ぬって、どれくらい深刻な心配事だったのかな?
夕顔とかの突然死は別として、紫のような長患いケースだと
「このままだと、自分は死んでも成仏できないんだな」と
毎日思い悩みながら過ごすのだろうか。
だとしたら、そのストレスでますます病状が悪化しそうだ。 あの時代は死ぬ死ぬ言ってればほんとに死ねるって便利だなあと思いながら見てたw 朱雀も父親の癖に女三宮の教育を異母弟に任せるなんてと思ったけど、
でも、当時の人にとって出家は現代人には想像もできないぐらい大切なことなのかな、と思ったな。 そういえば冷泉って出家しなかったな
若い頃は引き止められるのも仕方ないけど
退位後は母宮のためにも出家すればよかったのに
父親孝行しなきゃって罪の子の自覚ないからか 冷泉って桐壺帝のことはどう思ってたんだろ…って顔も覚えてないか
薫は源氏の子じゃないことを悩んでたけど >>181
出家したら上皇と言えども自分の後宮を解散して清い生活を送らないといけないし
大変なことだよ
朱雀院も自分が出家するので女御更衣を皆実家へ帰し源氏はこれ幸いと実家へ帰った朧月夜と復活愛
朱雀院は鍾愛の女三宮の面倒をみれなくなって源氏に託した
院政期になると白河法皇や後白河法皇なんかは出家後も寵女たちを囲ってやりたい放題だけど
この時代の上皇は出家して法皇になると後宮は解散
花山天皇は19歳で出家して法皇になったので後宮解散で花山天皇の女御は再婚している >>182
桐壺帝は冷泉の父でこそなくても血の繋がった祖父だしねえ
新弘徽殿は祖父の養女になって冷泉に入内しているし
(実父(頭中将)はまだ権中納言であり、娘を女御にするには権大納言以上、立后なら大臣程度は必要なため
祖父である太政大臣(昔の左大臣)の娘ということにした)
家柄が全く違う薫とは事情が違うんじゃない? >>183
実家に帰された妃たちは、親兄弟の財産で暮らすの?
となると、親兄弟が没落して後見が誰もいないと路頭に迷うのか。
年取ってからそれはキツイなー。 あさき初期の絵柄が受け入れられず脱落した人は葵祭りの頃
大幅に変化した絵ならば読み続けたのだろうか そんなに大幅に変わったっけ?
どんどん上手くなって書き込みも細かくなったという印象
寝殿担当のアシさんがいたんだっけ >>188
以前IDなしの時に散々荒らされたからこの板に移転した
懐かし漫画板にワッチョイ入りのスレがあるけれども荒されているのが現状 語彙が少なく同じ文章を繰り返した○○○ドリームもいたね 少女漫画板のホスト名がtamaeからmedakaに変更になりました
大和和紀作品について語りましょう(9)
http://medaka.2ch.net/test/read.cgi/gcomic/1493254873/ >>190
現在の一夫一妻制になぞらえて
葵=源氏唯一の正室。源氏は葵一人だけを唯一の妻として大事にするべきで、他に女を作るのが悪い。
六条=葵の座を奪おうとする悪者。こっそり他人の旦那を奪っておいて日陰の女としての振る舞いがなっていない。
ご正室さまの車が来たら場所を譲るのは当然。それが不倫女というもの。
という構図にしてた人が頑張ってたんじゃなかった? あさきが連載を開始した79年にはBE LOVEが増刊されたけど、もしそちらに
掲載されていたら濡れ場を最小限に抑えないよう編集から要望されたのかな それじゃあ江川版や牧版と同じになっちゃう
最初から最後まで源氏物語を少女漫画にして描き切ったのがすごい
それでいて原作の素晴らしさを損なっていない名作 匂の宮を六条院に招いているのに二条院に戻り呆れた夕霧が
後日訪ねて来たのは意趣返しのつもりだったのだろうか >>197
車争いは葵がまったく正しい
他の場所取りしてた連中も
後から左大臣さまの姫君みたいな雲の上の御方が来たら
文句言わずにさっさと道を譲れ!と言っていた葵ヲタw この時代、尚侍が帝のお手つきになるかどうかは、
単に帝の気持ち次第って事でOK?
お手つきになる気マンマンで入ったのに
帝にスルーされたらけっこうつらいよね。
玉鬘が在宅で勤まってた位だから大して仕事なさそうだし。 薫は三条に邸があるけど大宮から受け継いだ夕霧の邸が近くにあるのかな
紅梅と真木柱の邸は何処にあるのだろう じゃあ愚帝は冷泉?
在位中に源氏が実父と真実を知らされなかったら優遇しなかった筈
というか政務をこなしていただけなのに公私混同も甚だしい 藤壺が源氏だけは大切にしろって言ってたから
命に代えても守ってくれるって
須磨に行ったのは源氏の自業自得だったと思ったけどw ふと思ったのだけど、玉鬘は髭黒に先立たれて苦労して嘆いてたけど
若い女好きのヒゲが長生きしてたら、年食ってきた玉鬘を捨てて
より若い妻を娶った可能性もあったんじゃなかろーか。
さすがに源氏の養女をそんな扱いはできないのかな。 髭黒が玉鬘に惹かれたのは、当時の結婚生活が不幸だったことがあると思う 3〜4歳年上なのを婆さん呼ばわりってね
先妻が精神病んだのはそんな髭黒が原因だと思う 桐壺帝がほかの子供達より源氏を可愛がるのは、
源氏が桐壺の更衣との愛の結晶だから以外にも、
母親がいない不憫さゆえに、と解釈すればいいのかな。 >>202
冷泉帝が源氏を実父だと知らなかったら
源氏を准太上天皇にはしなかっただろうけど
もともと桐壺帝が源氏を冷泉帝の後見人に指名したのだし
冷泉帝も源氏を自分とそっくり顔の異母兄だと信じていた頃から
源氏に懐いてたよね 惟光の孫娘六の君が匂宮に嫁いだのを知ったら草葉の陰で喜ぶどころか落胆するだろうね 源氏の君が父上で羨ましいなって夕霧に言っちゃうし
兄上なのに父上だったらいいのにって…年齢が離れすぎた兄弟だとそう思うのか?w >>210
源氏が?
藤典侍と庶子たちのことは知っていたし喜ぶんじゃね? >>210
夕霧が藤典侍に書いたラブレターが惟光に見つかった時点で
「俺は第二の明石入道になれる…!
(藤典侍が夕霧との間に綺麗な女の子を産んでくれれば孫娘が入内するかも!)」
と惟光が超絶浮かれて早速結婚承諾してたよね >>212
惟光本人
第二の明石入道には及ばなかったにせよ内親王の正妻になったのに
肝心の匂宮の素行が悪過ぎて先行きが不安で喜べない気がした
惟光も源氏の側近だったからある程度の言動は許容できても
想像以上に酷く夕霧を恨みたくなったりするかも 匂宮がダメなのは本人が馬鹿なせいであって夕霧のせいじゃないでしょ
そんな事で怨まれたらたまったもんじゃないわ >>215
匂宮が中の君を自宅に迎えて公に結婚した直後に
六の君と強引に結婚させたのは夕霧じゃなかった?
匂宮は源氏が政略結婚の葵や女三宮にしたようにお飾り正室ともせずに
それなりに六の君にも通っているのだから努力してるほうだと思うけど 六君は中君より美人で教養もあるから匂宮もそれなりに気に入ってはいるし 身分だけ考えれば匂宮以上の嫁ぎ先ないし、六の君が蔑ろにされる可能性は夕霧が失脚でもしない限りないし
後ろ楯がしっかりある六の君には悪くない嫁ぎ先じゃないかな? >>216
あなたが書いているように超絶浮かれて結婚承諾したのは惟光でしょう
だったら夕霧のせいにするのはおかしいと言ってるの >>219
惟光が喜んだのは夕霧と藤典侍の結婚よね?
当時はまだ夕霧は独り身(雲居との結婚前)だったから
藤典侍が先に后がねの女の子を産む可能性もあったわけで
孫娘が東宮妃に立つ夢を見て大喜びした
夕霧が六の君を中の君と新婚の匂宮に差し出す時に惟光って生きてないでしょ あさきには描かれなかったけど藤典侍を五節の舞に推奨したのは源氏で
惟光は当初乗り気じゃなく典侍にさせようとしていたし渋々だった筈 原作で、源氏が夕顔に通う時に顔を隠してるけど
身分高い人が忍び歩く際は、それが普通だったの? コレミツさんは六の君が匂宮の正妻になれただけで満足でしょ
つか宇治の時代にこの人の名前出てこないけど存命?
生きてたとしても源氏と一緒に出家して僧籍かな >>214
内親王の正妻?
この人うかつな上解釈が変だから放置の方がいいな >>221
それが無ければ夕霧の妻になってないし
その後の繁栄にも繋がらなかったんだな
源氏すげー >>221
五節の舞姫を勤めた者はそのまま宮中で女官として働くように
と命じたのは冷泉帝(冷泉帝の手がつくこともあり得た)
惟光は美少女の藤典侍を男兄弟すら容易に近寄らせず深層に育てていたので
多くの人目に触れる宮仕えに出すのは嫌だったが
「朝臣が大事にしている娘を舞姫に出すのはけして恥ずかしいことではない」
と源氏が勧めるので宮仕えに出るのも運命だろうと思って
五節の舞姫に差し上げることにした >>226
夕霧の子育てを源氏の間近で見ていたからなのか惟光意外なほど堅実だし
まさか秘蔵の娘が夕霧の目に止まるとは予想すら出来なかったろうね >>227
大喜びしているあさきとは違って原文の惟光は軽く困惑している
夕霧が本当に藤典侍を想って第一夫人に近い待遇で結婚を申し出てくれるなら
宮仕えはお断りして夕霧の夫人に差し上げたいが
夕霧が雲居を想っていることは惟光も承知の上で
藤典侍に対してそこまでの覚悟があるわけではあるまい
このまま宮仕えに出して隠し妻として寵愛を受けていれば
私は明石入道にでもなれるだろうか
となんかあきらめの境地
夕霧と藤典侍は正式な結婚はしていないんだね
あくまでも夕霧は個人的に藤典侍をこっそり通いどころにしただけで
惟光のほうも原文では明確な結婚の承諾は与えていないし 真面目な夕霧ですら女性を1人に絞れないんだから
紫上が苦しんだナンバーワンどころかオンリーワンなんてもってのほか 宇治十帖では夕霧は雲居の雁と二の宮に一夜おきに通ってるとあったけど
藤の典侍は…?とちょっと思ってしまった
子供も手元で育てられなくてちょっとかわいそう >>230
ずっと既に儚くなってるのかと思ってた…確かに存命なら可哀相 一夜置きにきっちり通うってすごいな疲れそう
たまには休み入れて藤典侍にも通ってたんじゃないのかな?
六の君意外にも子供いっぱいいたよね
夕霧も雲居も藤典侍も子沢山なのに孫は一人も生まれてないんだね この時代の身分高い女性って、せっかく美人に生まれても
親兄弟以外の男性に顔見られる機会はすごく少ないよね。
ある意味、宝の持ちぐされな感じ。
紫は源氏と夕霧(子供時代には惟光も)だけ、藤壺は桐壺帝と源氏。
葵や明石は源氏のみだよね。 >>233
夫だって、ちゃんと顔見るかどうかはわからない
結局は教養だね >>233
明石は宮中で働いてるのでけっこう見られてると思う >>233
「夫になる男にだけ顔を見せる」ことで女性の希少価値が上がったらしいよ
宮中の女房たちは男に顔も見られれば男と直接会話もするで
自由恋愛で色んな男性のお手付きになって渡り歩くことも多かった
(源典侍みたいに百戦錬磨の男性経験豊富な女官は珍しくない)
深層の姫は夫以外の男と話すこともなければ顔も知らない
貞操を守ると言う意味では男にとっても都合が良かった 惟光は愛娘の藤典侍を兄弟すらにも顔をあんまり合わせさせていない。 同母姉に興味を持つどこぞのアホ宮みたいのもいるからね…
明石は中宮の母&源氏の妻だから、いくら美しくても
宮中で言い寄ってくる男はいないんだろうなー。 薫は今上から直々に女二宮を授かったのに有難いどころか煩わしい表情をしてるね
女二宮も外泊ばかりする薫を疑問視すらせず何を考えているのだろう >>241
女二宮は大人になったからって薫の女性関係に対して嫉妬に狂うようにも思えない
薫は大君も浮舟も囲うことに失敗、女一宮への懸想は届かずで
薫の妻は本邸・三条宮に迎えた女二宮ただ一人だけなのだし
この時代の高貴な男性が皆あちこちに大勢の妻妾を囲っていたのに比べれば恵まれている
源氏は紫のところへ通う源氏に嫉妬もしない女三宮のことを
お人形さんだといって軽蔑するのだけど内親王って基本そんなもん
女三宮が源氏を愛してないのと同様に女二宮もたいして薫を愛していないんだろうけど
なんで男は自分は一夫多妻で幾らでも妻妾持ち放題なのに
妻妾たちは皆夫一人に貞操守って夫のことを深く愛していると思うんだろうね この時代、没落貴族はどうやって生活費を手に入れてたのですか?
八宮親子も、食うに困る程ではなかったっぽいですよね?
末摘花だって、源氏が須磨にいて援助がない間でも
最低限の生活はできてたわけで、そのお金はどこから来てたのでしょう? 女二宮は夫の母よりは賢そうだけど、やはり深窓の姫ぎみで世間ずれしておらず愛が何かしらないんだろうね 逆に藤壺は賢すぎておかしいw
葵みたいに后がねとして教育を施されたとかならまだしも 愛の苦しみみたいのを味わうことなく本人が幸せと思ってるならある意味とても賢い気もする
>>244
末摘花は源氏が戻る寸前は屋敷も倒壊寸前、本人も餓死寸前の困窮だったから単に貯えで細々食い繋いでいただけでは >>244
召し使いを減らし、家財道具を売り払い、家人がパートタイムで働きに出て >>247,248
貯金を切り崩して細々と生活してたのですね。
貴族の没落って本当に早いのですね。 花散里が時折辛辣な発言をするのは源氏の前で大人しくしてる反動が抑えきれずに
つい本音を漏らしたくなるのかな 女一宮は一品の位で金銭的余裕があり更に遺産もある
バックも最強で男に煩わされることなく優雅に暮らせる
弟が送り込むから女房も豊富
平和な女の園で君臨
紫上の理想通りの人生 花散里は姉が桐壺帝の麗景殿の女御だったぐらいだから
実家の没落がなければ紫上より全然上の扱いだったんじゃない? 花散里と麗景殿女御が同母姉妹なら、紫より上になりそうだよね。
異母姉妹で花散里が脇腹の娘だったら、母親の身分によるんだろうけど。
10代の頃は、花散里は暖かい優しい人なんだなと思ってたけど
自分が年取ってみると、こういうタイプは怖いと感じるw 麗景殿がもう少しときめいた女御だったらと言ってたあの段階で実家は既にそう強くない状態だったのかね
かなり早い段階で恋人になってるけど葵が亡くなっても正妻に…みたいな候補に名前挙がってないし
見た目ぽっちゃりで可愛いなと思ってたわ 姉の麗景殿は女御なので入内した時には父親は存命だったんだろうけど
花散里の父親が通ってくる源氏に結婚をせっつく場面もないので
花散里が源氏と付き合いだした時点では亡くなってるっぽいね
紫と花散里の待遇はそれほど差がないのだと思う
どちらも六条院に住み春の御殿と夏の御殿のそれぞれ東の対で御殿の広さも同じ
紫がちい姫の養母なのに対して花散里は夕霧の養母
藤典侍が五節の舞に出た時も女童の衣装の準備は花散里が担当していて
源氏一家の行事に紫と分担で奥方として出てきている
美貌の差で一の人の座は紫だったのだろうけれども
これで花散里が勝気な性格なら紫に対抗心燃やしそう 花散里が大人しいし源氏からの信頼をひけらかすような事もなかったから
紫の上も嫉妬してないしね >>254
原典では痩せてるんだっけ?>花散里
不美人の記号化の為にあさきではぽっちゃりにしたとか 後宮って女の園だから百合文化が発展しそうなんだけどそういう記録は残ってないのかな
「女御のお姉さまが後ろから私のことを抱きしめてそのまま・・・」とかそういうの >>256
源氏も紫も花散里はおとなしいから紫が一の人で納得していると思っているけど
花散里は世渡りのためにそうしてるけどその実べつに紫信奉者ではなく
花散里はたまに爆発してるよねって話なんでしょう
>>259
源氏物語にはそういう描写はないけど「紫式部日記」に同僚の女房がうたた寝している様子が
あまりにも可憐でかわいらしいので紫式部が思わず近寄って掛物をずらして
「物語に出て来るお姫様のようよ」と起こしてしまい
「変な人ね。寝てる人を起こすなんて」と同僚女房が起き上がる様子が
また優美でかわいらしいというのがあって
紫式部レズ疑惑が出てるよね(紫式部はレズではないと思うけど) >>260
詳しいお返事ありがとうございます
もっと生々しいのあるかと思ったら何か小学生女子の日記みたいで微笑ましいですね
全員帝の寵を競うライバルだから疑似恋愛の対象にもならないのかしら
女御とお付きの女官とかだったら身内だからそういう仲もあってもおかしくないと思ったのだけれど
現代よりもずっと男性の権威が強い社会だと女性がそういう記録を残すのも相当憚られたのかな
というかそもそも当時の女性が書いた文章が男性に比べてずっと少ないのでしょうけど 「犬君」ってどうしてそういう呼び名がついたんだろう?
苗字に「犬」の文字が入ってたとか?
子供の頃から使えてる女房って、親類の子供とかなのかな?
それとも女房が生んだ子供? >>262
藤原道長の息子・頼道の幼名は田鶴君で、頼宗の幼名は磐君だけど
どちらも苗字に幼名の文字が入っているわけではないし
公家で犬のつく苗字はなかったと思う
女三宮に子供の頃から仕えていた小侍従は乳母子だったし
源氏の乳母子・惟光なども子供の頃から源氏に仕えていたっぽい
主に乳母などの子が女童に上がるのだろうけど
犬君は紫の乳母少納言の君の子ではなさそう
葵にあてきという孤児の女童が仕えていたけど
仕えていた女房が死んで幼い娘が孤児として残された場合
引き取って女童として仕えさせたとかかも >>262
犬のようにやんちゃだったから?
若紫のおもちゃ壊してた気がする
葵上のところのあてきは貴君?お上品だったのかな 夕霧は占いで太政大臣になると言われたのにまだ左大臣なのは
紫式部が設定を忘れたからなのかな >>265
光源氏は幼い頃に母と祖母を立て続けに亡くした
源氏は桐壺更衣にとって唯一の子
桐壺更衣には僧籍に入った兄がいたが女姉妹はいない
母方の女性親族が一人もいなくなって母への憧憬が強くなった
勧玄君は同じ母親から生まれた実姉がいるし
麻央と一卵性姉妹と言われた伯母の麻耶もいるし
状況が違うと思うけど 1巻の前半だけでも、大型版とか出る機会に描き直してほしかったなあ。
初期で手探りだったのは理解できるけどさ。
初めてあさき読んだ時、帝の妻の桐壺更衣が正体不明の男と平気で寝ちゃってて、
色々ゆるすぎだろこの女と思ってびっくりしたもん。
あと、桐壺帝もけっこうひどい事してるのに、その辺描いてないし。 月読の君が実は帝だったっていかにも少女漫画
弘徽殿サイドのイジメは描いてるのに帝の身勝手な寵愛っぷりは描いてないし
藤壺と光る君が池みたいなところで出会うのもとにかく少女漫画
後年源氏が関わった女性たちを振り返る時には藤壺との出会いは原典に沿ってたけど
でも原典にはない藤壺のベッドシーンとか心情とかしっかり描いてくれたのは良かった
少女漫画的純愛、子供だった私はそれがなかったら窮屈な学習漫画で挫折してたと思うw 当初桐壺の更衣は衣装係の女官たったな
帝の妻のひとりでもないし正体不明の貴公子と自由恋愛おけだね あさきに限らず日本の貴族を題材にした古典文学って本名がほとんど出てこないのがいいよね
光る君とか紫の上とかみんな典雅な二つ名があって現実味がないのが夢があって素敵
光る君がヒロシとか紫の上がハナコとかだったら何か庶民ぽくなるもんね
(同名の方お気を悪くされたらごめんなさい。あくまでも例えです) >>275
いつの時代を舞台にしているかにもよるけど更衣は天皇の妃
>>274
源氏の少年時代の呼称として光る君は出てきたと思うけど
源氏物語の原典では紫の上という呼び名は出てこないのでは?
西の対の姫君とか、対の上とか、殿の上という呼び方がされている
後世の人が大勢出て来る女性を区別するために源氏物語に出て来る和歌などから付けた でも作者の紫式部は元は藤式部だったけど「紫の上」に因んで紫式部と呼ばれるようになったと言われてない? 「紫の上」は物語後半くらいには出てきたよ
読者がつけたあだ名を式部が使うようになったのかもね >>274
でも本名なくて同じ呼び名の人物多くて混乱するなw
昔の人は読んでて紛らわしくなかったのかな 源氏、朱雀、冷泉、夕霧は皆長生きなのに桐壺院は在位が長かったのと
源氏が気苦労かけさせたせいか天寿を全うしたのがやや早いように思う 愛妻そっくりの女性を妻にしたら
その愛妻と密通して生まれた子供は
表向きは息子、実際は不義の息子でしかし孫でもある、
って複雑すぎて全て知ってたとすれば気持ちが想像できないw その愛妻と→その愛妻の息子と、だ…
>>264
源氏と会った時に雀の子を逃がしてしまったのも犬君だっけ 学校で初めて源氏を習った頃、まだあさき読む前で全然理解できなかったけど
「雀の子を犬君が逃がしつる」って文章だけ妙に印象に残った。
なんだかリズムがいいよね、声に出して読みたいw
何の悪気もなく紫が雀を飼おうとしたように、
紫も源氏のペットにされちゃうわけだね。 竹河を紫式部が書いた前提での話なんだけど。
大和さんは「女の子は玉鬘みたくなれ」と言ってたそうだけど
紫式部は、むしろそれじゃダメと思ってたんじゃないのかなあ。
結婚は不本意だったけど、恵まれた正妻だからまあ良いかと安住した結果、
竹河での玉鬘は、黒ヒゲ化して愚かな女になってるように思いました。
悩み多かった六条院の女君たちが、それぞれ魅力的なのとの対比かなと。 愚かな女というか頼みの旦那が早死にしてしまって
彼女なりに考えて打った手が結果的に全て裏目に出てしまいました、って感じ
律儀な夕霧という義弟に面倒丸投げしとけばまだマシだっただろうに 六条さんは旦那が早死にしても優雅な生活だったし娘を源氏に任せて正解だったね〜 六条は自分で財産管理ができるからね、お姫様なのにすごい。
竹河の玉は、息子を売り込む夕霧夫婦をうざそうにしてたね。
なんか偉そうな感じになってて残念に思った。
譲位した院の後宮だって、若い女が入って寵愛を受けたら揉める事は
21世紀に生きる我々にも容易に想像つくよw 空蝉は実家を担う責任感があったから源氏の甘い誘惑に惑わされず意志を貫き通せたのかな
それとも空蝉元来の資質なのだろうか 平安時代ってなんかオドロオドロしてて薄気味悪いイメージしかなかった
源氏物語はそのイメージを取り払ってくれた
若紫の登場シーンはいつの時代も子供って生き生きしてるな 図書館行ったらあさきゆめみしのバイリンガル版があったんで
借りて読んでみた
光る君がシャイニング・ワン!
源氏の君はロード・ゲンジ!
藤壺の宮はプリンセス・フジツボで
女房はメイド、後見はガーディアン、お方様はマダム、殿はマイロードだったわ
女房たちに「マダム」「マダム」と呼びかけられてた六条がまさに女主人の貫禄だった 頼れる髭黒が亡くなって縋るものが
私は冷泉帝の寵愛を受けてたかもしれないのよという過去の栄光 今上は髭黒の甥っ子なんだからそっちにすがれば良かったのに
入内するなら今上で一般人と結婚するなら夕霧の息子
一番あてにならない冷泉のとこに入内させるなんてほんと馬鹿 明石の女御に遠慮したんなら、春宮に入内する手もあったのでは。
今上も息子なら納得してくれそう。
後見なしの入内を避けたいなら、夕霧の息子でよかったのにね。
>>290
紫の上はマダム・パープルとか? >>293
玉鬘は夕霧の後見が欲しかったので夕霧と競合するのは避けたんだよ
今上のところには夕霧の妹の明石中宮がいる
東宮・二宮のところには夕霧の娘たちがいる
冷泉院のところの秋好は夕霧の義姉で夕霧と血が繋がっていないし
かつて自身が尚侍として参内した時夕霧が供奉してくれたのでいけると思っていた
夕霧に気を遣うなら夕霧の息子に嫁がせれば夕霧大喜びなんだろうけど
それはただ人に嫁がせるのは嫌だったんでしょ きっと玉鬘はすごく前向きな人なんだよ。
だから、髭黒の嫁にされても気を取り直して暮らせたけど
娘の件は「女御様からもお誘いの手紙来たし、みんな歓迎してくれる」って
その性格が裏目に出ちゃったと。
新弘徽殿が、冷泉院に言われて仕方なく手紙書いたなんて、
プラス思考の玉鬘には想像つかなかったのかも。 近江ちゃんがやってきて戸惑ってる新弘徽殿女御は可愛かったなぁ 新弘徽殿にとって玉鬘は異母姉
赤の他人ではなくて姉がこんな仕打ちをするのが我慢できなかったのかもね
あさきだと不本意な相手とでも幸せになるために一生懸命努力して
最終的に髭黒を本気で愛することができた玉鬘
「女の子はみんな玉鬘になればよい」by大和さん
原作だと玉鬘は最後まで冷泉院に未練があったように見えるわ 後宮が揉めちゃうのは桐壺のおじいちゃんに似たのね>冷泉 桐壺帝みたいにお気に入りの息子の匂宮に継がせたいから?
東宮も二ノ宮も妻がいるのに子供いないみたいだしね
中の君が産んだ息子に託すつもりなのかな
六の君もこれから生むかもしれないし >>299
あさきだと竹河カットだから冷泉とその妃たちの優等生のイメージ崩れずにすんだ
宇治の姉妹に同情してたから危なかったw あさきの冷泉はさわやか系で通してるよね。
宇治姉妹への下心もぼやかされてるし。 >>299
父だと思ってた人が祖父だったって改めてすごいな… 匂宮3帖が無くても橋姫から話は通るけど
今上の母方のバックの髭黒一族と紅梅一族のその後は全く語られず終わってた
無かった方が良かった人 冷泉玉鬘 あって良かった人紅梅真木柱
紅梅と真木柱のその後等あさきは取捨選択を上手に続編に繋げたと思う 桐壺帝の子孫は性格の悪い部分が脈々と受け継がれているね
ひい孫の匂宮は薫に素で話す以外自分本意だし >>305
真木柱は本編で兵部卿宮との最初の結婚が描かれなかったから唐突だった
紅梅自体、脇役中の脇役と言った感じの容姿に描かれているし
一応、娘を東宮に入内させて夕霧と張り合うだけの家格はまだあるのに
娘を東宮に入内させている話も出てこなかった >>304
冷泉が桐壺帝に何の興味もなさげだからいいけど、
普通なら源氏に反感もって、やさぐれてもおかしくない事態だよ 朧月夜が、源氏と朱雀の二股時代に子供を生んだら
その子供はどういう扱いになるんだろう?
いくら強引な右大臣でも、朱雀の子だ!とは押し切れないよね。
女官の私生児?扱いになるのかな? 二股が明らかになる前なら朱雀の子とし、
二股が明らかになってからなら
懐妊じゃなく病気を名目に宿下がりさせて
密かに出産、どこかへ預けるとかかな
これでは
とはずがたりのようだ なるほど、密かに出産って手があったね。
当時はけっこうあったんだろうね、記録に残らないだけで。 >>308
まあ光源氏は当時都でトップのスーパースターだからねえ
たとえば例えがあれだが自分の実父が全盛期の
福山雅治だったとしたらちょっと嬉しくない?
人間国宝級の著名人でもいいよ
それとも嫁を寝取られた戸籍上の父親が可哀想だ!
と実父に反感を持つか >>314
でもさー、自分の父親の妻に手を出してたってショックじゃない?
兄だと思ってた人が実父でしたなんて。
大人なんて汚い、とーさんもかーさんも嫌いだー!!って
なってもおかしくないよw 冷泉は源氏を父に持つ夕霧を羨ましく思っていたから、源氏が実父と分かって嬉しかったに違いないとずうっと思っていたわ 男性に姿を見られた紫の上と女三宮の作中での評価が真逆なのは何故なの?
紫の上は夕霧に姿を見られたけど美しいだの賞賛されてるのに対し
女三宮はだらしないだの日頃の注意が足りてないだのボロクソ 匂宮がグランマ(GrandMother=祖母)コンプレックスになるほど絶世の美女だし仕方がない 紫上はめったにない超大型台風で庭の花が倒れちゃったのが心配で端近まで出てきちゃった
女三宮はただぼんやり端近で突っ立ってた
あさきでは藤壺が端近歩いてて源氏に声かけられて押し入られてってのがあったな
原典の「あさましかりし」(初回の密通)を源氏の告白とキスで強烈だけど控えめに寸止めで表現したのはときめいたw 福山って一度もいいと思ったことないや
マスゴミのごり押しに辟易 >>315
大人なんて汚いって、冷泉帝も大人でしょう
冷泉帝は11歳で元服して出生の秘密を知った際には18歳
すでに秋好、新弘徽殿、王女御ら大勢の妃たちが入内した後だったし
冷泉帝が幼い頃に桐壺院は没したので父の愛情をあまり知らないんだよね
そしたら身近にいて自分を可愛がってくれる人が実父だと知り
それが都で一番の人気者だったことで単純に嬉しかったのだと思うよ 自分が妻を持つのと肉親の下半身スキャンダルは違うでしょw 源氏が紫を洗脳したように藤壺も冷泉に源氏を美化した話しかしなかったのだよきっと >>322
冷泉帝も人妻の玉鬘に危うく手を出しかけてたし
今みたいに一夫一妻、配偶者以外とのセックスは汚いではないんじゃないの?
政略結婚の時代だから不本意結婚は今よりずっと多かっただろうし >>323
確かに源氏と藤壺はお互い美化しあってる感強いね。
実際に夫婦になってたら、絶対うまくいってないだろうな。 最近あさきゆめみしを読んでハマったので浅い知識しかないんだけど
作中で五位六位の受領階級をやたら貶めてるけど作者の式部自身も受領階級の下級貴族出身でしょ
コンプあったのかな? >>324
配偶者以外とのセックスの倫理観だけを気にし過ぎじゃない?
帝の后の不倫、皇統に関わる大問題でしょ
いくら冷泉にとって源氏が都イチの貴族で憧れ父的の存在でも
その人が母と不倫しててマジで自分の父だったってなったら
ヤッター!とはならなくない? 父も母も死んで一人ぼっち、そもそも生前も満足に団欒することもなかったっていう寂しい生い立ちだからこそ
まだ真実の父がいると分かって恐ろしくも嬉しかったんじゃないの 自分が帝の血を持たずただ人の子だと思ったら屈辱だろうに >>326
あさき沼にようこそ
この時代貴族は歳を取れば自動的に位が上がる仕組みだったし
ありえないことを物語として書き自己投影していたのかも 自己投影といえば空蝉は紫式部自身をモデルにしたなんて言われてるね
とりたてて身分も高くなく美しくもないが弁えていて芯が強いってな 荘園を所有する貴族より明石入道のほうが財が多かったんだよね 身分は低いけど実家の財力があるから明石は紫よりは精神的な余裕あったのかな
それにしても当時は皇族筋でも没落して野垂死になんてのが珍しくないってのも興味深いね
末摘花も源氏が通り掛からなければあのまま仏様になってたもんね 明石は、財力+娘+相談できる実母と揃ってて、余裕あるでしょう。
身分高い女性に娘が生まれたら、って心配はあったろうけどね。
源氏は女人を見捨てないっていうけど、末摘花が拾われたのはたまたまだよね。
他にも、忘れられてそのまま零落した女がいるんじゃないのw 源氏は子供3人ってわかってるから、
探す手間とかないし、いろいろ計画も立てやすくていいよね。
そんなことまで恵まれてる。 >>338
占って見つけたじゃないですか近江ちゃんをw 紫の上に子供が生まれても紫の上に後ろ盾がないからやっぱり不幸な結果になるんじゃないかなあ
男の子が生まれても源氏が死んでしまえば出世の道は閉ざされそうだし
女の子が生まれても源氏が死んでしまえば嫁ぎ先で冷遇されそう
そもそも紫の上に実権がないから本人の希望通りに育てることは難しそうだしな
源氏ってあれだけ若い頃お盛んな割には実子は3人しかいないのね
夕霧が直系血族を増やしてくれてるけれど 桐壺帝、冷泉を我が子と認知して、東宮として選んだのに、
当の冷泉は「源氏の君が父上だなんてヤッター!」だなんて、桐壺帝も救いがないピエロっぷりだな。 >>332
冷泉が源氏の子だと知った時にはすでに桐壺帝も
生母の藤壺も死んでいたし本編で冷泉に子は誕生していないから
天涯孤独だと思うよ
>>327
病院で生母の名前入り出産証明書を出すことが義務付けられる前
自宅で出産してた頃なんかは息子や娘が未成年で出産したりすると
祖父母が自分の戸籍に入れて弟妹として育てるとか普通にあったでしょ
源氏が桐壺帝の実子であることは紛れもない事実で
冷泉帝は桐壺帝の男系孫に違いはないから皇統が繋がっていないわけじゃないでしょ
冷泉帝は実父母の犯した罪を深く悔いて
帝位を退いて後宮も解散して妻子を持たず
出家するのが当然だと書く人もいるけど >>344
>自宅で出産してた頃なんかは息子や娘が未成年で出産したりすると
>祖父母が自分の戸籍に入れて弟妹として育てるとか普通にあったでしょ
天皇継ぐんじゃなけりゃ好きにすりゃいいよ
源氏だって薫実子として育てても世間的には関係ないし >>340
平安時代の貴族事情よくわからんけど、
父親が死んでも異腹とはいえ兄が出世して姉が中宮なら
それを後ろ盾にできないもんなの?
特に夕霧にとっては憧れの女性の遺児だし
>>344
>自宅で出産してた頃なんかは息子や娘が未成年で出産したりすると
>祖父母が自分の戸籍に入れて弟妹として育てるとか普通にあったでしょ
そういうことがあったって話は聞くけど、普通にではないんじゃない?
そもそも人様に知られたくない生まれだからこそ隠蔽してるんだし 浮舟が薫か匂宮の子を身篭ってたら
その子はどうなるのかな
僧院の下働きとかになったんだろうか 紫の上が髪まで洗って入念に身嗜みを整えるのは女三宮に会うからではなく明石の御方のためっていうのは何だか分かるわw
その辺の女性の感覚って今も昔も変わらないものだね >>348
うんうん、そうだね。
やっぱり明石って評判高かったんだろうなあ。 >>344
たとえ政略結婚でも妻がいたら天涯孤独とは言わないんじゃないの
ちゃんと仲良くやってるし
源氏と藤壺の不義を否定的に捉えたくない熱意は感じるけど 明石にあって紫にないもの
財産、両親の庇護、子供
紫にあって明石にないもの
(明石よりは高い)身分、藤壺との縁
自分が紫だったらつらい >>351
>(明石よりは高い)身分、藤壺との縁
だから女三宮に一発でもってかれたんだよなー
藤壺そっくりの顔だけは紫のものだけど 子供の明石の姫君は明石より紫を母として慕ってたけどなぁ
でもやっぱり養母は養母でしかなく、生みの親のが強いのかね 明石が生母という事実は不変だけど、
もし源氏が身分高い妻を娶れば、ちい姫は紫から離される可能性もあったわけで。
いくらちい姫が慕ってくれても、源氏の庇護なしに紫は生活できないしなあ。 身分が低いゆえ一歩下がった地位にあるけど実家はお金持ちだし源氏との子供という最強カードの持ち主
あくまで母としては紫を立てつつも愛する娘のそばにいられるし死後は孫の後見役をしつつ幸せに暮らす
こう考えると明石最強だね、おまけに美人でセンスも頭もいいし琵琶も上手い 手放そうが「産んだのは私よフフン」って思いはあると思う
明石曰くそれが盾になったんだね
>美人でセンスも頭もいいし琵琶も上手い
源氏が「正直少し疲れるところもある」って紫に言ってたねw 紫は完璧だったけど源氏がいないと生きていけないという儚さが源氏を疲れさせなかったのかなw 明石は源氏の愛に関しては紫に完敗って認めてたじゃん
紫の死後だけど 源氏の愛に関してはそれ以前に敵わないという気持ちでいるでしょう 自分だったら紫よりは明石になる方が楽だな
源氏の愛なんて頼りにならないし、どうせ藤壷以上にはなれないし
やっぱり財産があるって強いよ、とシミジミw 明石には実家の財力もあるし子供がいるから生き甲斐は源氏以外にもあるからねぇ
たとえ源氏の愛がなくなったって生きていけるわな
逆に源氏の愛しかなかった紫は自分の頼りない生き方を嘆いてるよね
夫に愛想を尽かしたら実家に帰れる雲居の雁や自分の意思で出家できた朧月夜を羨んでたし
おかあさまのような貴婦人になりたいと言う明石中宮にそうではなく男性に頼らなくても生きていける自立した女になれと諭してたよね >>361
このスレにいるのはアラサー以上が多そうだからそうなるよねw
子供も旦那もお世話しなくていい藤の典侍とかいいわーw 明石御方は宇治十帖の時代になってもまだ在命だけど源典侍のように信頼されているのかな 藤の典侍って子供複数いなかったっけ?
まあ育児は乳母とかがするんだろうけど
子供産んだ後も典侍のままなのかな >>365
藤典侍はずっと典侍のままだよ
子供は実家で両親が育ててる
そこから花散里に何人か引き取られた 夕霧が落葉の宮と結婚した頃雲居には8人、藤の尚侍には4人子供がいるね子沢山
宇治十帖では尚侍の娘の六の君を落葉の宮が教育してる
その六の君が匂の宮と結婚して惟光さんの野望?も一応成就してるんだね 源氏が口説いたけどまったく源氏に惚れなかった女性って
秋好中宮と女三宮くらいかな?
朝顔は恋心は持ってたっぽい感じだよね 母親の愛人とまったく同じ顔の男に嫁ぐってどんな感じなんだろ 惟光以外は登場人物がみんな典雅な名前がついてるけど本名は古風で地味な名前だと想像するとちょっとおかしい
大半は履歴書の見本に書いてあるような名前が本名なんだろうね >>368
秋好は源氏が養父になっても顔すら見せず取りつく島がなかった
でも源氏と同じ顔した冷泉帝に嫁いで仲良くやっているのだから
源氏よりも若い冷泉のほうがいいということなのかも
>>372
玉鬘は「藤原の瑠璃君」という典雅な本名(幼名)がついてたね >>374
顔より中身で判断しているんだろう
源氏は母親の六条御息所に遺言で娘の秋好に手を出すなと釘を挿されているのに(遺言でそんなこと言われる時点で・・・)
結局恋歌送って言い寄ろうとしていたんだから信用されるはずがない
冷泉は顔はそっくりだけど中身は全然源氏と違って誠実だから気に入ったんでしょう
「藤原の瑠璃君」・・・これ本名なんですか?二つ名みたいな気がしますが 初めてあさきを読んだ10代の頃は、紫の死を嘆く源氏に心打たれたけど
久々に読んだら、ナルシスト全開!って感じであきれた。
女三宮の「谷には春も」が気持ちよかったw
女房達の中には「先立たれて可哀想な俺アピールうざい」と
陰でグチってる人もいたんじゃなかろうか。 >>375
冷泉は誠実なの?
まあ、秋好は源氏の妻になったらやんごとない生まれなのに
母六条が源氏の愛人だったのは皆知ってるから日陰の身の上に置かれそうなので
帝の正后というこの上ない立場になれて良かったのだけど
「藤原の瑠璃君」は右近が神仏に祈る時に言っていた名前だから
幼名(本名)でしょう
玉鬘は源氏の養女になって宮中から尚侍の官職を貰った際に別途
「源〇子」という「諱」は付けられただろうけど 玉鬘って冷泉を見た時に、源氏の君よりも…(はぁと)ってうっとりしてたよねw
源氏が絶対的な物語においてちょっと珍しいシーンだったので印象に残ってる そりゃおっさんより若い男のほうがいい
朱雀によく似た桐壺帝と桐壺更衣の子より源氏と藤壺宮の子のほうイケメンの純度が高いw 光の君も年には勝てないって事かな?
美形No.1は遺伝子的にも冷泉 冷泉は子供に恵まれなかったのが残念だったね
不義の子の血統は一代限りという紫式部の倫理観だったのかな そうだね
続かせちゃうと皇統に不義の血を入れたままっていう不遜になるからかな
源氏はおっさんになってもまだ自分最高自分最強女は皆俺が好きみたいな振る舞いが
気持ち悪くてだんだん嫌いになってたなー
あといつまでもいつまでも藤壺の面影どうこう考えてるとこ
あれたまたま女三宮が似てなかったからいいけど紫みたいにそっくりだったら
あっという間にそっちに流れたよね
似てなくてもだんだん若い美人に渡るようになっていってたし 渡りが増えたのは三の宮を二品にした朱雀院と今上への配慮では? >>384
あさきはそのあたり紫主人公で描かれているから
女三宮が二品に昇格したのは源氏の寵愛を独占する紫に対抗するためという理由になっている
そして紫は「院や主上を悲しませてはいけないわ」と
毎日紫のもとへ泊まりたがる源氏を女三宮のところへ送り出す
でも原作の源氏はそんなに嫌がってるわけでもないし
朱雀院が今上に女三宮の後見を頼み二品にしたことは出て来るけど
あさきにあるように「(女三宮が源氏の寵愛を一身に受ける紫に)
蹴落とされてしまっているから」ではない 女三の宮以前に秋好や玉鬘に惹かれて都合が悪くなければいく気満々にしか見えないのが嫌だったなぁ
いつまでも総ての人から愛情を得られて当然、誰よりも愛して欲しいと思いすぎに見えて もちろん配慮もあるだろうけど、それだけでもなさそうに感じる。
女三宮の母と藤壺は異母姉妹なんだから、
藤壺に似てる可能性は紫よりずっと低いわけで、
「内親王で超若い」って点も女三宮を妻にした大きな理由の1つじゃないかな。
源氏みたいなタイプは、もう一花咲かせたい願望強そうだもん。 でも秋好や玉鬘が年を取った源氏よりも若い冷泉に好意を抱くのに対して
源氏が年上の藤壺を永遠の理想としたり
若い妻が嫁いでもアラフォーの紫を愛し続けたと描くのは女性原作ならでは
男性が書いたらもっと露骨に
仕事で大成功した源氏は孫より若い美女たちをたくさん娶って愛され
爺さんになるまで楽しく絶倫で暮らしましたという最後にしそう 女三宮を妻にしたのは六条院の女君たちは中流の出ばかりで高貴な身分の女性がいないから、源氏としては高貴な身分の妻を欲しがってた
だから女三宮降嫁に飛びついたんでは そんで原作ではあんなぬぼーっとしてなくて
キャピキャピなJCって感じだったのよね?>三の宮
ただ子供っぽすぎるなーと、紫のように教育するには自分はもう若くないと 女三宮出家後の源氏の未練タラタラぶりも
おじさんのみっともなさがすごかったな。
三宮にあんなに嫌がられても、めげないのがもはや怖い。 源氏は自分の仕事ぶりにあまり満足感がなかったタイプなのかもしれないね
仕事で達成感がないと男としてのプライドを満たすために女狩りに走るのはよく聞く話
準太政天皇まで出世したのだから決して無能ではないだろうけど
純粋な仕事能力以外(美貌、社交性、血統、芸事など)で評価されている部分が大きいと感じていたかもね
須磨に流されたビジネス上最大のピンチを救ったのは父親の亡霊なわけで
最後まで父親への劣等感を拭い去ることができなかったのではと分析してみる >>387
顔そっくりさんは同腹兄の娘の紫上で満足できたけど
もうひとつ藤壺の個性である内親王は紫上には当てはまらなかったから女三宮じゃないとダメだったんだね
で過程はどうあれ自分を置いて出家したのがまた藤壺にかぶってしがみつくっていう
紫上も思い切って出家しちゃえばよかったのかも
そのほうが自分も楽になれて源氏にとっての永遠の人になれたよ >>393
紫の上は何の後ろ盾もないから源氏が駄目だと言えば出家は絶対に無理
無理やり家出してどっかの寺院に押し掛けたとしても源氏の怒りを恐れて誰も紫の上を受け入れてくれないよ
仮に受け入れてくれるところがあったとしても源氏が踏み込んで連れ帰らされるのが落ち
紫の上が望んだであろう静かで敬虔な隠遁生活は望めまい
六条院でひたすら写経とかくらいしかできることはなかっただろうね 鋏入れて出家さえ遂げちゃえばしばらく愚痴聞かされそうだけど細やかにお世話してくれると思うけどな
自分を置いて遠くに行ってしまった人に焦がれるのが好きなんだから源氏は
なまじ近くにいて言うこと聞いてるから愛人の話聞かされたりなめられるんだよ 紫の上は幼い頃から源氏にとって都合の良い女になるように洗脳されてるから
源氏の迷惑になるようなことは積極的にはできないよ
男女関係だけでなく毒親とその娘の側面も源氏と紫の関係性にはあるからなかなか悩ましい >>397
紫は別に源氏に洗脳されてはいないでしょう
実家からの支援ゼロ、後見ゼロの脇腹の生まれながら源氏の妻たちのトップに立ち
実子はいないながらも妾が産んだ子を奪って女御の母の座を手に入れ
身の程以上の栄華の人生だったはず
あさきは紫が出家を思いとどまったのは源氏への同情になっているけど
女三宮が嫁いだせいで私は不幸になりましたので出家します
でも生活費は振り込んでねよろしくじゃあ今上や朱雀院に対する当てつけすぎる
ちい姫が今上の寵愛を得るべく大勢の妃が跋扈する後宮で頑張っているというのに
養母が今上の機嫌を損ねるようなことをしてそれをぶち壊すのはねえ >>395
「実家に帰らせていただきます!」が使えないからな
異母姉の髭黒妻は不遇を嘆いていたけど、
迎えに来てくれる父親には恵まれてるんだよな 源氏の妻は女三宮以外「実家に〜」ができない人ばっかだもんね。
明石は財産あるけど、ちい姫の栄達がかかってる点で同じだし。
髭黒妻や雲居みたく帰れる実家がある人は、この時代それだけでも幸せなのかも。 >>398
源氏の妻達のトップの座も女御の母の地位も結局源氏から与えられたものだからねぇ 髭黒の妻や雲居は実家に帰ったことをあまり良く言われてなかったけど、この頃は若かったり身分が高かったりする女性が後から正妻扱いで来てもそのまま妻の一人として暮らし続けるのが普通だったんですかね?
新しい妻も気不味いだろうし身を引いて実家に帰ったり出家したりって考えはありえないんですかね 冷泉に僧侶が父親が源氏だと告げる場面で真昼間の開け放した部屋でそんな大それた告白してることに驚いた
普通に驚愕してる冷泉の後ろを関係なさそうなお坊さんが通り過ぎたりしているし
人払いくらいしましょうよ・・・
あと御子は三人生まれてそれぞれ天皇・中宮・太政大臣になりますって占った人は
冷泉が源氏の実子だってことを知ってるも同然だからその後消されたのかなとか気になったりした >>402
通いどころのひとつが増えたくらい、正妻はどーんと構えてるのが普通だったのかな 世間からも自分でも一の人と認められてるからプライドが出来上がって他の妻たちみたいに簡単に割り切れないよね
気にしないようにしても周囲が煽ってくるし
一人の寝室で女房たちにため息が聞かれないように気を使うってきついな 他の妻からの慰めすら煩わしいってのもあったね
昔は新しい妻を迎えるたびに側室から正室に「お気の毒ですね」って手紙をやるのが習わしだったと聞くけど >>404
通いならそういう事で納得できても、玉鬘みたく引き取られちゃうと
元からの妻はつらいよー。(屋敷は増築してたけどさ) >>402
実家へ帰った髭黒先室はその後あまりいい人生を送ったようには描かれてないし
逆に夕霧の元へ戻った雲居は正室2人みたいな待遇に甘んじなければならなかったけど
夕霧は2人の妻を対等に愛し平等に通い2人とも幸せにした
男気のある夕霧のお蔭で雲居も落葉宮も幸せに暮らしたで大円団にしている
実家へ帰っても生活に困ることがなかった雲居ですら
機嫌を直して夕霧の元へ帰ってよかったね、なのだから
ましてや帰るべき実家がない紫なんてね >>406
あれなんて返したら良いかわからんよね
ちょっと違うかもだけど、ちい姫が出生の秘密を知ったときの明石
なんて返すか悩んだだろうな
「私のようなものが生母なんてごめんなさいね」
とか言うわけにもいかんしなあ ID:QQtUJcw/0 この人の文章が前後繋がってるようで繋がってないところがあってなんだかモヤっとする
言いたいことがわからないわけじゃないんだけど、因果関係が前と後でちゃんと結びついてないような感覚 夕霧は落葉の宮との間に子供が出来なかったのが残念
あれだけ子沢山なのに、種ではなく畑が特別優秀だったのかな 紫上的には女一宮の生活が理想なんだろうね
あの世で義理の孫娘を見て喜んでいるだろう
が、一生未通なんてつまらないので恋愛ゲームくらいさせてやれよと思うが
紫の生活も恋愛ゲームとは無縁だなあ 愛する人に悩まされる人生なんてまっぴらだけど愛する人のいない人生なんて味気ない
実家の財産にあぐらかいて男たちを翻弄するのが幸せかっていうとそうでもない
落葉は子供ができなくても男にとってたった1人の正妻じゃなくても幸せそう
より多くのものを望まなければ女は幸せになれる良い例 >>414
紫自身は源氏から貰った家で
源氏がくれた養女の明石女御の看病を受けながら
孫の女一宮や匂宮に囲まれて死んだのに
紫自身は私の人生は不幸だった
あなたは夫も子供も持たない人生を送りたった一人で死になさいなんて
女一宮に言うだろうか?
それも紫は自分勝手な気がする >>416
紫がどう考えていようが関係無く女一宮みたいな内親王は一生独身が理想
今上も明石中宮も女一宮の結婚は全然考えてない
兄弟が東宮で入内出来ないんだからそもそも結婚相手がいない >>403
冷泉の後ろの僧は真相を話した僧都が立ち去ろうとしてる後ろ姿だと思いますよ
呼び止められたから次のページでは戻ってますが 女二の宮は気品があって琴も上手で
でも堅苦しくなくちょっと面白そうなとこもあるし
柏木にはもったいない相手だったよなー
三の宮の方がお似合いだったw >>418
あ、そうなんですね ありがとうございます
あそこは離れか何かで建物には僧都と冷泉しかいないという状況なんですかね あさきの紫上は男のいない世界へ行きたいと言ってたからなあ
強力な実家と莫大な財産があれば他人にわずらわされずに生きていける 明石入道が光源氏に立派な男性だったとたたえられていたけど女性の立場からすると好き勝手やりすぎだよな
娘の嫁入り先を身分不相応なところに勝手に決めていい縁談があっても片っ端から断って
奇跡的に上手くいったからいいものの失敗してたら嫁き遅れの娘が残るだけで悲惨だったわ
やるだけやったら妻子に手紙だけ残して山の中へ自殺同然の隠居ってひどすぎる
そんなのが素晴らしいとみなされる世の中だったらそりゃ紫の上も男のいない世界に行きたいとか思いますわ 明石の君も他の女君に比べたら幸せな人生だと言われてるけどどうなんだろうね
中宮の生母という地位は源氏と結ばれたからこそとはいえ身分が低いゆえに娘の養育は許されず紫の上に奪われてしまったし
六条院でもひたすら身分の低いことを引け目に感じて奥ゆかしく振舞ってたし
分相応の男性の奥方になって子供を手元で育てる人生とどちらが幸せなんだろう >>417 >>421
そうじゃなくてあさきの紫が男のいない世界へ行きたいと願い
女一宮のように生涯未婚でいることが女が一番幸せになれる道
だと書いてないのでは?
紫が生きて居た頃には女一宮はまだ童女で
紫が「私のようになってはダメ」と言っている相手は明石女御なんだよね
明石女御は紫の言いつけを守ってたくさんの子を産んで中宮に立ち
政治介入して自分の地位を安泰にした
紫の言いつけを守ったのは明石中宮であって紫は女一宮には意見していない 女の自由のないこの世から早く去ってしまいたいとは言ってたけど、男のいない世界へ行きたいって紫言ってたっけ? >>424
紫上が苦悩してたとき幼児の女一宮がはいよってきたら
私のようなつまらない女にはならないでねと語りかけている >>424
お前は前からしつこく絡んできているが何でマイナスの面ばかり強調すんだ?
自分で考えた一人で死ね説とか紫が言うわけねーだろ
天皇家や左大臣家がバックにつき、本人は弟に捨てられた女たちを雇用して庇護している身分の高い美貌の皇女で資産家って紫から見れば最高だろうさ >>427
女一宮の生き方が女として最高!だというのは君の個人的意見でしょ。
誰だってそれが最高に決まっているから賛同できない奴はゆるせない
マイナスの面は一切書き込むな、というのはどうなの?
紫が女一宮の生き方を賞賛していたというのも君が自分で考えた話。
他人には紫が言ってもいないことは自分の意見だから書き込むな!とドヤ顔なのに
自分は堂々と紫が言ってもいないことを
こういうこと言ってたよね、と間違いをひけらかすのはどうなの。 >>424
お前が一人で死ね!と言ったんだろうが
死ねとか極端な表現を使ってくるからムカつくんだっての
孤独死とかあり得ない状況を持ち出すのは人の意見が気に入らないからだ
反対意見は封殺なんてこっちは言ってないから言いがかりつけるのはやめろや あさきの紫上は女の生き方に絶望したけど最期はまた源氏みたいな人に愛されたいって言ってたじゃん
こうやって書くと「みたいな」であって源氏じゃないって突っかかってくる人いるけど >>430
いやそれも完全肯定ではないよ
あくまで死の直前まではもう男に依存しなきゃならんのは懲り懲りってだけだったけど
次も愛されて生きたいと思いだろうか程度 「愛されたい」じゃなくて「愛されたいと思うのかしら」だよね 気になって読み返しちゃったよ
「もののあわれも風雅もよそに見てひきこもって暮らすのなら
女はなにによって生きる喜びを味わえるというのか…
感激も情熱もないつまらない女になってしまっては
この世に生まれたかいもないというものではないか…」
ここの紫の台詞の解釈がようわからない 現代の私たちがそのまま抱く感情でいいのでは
千年前から女って変わらないんだね 近江の君と五節の君?のコンビは見てて楽しかったな
美形のお金持ちの自己陶酔したような恋愛の合間に貴族社会を笑い飛ばすような二人が居て痛快だった
好きな服着て好きな博打やって自由に生きたであろう二人は深窓の姫君よりよほど幸せだったかも >>435
あの2人の部分はカラッとしてて、読んでても楽しいね。
自由に生きる事ができる女性はこの2人しか出てこないわけで、
式部も、その点では庶民の女に少し憧れがあったのかな。 と書いたけど、わりと自由に生きた源典侍がいたの忘れてた。 近江の君たちは自由は自由だけど貴族目線だとちょっと下品すぎるし
どんなに血筋が良くていいポジションでおぜん立されても
庶民と貴族社会は相容れない(けど庶民には庶民らしい楽しさがある)みたいな表現かなと思った
貴族社会での女性の自由さは源典侍みたいなのだよねw あの2人(特に近江の君)への周りの扱いはまさしく日本的な厭らしさに満ちているね
ほとんど誰も彼女らと真っ当に付き合おうとせずおもちゃにするか陰口を叩くばっかりで
早めにそれに気づいてさっさと宮廷から出た賢明な二人が好きだ 薫が大君の意志に反し残り僅かでも一緒にいたいと告げ
都に連れて行こうとすれば大君はその場で心労になり
ぽっくりと逝ってしまう? 紫式部がどんなつもりで近江ちゃんを書いてたかは知らんけどあさきでは愛情込めてネタキャラとして描写してるのが良いね 近江君の後ろ盾って頭中将になるのかな
じゃあ紫上と違って出家しても安泰だな
出家しそうにないけどw
末摘花みたいに助けがこなけりゃ朽ちるまでじーっとしてるわけでもなさそうだし
訪れる男はいなさそうだけどなんか生命力強そう 源氏の娘=美しく聡明な玉鬘
頭中将の娘=粗野で滑稽な近江の君
って娘の対比でまんま作中での源氏と頭中将の立場と評価を表してるってのを見たけど >>444
当初は表向き玉鬘は源氏の娘ってことになってたやろ 若い頃は○MAPの中○と木○みたいな2TOPだったのにね
青海波を並んで踊っている様はまさしくアイドルデュオって感じだし
夕霧と雲居の雁のことで仲がこじれてからどんどん差がついちゃったなあ >>444
源氏は玉鬘を引き取る前に和歌のやり取りをして教養レベルをしっかりチェックしてた
頭中将はそれをしなかったのであの失態
そういう両者の違いを書きたかったんだと思う 現代人の感覚から見るとそんな悪い子でもないし、一応貴族の家に馴染もうと頑張ってる感じに描かれてて好きだよ近江ちゃん
頭中将の子の中で一番彼女が父親似の顔だよねw 原典だと紫の上が「玉鬘という女性は頭中将に似てスッキリしてるけど優美さにかけるのだろう」なんて思われてるくらいだからねw
あさきはその辺のsage描写はしてないけど けど息子や娘の代になるとまた格差がでるから諸行無常だわな 髭黒の右大将は普通にダンディなイケメンだと思うのだがあれは冷泉帝の後に見せた女房のミスだと思う
冷泉帝を見せる前に単独で髭黒の姿を見せていればそう印象は悪くなかっただろうに 新弘徽殿女御は頭中将の娘だが劣ったところはひとつもないぞ
冷泉の源氏贔屓で秋好が中宮になれただけで あれもなー
せめて冷泉帝が一生自分の父親を知らないかまたは源氏贔屓しない性格だったらよかったけど
ああいうことすんのは気持ち悪い。不倫の結果がコレだよみたいな >>453
あれは源氏贔屓でもなく、元々源氏が冷泉の後見人で頭中将より出世してたから
源氏の養女を中宮にしなきゃ、おかしい
新弘徽殿は結局男子も儲けなかったし 紅梅家と夕霧家は頭中将と源氏の時代以上に差があり縮まらないだろうね 元々冷泉は兄の源氏を慕っていたし、源氏の息子の夕霧を羨ましく思っていたから、老父よりも源氏の息子であった真実をびっくりしたけど、嬉しかったんだと思う >>455
男児はどっちにもいないんじゃなかったっけ? あさきゆめみしでは冷泉は実子には恵まれなかったとあるけど
ウィキで原作の源氏物語を見ると冷泉には皇女ばっかりだが三人子供居るのよな
不義の子の血筋は一代のみというのは大和和記先生のアイデアだったのか 東宮生母で実家も権勢あったのに中宮なれなかった弘徽殿さんのが、よっぽど悔しいだろうな
承香殿も >>461
冷泉の子供が生まれるのは退位後だったはずだから原典的にも不義の帝位は一代限りとして作られてると思う >>461
それ間違ってる
ひとりは男の子だよ
退位後のことなのは >>463さんの言うとおり >>464
あ、ほんとだ一人は皇子でした
読み間違えてしまい申し訳ありません
源氏の不義の孫って主人公の物語も読んでみたいですね なんで源氏の子じゃない薫が主人公なのかな?と思ってたけど匂宮や夕霧の息子たちが主人公だったら何の悩みも影もなくスクスク育って健全主人公になっちゃうからか 確かに薫が源氏に比べて色々あるのを入れても、
夕霧の子供たちよりは薫の物語の方が読みたくなるなw あさきの絵だと薫の方が源氏に似ていて匂宮の方はなぜか頭中将に似ているね
大和さんにとって主人公はあの顔でライバルはあの顔にした方が筆が乗るんだろうけど 柏木は美少年には描かれてなかったけど
あのなんともいえない色気が良かったな >>466
源氏物語の一部にはそういう疑惑あった気がする
元々なかった部分で後に第三者が付け足したんじゃないかとか 上の冷泉の子供も描かれる匂宮三帖なんかは作者第三者説とか
筆が乗らなかったから途中で止めたものだとか宇治十帖とは繋がらないような部分があるね >>470
単独で8巻の表紙飾っている姿は初々しさと清潔感があっていいね
女性だったら化粧すると化けるタイプかな >>470
絵的には源氏よりも女三の宮と似合ってるな
なんかどっちも退廃的な魅力がある 柏木は女三の宮の相手役になってどんどんイケメンに描かれだした感じ
夕霧がお見舞いに来た時に烏帽子かぶって起き上がる時の透明感と色気とか 近江ちゃんにお兄さんお兄さん言われてる頃は色気皆無だったしw >>475
そうそう!
床に伏せるようになってから、弱って色気が増したw
もう少し源氏にバレなかったら、三の宮は落ちてたかな? 宇治編で薫が真相を知ってから思い浮かべてる亡き父柏木の伏し目がちの顔シーン最強 あさきゆめみしをやっと読んだので個人的感想
藤壺は桐壺の身代わりとしてロリコン趣味のおっさん帝に愛され、
マザコン光源氏は亡き母の面差しを持った藤壺に惹かれ、
若紫は藤壺の身代わりとしてロリコン光源氏に愛された
身代わりばっかりだね
藤壺と朱雀が年齢的に似合いじゃないの?
息子の嫁に迎える気なんてないんだよね
藤壺も桐壺に似てたばかりに女として不幸な運命をたどる
はたから見たら中宮で国母になるわけだから幸せな人生なんだろうけど
悲しい女たちの話だね
美女No.1は藤壺?
イケメンNo.1は光源氏って事にしておく、主役だから 桐壺藤壺紫の上
この辺はみな同じ顔で三者三様に不幸な人生を辿るわけね
藤壺と紫の上は一見栄華を極めて幸せそうだけど あさきを読むと現代でも女性が幸せになるのがどれだけ難しいか痛感するなあ
男性よりも幸せの基準が多くて複雑なんだよね 薫はもうちょっと幸せになるために頑張れよ…とか思ったなぁ昔 桐壺更衣と藤壺って顔はそっくりでも、性格は全然違うようなのに
桐壺帝が藤壺を寵愛したって事は、結局更衣の顔が好みだったって事なのか。
源氏ならこれが違うここが違うって不満ためそう。 性格が全く同じ人なんていないしある程度割り切るとして
そもそも帝を前にして貴婦人がガンガン自分出していくって事もないんじゃなかろうか 藤壺は人柄や教養や振る舞いも際立って優れてたんじゃない
顔は桐壺に似た優れた女人で寵愛するに足る人だったのかと 幸不幸は傍目から見てではなく本人がどう感じているかが大きい 大君の頑固さにあきれた
あれだったら源氏ぐらい強引なのも女性にとって悪くないのかもと思った 薫が中君に匂宮が大君に行ってたら相性良かった気がする
大君がぶつぶつ自己憐憫に浸っている間に問答無用で匂宮が襲いかかってしまいそうw 確かに匂宮なら絶対やりとげてたよねw
ただ、その後は大君は匂宮の女好きに悩みまくり、病んで結局早死にしそう 匂宮もなんだかんだで面影の中の紫を探してるタイプなんかな 匂宮は薫より愛されたいみたいなコンプレックス強すぎるから、もし逆の組み合わせなら大君手に入れたら中の君にも手を出す展開になりそうだ 頭中将も源氏に対抗意識があったけど源氏の女に手を出したのはおばあちゃんの源典侍だけで冗談みたいなものだったな >>494
それを思うと浮舟を奪った匂宮は本当に鬼畜 夕霧は親友の妻を頂戴してしまったが親友死後のことだしな 匂宮が浮舟を略奪したのはライバル視してる薫の思い人だったというのが大きそう
浮舟そのものに惚れたというよりは薫に勝ちたいという思いが強そうなんだよね
薫にとっても浮舟は大君の身代わりの側面が強かったし結局どちらの男性にも心から好かれてないことに気づいて
それなのに二股の罪悪感だけは強いから居たたまれなくなって入水しちゃったかな
うら若い美女なのにこの世の幸せを全て諦めたラストは女性の幸せがいかに難しいか考えさせられる
最後に光源氏がわかったような天啓を下すのがなんかむかつくww
お前もさんざ女遊びで大事な人を泣かせてきたのに浮舟に何か言う資格あるのかと ほんとお前が言うなだよね>ラスト
あさきトータルのラストとして、源氏が出てくるのが収まりがいいってのはわかるけど
でも反省もせず上からな感じは源氏らしいといえばらしいかもw 源氏には実孫と義理の息子に対する贖罪のつもりだったのかも 桐壺更衣の実家を桐壺帝が改築し元服後の源氏に譲渡したけど
左大臣家に寄り付かなくなる原因になってしまったね 薫にとって大君は初恋の女性?それまでは出家したがってたよね
薫が好きな女を奪いたがる匂宮はよく大君に手を出さなかったな 孫や名目上とはいえ次男をスルーして若い女のところに出てくるのはいかにも源氏らしい 女の生き難さに耐え切れず入水する浮舟のところにこそ紫上が出てくるべきではなかったの?
紫上じゃ浮舟に同情はできても助言は無理なのか 紫と浮船じゃ悩みが全然違うしね
女の生き辛さっていうか誰からも一人前に扱ってもらえない悲しみや孤独… 言っちゃなんだけど浮舟は認知もされてないから軽く扱われて
浮舟見た後じゃ、紫の上の悩みは贅沢に見えるよね… 浮舟と比べなくたって紫の上の悩みなんて贅沢なもんでしょ
なんで源氏物語で一番不幸な扱いになってんだろ
他の女君だってそれぞれの苦しみがあったし何より源氏から一の人として扱われたかったろうに 源氏と紫は年の差いくつだっけ?
兄のように慕っていた人からある日突然手込めにされたんだよね
理想の女に育てられたお人形のような人
源氏が紫一筋だったら幸せな人生だったかもしれないけど、源氏の心にあるのはやっぱり藤壺で、愛人たくさんいて、浮気ばっかりされてるわけだから…
不幸な形は違うけど、不幸な女達の物語だよね、源氏物語は 葵がもう少し素直になれば仲の良い夫婦になれて、源氏も落ちついていたはず…まぁそれだと平凡な話で終わるだけだけど
私、昔から葵が好きなんだよね 源氏と紫は8歳差だった記憶
秋好がほぼ同い年で明石も同じくらいだっけ? 夕霧は女1人だけを愛さなくても女たちを幸せにできてるんだから
源氏も葵と紫上両方幸せにできるやりようがあったんじゃないの?
葵が素直だったら夫婦うまくいったとか藤壺とくっついてたら藤壺とは続かなかったはずとか
物語を否定するようなタラレバ言っても仕方ないけど 色々勝手にあーだこーだと想像するから語り継がれる名作なわけで 葵と紫なら両立できたと思う。
葵を身分高く跡継ぎを設けた正妻としてちゃんと立てた上で、
紫は最愛の妻としてかわいがる、もちろん2人を同居なんてさせずに。
源氏の場合、藤壺への想いがあるから面倒なんだよなあ。 紫の上が寝る時まで女房に気を遣ってため息をこらえようとする描写に泣いた
当時は個室という概念がないから一人になりたい時とか困るよね
自由にため息もつけない環境って息が詰まるね 葵が生きてたほうが紫は気楽な愛人生活できてたのかな?子供も生まれなかったし明石のちい姫養育や女三宮の降嫁もなさそう
源氏お気に入りの愛人で二条院で同居してるなんてやっぱりイビられてたかな >>516
いくら忠実な女房でも他人なわけで、紫は本音で話せる人いないからつらそう。
ほぼ24時間周囲に他人がいる生活が一生続くなんてぞっとする。 六条さんが、葵や夕顔相手に生霊化するのは納得だけど
源氏が神仏の守りが強いとはいえ、源氏の仕打ちに弱りきってる紫や、
互いに愛情のない女三宮に取り付くのが不思議。
源氏との娘が栄華を極めてる明石だったら、いっそわかるんだけど。
生前の藤壺にも取り付かなかったしなあ。 >>519
気兼ねなくそばにいる(ように見える)女に呪詛が向くんじゃないのかな
六条さんが生きていたころの生霊ならともかく死霊状態だと純粋な六条さんではなさそうだし >>519
藤壺と明石は無茶苦茶メンタル強い
六条さんでも取り憑くのは無理 明石は入道の守りがありそう
本人も言ってたけど明石は恋人や妻というより母としての立場にいるのも違うのかも
女三宮は源氏を愛してないけど源氏は女三宮に執着してたから憑かれた感じかと 正妻格(紫上)と正妻(女三の宮)だからでしょ
葵も正妻だったから 六条からしたら明石みたいな身分の女は眼中にないのでは? だと思う
紫のことだってホントは眼中になくて、源氏の仏の加護が強すぎるから仕方なく紫に憑いただけだろうし 紫は悟りを開いてすべてを許して死んだから成仏したので出てこない あさきでは六条は夕顔に取り憑いた説取ってるし身分は関係無い 夕顔以外は不安で満ちてる時期に取り付かれてるから、
精神的にまいってる人を物の怪が狙うのかも。
それって現代の感覚だと、物の怪って過剰なストレスってことですよね。
藤壺と明石は確かにメンタル強くて、物の怪が付け入る隙がなさそうですね。 藤壺は厄年には命の終わりから逃れられない予感があって弱って亡くなった 藤壺が成仏できないのに、源氏が成仏したってのは不公平だなあと思う。 身分でいうなら六条さんより女三宮の方が高い?
女三宮の母は女御だけど二品になったし
この辺どうなのか分からない 高貴なお姫様に対してあまりにも敬意も躊躇(あさきのなかでは)みられなかったから
母親が女御なせいかと勝手に思ってました 六条だって女御だよ
しかも六条は東宮の女御だから天皇の女御だった女三宮母の方が格上 >>530
不公平なんだけど、
源氏はあんなに愛した藤壺にもう会えないm9(^Д^)プギャーとも思ってしまった…… 確かに!
もし二人で煉獄?に落ちたら、ナルシスト源氏のことだから
「あなたとの愛の報いならどんな責め苦でも〜」なんてウットリいい気分になってそうだ。 夜這い文化って小さな民家ならともかく貴族の大邸宅なんて目当ての女性の部屋に辿り着くの大変そう
やっぱり家の者が手引きしないと単身で乗り込むって無理だよね
秘密の恋と言っても完全に二人だけの秘密じゃなく協力者込みなんだね 有望株の殿方をお姫様の元に送り込むのも女房の必須スキルだったんだよね 弁のおもとといい小侍従といい
寝所まで手引きしておいて男が黙って帰るとでも思ってんのかな
馬鹿すぎる 降嫁とはいえ、女三宮のような皇族の皇女様まで夜這いで襲われるのがビックリ。
女房が手引きしてしまうのなら、男のガードマンとかいなかったのかな。 小侍従は女三宮で柏木を釣って自分が柏木と寝ていい思いがしたかっただけに思える
王命婦は少なくともあさきではそういう描かれ方してない
若いご主人と子どもの頃から知ってる貴公子の悲恋を見かねてって感じ 源氏が浮舟の前に現れたのは鬼子母神が子供の神様になったように生前女性を苦しめたから女人救済してるって納得した >>540
しかも玉蔓の時はどうか忘れたけど、小侍従と王命婦は長く仕えてるのにな
気の弱いお姫様なら人間不信になりそうだ 人妻に夜這いって男はタダでやり放題だね
贈り物するわけいかないし 内親王ですら、手引きするような女房が付いてるんだから
質のいい女房ってのは、貴重な存在だったのかな。
そうなると、やっぱり六条さんはすごい。 主人の噂流すのも男の手引きも仕える女房だからその教育監督ができるかどうかで貴族女性は評価されたりするんだろうね 今でいうSNSで個人情報とかペラペラ喋っちゃう馬鹿女みたいな? 空蝉は弟の子君が手引きしちゃってるね。
子供を利用した挙句、
「私と君のお姉さんは昔付き合っていたんだよ」と嘘をつく源氏も大概だけど。 小君は源氏が須磨行きになった時あっさり裏切ったのに姉のおかげでまたよくしてもらってる
その空蝉も出家して結局行き場がなくて源氏に拾ってもらってるし
ちょっと手を出して捨てちゃうより面倒見がいいだけましじゃない?
源氏も空蝉に対しては割り切ってるから自分の体の一部扱いしてる紫上みたいに精神的な束縛はしないし 同じく二条院東にいる末摘花の世話をしているのだろうか空蝉は >>550
一緒にお話とかしてるの想像したら和んだw
どっちも敵を作らなそうなタイプで合いそう 末摘花は身分に関しては誇り高いから
受領の後妻と親しく付き合おうとは思わないかもよ 調度品を売り払って生活の足しにしようって女房の提案も
「両親が私のために残してくれた調度品を身分の低い人達に渡したくない!!」って拒否して呆れられてたもんね、末摘花 由緒ある両親の形見を物の価値を理解出来ない人に売りたくないってのは分からんでもないが
女房にしてみれば「現実見ろや」って呆れるしかないわな
まぁ辞めるときに餞別くれたりとそう悪い主ではないんだけど 玉鬘の裳着に正妻格でもないのに贈り物よこしたのがウケた
しかも内容が源氏への恨み言w
女三の宮来るまでは一番高貴な身分だからやっかい 大人になると花散里が非常に賢明な選択をし続けているのが良く分かる
須磨流しの際も源氏を裏切ることなく支え確たる信頼を勝ち取り
源氏の女人の中では一歩引きながらも嫡男の後見人という美味しいポジションをゲットし
時々は源氏にチクリと嫌味を返すユーモアと立場の盤石さも備えている
端から自分の立場を良くわきまえその中で最高のものを常に手にしているという意味では
源氏の女人の中では一番精神的に安定した暮らしをしていたと思う 花散里と明石は賢いよね
紫は人生の選択の余地すら与えられなかったからね >>556
それに対して源氏は嫌みな返歌するんだけど、あさきではそこはカットだったね
ちょっと意地悪すぎたからかな >>556
末摘花には年配の女房がついてるんだから、
そういうしきたりについては詳しいんだろうにね。
それとも、「うちの姫様が一番の身分なんだから、本来は正妻格」と思ってるのか。 >>559
あのシーンを描くと、源氏はもちろん玉鬘もちょっと感じ悪くなっちゃうからね あさきだとぽっちゃりしてるけど原典だと痩せてるんだっけ花散里 花散里みたいな出来た人を利用するだけしてポイ捨てする男もいるよね
本人の資質だけじゃなくそれを理解して尊重してくれる男に出会うのも運だよね おばあちゃんだからって一緒に寝るのお断りするって
一応源氏に気をつかってる感じだけど花散里も正直そういうことはもう面倒臭いんだと思うわ
一番に愛されたいって気を張り詰めていたら満たされないことだらけだし
意外と周りのことを冷静に分析しても小賢しく興ざめにならない、信頼されるのは可愛いぽっちゃりだからかな
原作のガリガリでそのポジションでいられるのは想像つかないw 花散里って最初から源氏をそれほど愛してないよね。
経済的援助に感謝はしてるだろうけど、それだけの割り切った関係な感じ。 花散里に向ける源氏の情熱が同時交際中の女達の中で1番だった時ってなさそうだし
でも妻としての手腕は買われて然るべき時には頼られてデキる養子達の世話して
源氏に執着しないが故に良い感じの側室ライフだと思う
身分的には他所に嫁げは余裕で北の方ランクの人だけど 源氏に執着した女人ほど不幸になってる。
式部は、恋愛によっぽど嫌気が差してたのかな。
そうならば、宇治のラストがああなるのは当然なのかも。 紫式部は晩婚のうえ死別した旦那は浮気三昧だったんでしょ
思うところがたくさんあったんかもね 紫の上の見立てが正しいとすると源氏は生涯対等な男女の恋愛はできなかったということかな
最後まで自分をひざまずかせあこがれさせる聖母のような女性を求め続け
現実に契った女性は最後まで生活の面倒を見たとはいえどこか見下して付き合っていたように思える
まあ、「対等な男女の恋愛とは?」って現代でも答えが出ないほど難しい問題だけど・・・
プレイボーイって女性に理想抱き過ぎるとなってしまいがちなのかしら 藤原道長との関係も噂があるし、式部本人も色々あったのかな〜なんて。 >>572
まあ少なくとも契った女性たちを見下してる部分がなければ
自分のマドンナを追い求めて次々今度こそ藤壺!みたいにゲットしないよね
「そうじゃない」て思うからこそさらなる近い存在を探すわけで
女三宮は藤壺とは似てなかったけど、そっくりだったらどうだったんだろうね
中身は好みとは合わないけど藤壺にそっくりで若くて身分も高くて上品
紫の上完全ポイして自分好みに仕立て上げるの確実だろうしそりゃ紫も愛をあきらめるな ポイはしないんじゃ?
「あなたが一番だ」と紫に言いつつ女三宮にも入れあげる 女三宮を好みに仕立てつつ、甘えるのは紫に(朧月夜と逢って来ちゃったよ〜とか)
女主人がやるべき家政は、引き続き有能な紫にやらせる。
紫は母親的存在で、女三宮は恋人、みたいな扱いにするかなと想像。 源氏にとっては女三の宮が藤壺宮と顔が似てなくてよかった
藤壺宮そっくりさんが赤の他人の男と出来ちゃうなんて嫉妬で耐えられないでしょ
そっくりじゃなくてもネチネチ責めてたのに 女三宮が藤壺そっくりだったらそれこそ「源氏が理想とする藤壺」に育てたんじゃないの
結婚当時13だか14だし、基本的には素直な性格だから育てやすそう
ただ紫上と比較しても源氏が思う藤壺と実際の藤壺はかなり違うんだがな
あと女御腹の女三宮だと同じ内親王でも后腹の藤壺には劣るんだけど
そこは女王の紫上より藤壺に近いからokなのかな 三の宮だとどんなに見目形がそっくりでも資質が全然違いそうな気が
そして結局物足りないってなりそう 若い女だからそこらへんはさっぴくんじゃない
全然似てなくてなおかつ資質が劣っててもなんだかんだでそっち渡るようになってたし 女三宮が降嫁したのって、ちょうど藤壺が入内した位の年齢だよね?
それでそっくりだったら、中身は違っても源氏ははまると思うなあ。 ぶっちゃけ源氏は中身なんか見てないでしょ
見た目が藤壺ならそれでいいんだよ
藤壺本人の中身だってろくに見てないのに 自分に都合よい存在であってくれる藤壺ならそれで満足しそうだよね
大人しくて従順な藤壺ならそこまで不満はなさそう
物足りなくなったら紫上のところ行けばいいだけだしな 藤壺は自分の手の届かない思い通りにならない存在だから焦がれ続けたんであって
都合の良い存在になったら結局別の雰囲気の女探してフラフラしてると思う 桐壺更衣が生きてたら藤壺や紫に出会ってもうちの母ちゃんに似てるなー
ぐらいにしか思わなかったかな そもそも桐壺が生きてたら藤壺の入内はあったのかな? 后腹の内親王に「あなたは私の愛した更衣にそっくりですよ」って
この時代の身分感覚だと、かなり失礼だよね。
身分抜きにしたって、あなたは更衣の身代わりですよって言ってるようなものだし。 女三宮と落葉の宮が逆の立場だったらどうなってたんだろ
落葉の宮と源氏って相性悪そうだが 物語絵合せってdisり合いにしか思えんかったけどああいうもんなの?
かぐや姫のこと竹から生まれて身分が卑しいとか言ったり >>589
源氏って落葉は好みだと思うよ
ちょっと空蝉系だし でも紫の上を放ったらかしにして入れ込むほどにはならなそう 源氏が藤壺当人のことは全く見てないっていうのはどうかなぁ
父は母の代わりに藤壺を見てるけど自分は藤壺自身を見てるって言ってたし
一応幼い頃一緒に過ごして藤壺もあの頃が一番楽しかったって言ってたよね
優しく受け入れてくれた藤壺も突っぱね続けた藤壺も
知性ある女性としても民に慕われた政治家としても藤壺のことが好きなんだよ源氏は
藤壺という人物を美化してたんじゃなくて彼の藤壺以外みんなダメっていう思い込みが諸悪の根源 >>588
桐壺帝は帝と更衣という身分を超えて
一人の男と一人の女として桐壺更衣と愛し合ってたからね
一方で藤壺は帝と女御という身分を超えて帝を愛するところまではいかなかった
世間の常識で身分の高さや低さで愛情の深さが違うことになってても
桐壺帝にとって桐壺更衣は唯一無二の最愛のひと 前にあさきスレで書かれた「藤壺は取り返すことのできない幸せだった子供時代の象徴、だから永遠の人」っていう意見がしっくりきた >>595
それはすごく納得。
源氏自身がそれに早く気づいていれば、若菜以降の不幸はなかったかも。
でも源氏は死ぬまで気づいてなさそう。 >>593
藤壺当人のことも深く思ってたのは事実だと思うけど
一方美化しまくってるのも事実だと思うよ
手に入らない憧れの人だからこそ美化も進むもんだし
そんで結局源氏も父と同じで藤壺の代わりに紫を見てて紫自身ではないと思い込んでいた
形代としての紫を藤壺より愛するわけがない的な思い込みと藤壺への罪悪感がありそう
結果愛だけをよりどころにしてた紫は最後までそれは得られないと不幸なまま死んだ 紫の上が不幸っていうのは違和感があるんだよな
間違いなく愛されてはいたし贅沢な暮らしでいい思いもしてきたはず
女三宮の存在で本来の身の程を実感しちゃっただけ 愛されていたといっても、形代&ペットみたいなものだし
紫が贅沢を望んだわけでもないし、精神的な自由がないのは不幸だと思う。
もちろん、衣食住足りてない人に比べれば幸せだけどさ。
元は天真爛漫タイプだから、どっかで女房勤めの方が紫には合ってたかもよ。 紫は好き嫌いハッキリ分かれるだろうね
自分も現代語訳で読んだ時は特に紫に魅力を感じなかったわ
当時は紫みたいな女が理想だったんだなぁと思う程度
でもあさきの紫は優しくて思い遣り深くて素敵な女性だと思うし大好き
明石の姫君を初めて抱っこしたときに明石の君の悲しみを思い知って嫉妬ばかりしていた自分を反省するところとかね
あさきは原典で欠けてるところをうまく現代風に補正しててうまいと思う
だからあさきの紫については本当に可哀想だと思うし亡くなるシーンは泣けてしまう
原典の紫は別に何とも思わん
亡くなってもふーんて感じ あさきスレだからあさき紫基準で書いたわ
あさきの紫は好きなんだよね600の言うように現代補正きいてて共感しやすいし
原典になると紫に限らんが当時の感覚のみすぎて共感できなかったりするからなー
不幸だと思うのは598の言う「間違いなく愛されてた」てのを本人が実感できないまま死んだとこ
そら落ちぶれて体売って生きなきゃならないよりは安全で幸福だろうけど
別に源氏の元で養育されて飼殺されるのが最初から望んだ人生てわけでもないしね 浮舟も薫に匂宮との浮気がバレても追い出されることなく逆に警護されてたね
かぐや姫みたいに
権力者を裏切った女と間男なんてズタズタに惨殺されそうだけど匂宮のほうが身分高いからかな 紫の上は女房の目を盗んで一人で野原に秘密の場所を作ったり雀の子をこっそり育てたり
少年ぽいところのある女の子として描かれているんだよね
確かに権力者の妻よりも女官になって自由な恋愛してる方が向いてそうな性格だね
源氏はそういう女性があまりお好みではないようで淑やかで控えめな性格に矯正されてしまったようで
そのことを自分でも実感して失った子供時代を嘆くシーンは胸に痛かった
もしかしたら父親の兵部卿の宮に引き取られた方が大人になってから自由だったのかも 紫がお転婆なまま成長してたら雲居の雁みたいな性格になってたのかな
あんなには気が強くないか 源氏は紫死後に、藤壺の代わりじゃなく紫自身を愛してたって思ってたけど
その紫自身っていうのも、源氏が自分好みに作り変えた姿で、本来の紫じゃないよね
紫が出家したいと源氏の意に沿わない願いを持てば、モラハラ的な事言って許さないし
愛してたのは本来の紫じゃなく、源氏に都合のいい紫なんだろうな 本当にね
紫は少女時代は喜怒哀楽の激しいお転婆な子だったのに
成長するにつれ顔で笑って心で泣いてじゃないけど、自分の気持ちを押し殺すようになってしまったよね >>604
雲居は頭中が理解ある父親だからね。、紫とはそこで違うと思う。
もし紫が父親に引き取られてたら、藤壺の元で女房になった可能性はないかな?
例の正妻がうるさいから、妹のところで暮らさせようなんて兵部が考えれば。 源氏に引き取られず近江ちゃんと同じレベルに育つ若紫見てみたかった 近江ちゃん好きだけどあんなに下品にはならないだろうさすがに笑
一時期末摘花のところで働いていた大輔の命婦みたいな育ち方してほしかったな
源氏とも対等な口の利き方してるし自由恋愛だし若紫がそのまま大きくなったらあんな感じかも
大輔の命婦は源氏の乳母子ってことだけど惟光とは血縁関係はないのかな さすがに近江ちゃんばりの平民化はしないだろうねw
兵部卿が引き取るつもりあったし
女御さまの女官はありそう 紫が女房となって宮中に出仕してもすぐに源氏の目に止まってお手つきになりそう
それでも源氏好みに育てられて源氏にしか頼る存在のない身の上よりはマシなのかな? 雲居の雁が落葉の宮の一件で夕霧と喧嘩して実家に帰った件りで
「女が男の裏切りに憤るのは当然のことではないか」と憧れの紫が思っていると夕霧に伝えてやりたいと思ったな >>611
北の方の怒りを恐れて兵部卿の宮が早めに藤壺のところに行かせていれば
優しい藤壺だからのびのび育って源氏の好みの女性にはならない気がする
若紫の性格のまま喜怒哀楽が豊かではっきり物を言う美人になることでしょう
多分藤壺が後見になってくれると思うからそれなりの相手に嫁ぐことになるんじゃないかな
・・・考えると源氏の妻になるより幸せそうに思えてなんか悲しくなってきた
源氏以外に嫁いでたら正式な結婚式も挙げてもらえただろうし一の方として並ぶことなく遇されていただろうに 紫が女房になったとしてもすぐに宮中で評判になるでしょう
「藤壺宮によく似ている女房がいる、宮の姪らしい」なんて噂を聞きつけたら源氏が放っておくはずない
紫は藤壺似の美貌を持って生まれたことが運の尽きのような気がするわ ラブロマンス漫画で朝顔の君のような男女の恋愛を否定するキャラがいるのも珍しいよね
連載時はバブル期で今よりもさらに恋愛至上主義だっただろうから尚更
恋愛についていろんな考え方をする女性がたくさん居て今見てもそれぞれのキャラに共感するところがある 喜怒哀楽が豊かで源氏にズバズバ物を言う紫も見てみたいわw >>614
確かに源氏が目をつけるのは確実だと思う。
ただ、源氏が引き取って育てる事にはならないだろうから、性格を過剰に矯正されず
もし源氏の恋人になっても、正妻格にならない分気楽な関係でいられそうだよ。 >>616
知性で源氏をやり込めたりしそう
マイルドな清少納言みたいになりそうw 明るく賢く超美人。女房としては身分も良い方となれば
藤壺仕えの方が気楽で充実した人生だったかな。 元の性格が明るくてかわいい分
源氏の好みに押し込められてその上愛情も貰えなかった(と思わされて死んだ)のが
よけいに可哀想に感じるんだよな あさきゆめみしの紫は、最期は源氏の愛を感じて亡くなったんじゃない? 愛を感じたというより自分の源氏への愛を感じて亡くなったんでは? 教養やセンスも源氏仕込みなんだから
源氏の元にいないif紫まで賢いとは限らないんじゃない?
喜怒哀楽が豊かでお転婆なのも貴族の美的感覚から外れるし
超絶美人には変わりないけど 源氏いわく紫の持つ美しい資質を磨いただけだし
藤壺んとこで磨かれてもふつうに賢くなれそうだよ 兵部卿は紫の上のことをあのまま山寺に置いておくつもりだったのかね
北の方に抵抗すらしなそうな人に見えて 夫にモラハラ受けてる人や
親に支配的に育てられて親の言う通りの優等生に育った人も紫上には共感しやすいかもしれない
それを1000年前に書いた紫式部ってすごいなー 紫は源氏に大切にされてはいたんだから
別に虐待されてたわけじゃないでしょ 愛する相手に気に入られたいって感情は普遍的だけどどんなに尽くしても若い女に負けてしまうってところが切ないよねそこが時代を越えて支持されたり共感をもたれるのかも >>627
源氏のおかげで深い教養を身につけたけどそれを披露する相手が当の源氏くらいというのは切ないなあ
女官勤めで広い世界に触れた方が若紫の性格には合っていただろうにね
藤壺のところに居ても相当の教養や知性は身に付いただろうから百人一首なんかに良くある
自分にちょっかい掛けてきた貴族の男を見事な和歌でやりこめる気の強い女になっていただろうなあ 須磨あたりまでの紫は天真爛漫だったよね
ちぃ姫を引き取ってからはしっとりと落ち着いた奥方になり女三宮降嫁から沈んだ表情で気持ちを押し殺すような描写が増えていった
紫が不幸だと言われる所以はやっぱり女三宮の存在がでかいな でも女三宮も紫と比較されてsageられまくってるし柏木に無理矢理襲われて可哀想
違う女君の立場に沿って読むとまた視点が変わるのがあさき(というか源氏物語)の面白いところ >>629
それじゃ紫式部が大嫌いな清少納言みたいじゃん >>632
うん、そうだね。どの女君にも共感できる部分があるんだよね。 >>627
モラハラって一見大切にされてるように見えるのよ
あんなに素敵な旦那様にあんなに大事にされてなにが不満なのって
第三者の目にはそう見える
でもモラハラ被害者は真綿で首を絞めるようなやり方でじわじわと心を殺されていってる
夕霧雲井夫妻のように喧嘩するときは喧嘩できるのが健全な夫婦なんだけど
「こんなによくしてあげてるんだからまさか私に逆らうなんてあなたの良心が許さないよね?」的空気で
相手の口をはじめからふさいでしまうのがモラハラ加害者 源氏がモラハラ夫というのは違うんじゃないかと思う一方で
女三の宮降嫁で紫の上を傷つけつつ朧月夜とも逢瀬を重ねる源氏というか当時の価値観は現代人の自分は理解できないw 桐壺更衣が重い病なのに、里下がりを許さず手遅れにした帝と
紫の出家を許さず、心身ともに弱らせていった源氏って、
自分の愛情を押し付けるだけな所が似てるなあって思った 夕霧夫婦といえば紫という絶世の美女を垣間見た途端に雲居の雁を忘れ去る夕霧に腹立つ
あの野分のシーンの紫は美しくて好きなんだけど毎度夕霧にイラついて腹立つ
紫みたいな綺麗な人がいるのによく父上は花散里みたいなブスを見捨てないもんだとか思う無神経さも腹立つ
源氏はまだそのあたりの女性への配慮というか優しさはあるよね…
紫のような人がそばにいたら紫だけを大事にするのに…とか思いつつ雲居の雁のことを裏切ってるし
本当>>612じゃないけど雲居の雁との喧嘩で紫は雲居の肩を持ってること伝えてやりたいものだ 罵詈雑言で妻の自尊感情奪うタイプのモラハラではないけど
何かにつけ賞めちぎってるわりに本人の意思を全く受け入れないところはモラハラなのかな 紫がよっぽどの美人で雲居はそこそこ可愛いくらいなのかな?
更衣も藤壺も紫も雲居も大和作品でいうヒロイン顔だから見分けつかないけど
源氏と夕霧が親子だから女性の顔の好みも同じとか
冷泉が紫を見ても惚れそうな気がする
更衣や藤壺や源氏の血を引いてる孫世代に同じ顔の子いてもおかしくないよね 藤壺と源氏が似てて夕霧と源氏がそっくりだから夕霧と紫も顔は似てるんだよね 罵詈雑言ではないけど出家を申し出た時のやり取りとか紫の上を遠回しに非難しているのはモラハラっぽい
自分のせいで紫の上が出家を願うようになったとわかってるくせに認めたがらないのはみっともない
終盤の源氏は憎み切れないろくでなしっぷりも薄れてただの屑にしか見えない 雲居の雁は実家が強いからのびのびしてるし夕霧とも対等に渡り合えていいよね
でも夕霧に腹が立つのは子育てと家の仕事に奮闘してる雲居の雁に対して「美しい紫の上に比べて我が家は所帯じみててつまらない」と思いやがるところ
今の昔も変わらないね 雲居は頭中将が女御にしようと考えるくらいだから顔立ちは可愛らしいけど、貴族の姫としての教育が中途半端になっちゃったからたしなみの面で評価を落とされちゃう感じだったのかなーと思ってた
夕霧も源氏が妻達を最高の形として愛したから素晴らしい女人になったのだと考えて雲居とやり直そうと改心して、宇治十帖の頃にはどちらの家もよい感じになってるみたいで良かった 雁の列から外れても頼りになる実家があった雲居の雁となかった紫上
雲居の雁は夕霧が女二宮に手を出して一度は本気で怒ったけど
そのあと寵愛を等分にされても気に病まなかったのは明石同様子供がいたからかな
格下の藤典侍が同情のメッセージ送ってきても素直に感謝してるしドロドロしたところが一切ない人だね 「御同情ありがとう」ってなかなか言える台詞じゃないよなあ
同情されること自体を嫌う人もたくさんいるのに 雲居は幼い時は孤立してたけど大人になってからは姉や兄弟と仲良くしたり友達も多いから生来は明るくて素直なんだろうね 紫はそうだったね
あのとき紫に文を送ったのがどこの誰でどういえ気持ちだったのかは不明だけど
あさきの紫は素直に受けとれず笑われものになってるイメージを膨らませてた 現実なら若くて高貴で裕福な正妻を得た最高権力者の古女房は
寵愛を争うどころか家族として相談役に徹するしかないから
作者は紫に甘いんだけどねぇ 紫の上に子供がいれば今更寵愛を争う立場にはならないだろうけど
紫は子供もなく頼れる実家もなくただただ源氏の愛だけが頼りだから…
紫の上に子供を産ませなかった紫式部ってドSだわ 式部は紫と雲居を、夫が内親王と結婚するっていう同じ立場において
実家も財産も子供もない紫の辛さを引き立ててるよね。
うまい構成だなあと感心する。 紫が子宝に恵まれて一の人としての地位をしっかりと築き源氏に最も愛された幸せなヒロインだったらここまで読者に愛されなかったろうからね 紫って子供生んでたら正妻になれてたの?
正式な結婚してないうえに頼れる実家がないからだと思ってた
ちい姫が紫の実の娘で中宮の養母じゃなくて実母だったら女三宮の降嫁は免れたのかな? 身分が女三宮に勝てないから実子がいても阻止は無理でしょ
下手したら紫の子を女三宮の養子扱いにするかもよ >>637
桐壺の更衣の場合は養生の為ではなく里下がり=ほぼそのまま実家で死ぬってことで
桐壺帝が更衣の里下がりを許さないエピソードの意味は
穢れが許されない宮中で帝以外の人間が死ぬのはあり得ないと言う
不動のルールを破ってでも更衣と離れ難かったと言う帝の激情を表してるんだよね
ちなみに源氏が書かれた後に白河帝が寵愛の女御が亡くなった時に同じ事している
白河帝の場合は更に遺体からどうしても離れようとしなくてお付きの人たちが大変だったとか 紫上はたとえ実子がいても夫<<<子供にはなりそうにないんだよね
夫に向けていた愛情のベクトルが子供への期待に移動しなさそうというか 紫の場合、源氏が単に夫なだけなく育ての親的存在でもあるから
精神的な影響がずっと深いのは仕方ないと思う。
紫に女の子ができてれば、后がねとして親子安泰だっただろうけど
男子だったらすでに夕霧がいるから、不安定なままだろうか。 そういや少女を誘拐して自分好みの女に育てようとしたアニヲタの事件があったな
何でも源氏物語と表題した観察日記も見つかったとか あさきの紫の上は初恋も何もないうちに兄のように慕っていた相手から襲われてそのまま結婚して
正直源氏に恋をしたことは一度もなかったんじゃないかという気がする
葵といい紫の上といい三の宮といい源氏はどうも正妻格の女性からあまり愛されていないような・・・ 紫が死ぬまでそこに気付かなかったけどね
気付かないってことは当人にも当然伝わってないので意味ないね ごめん即撤回でなんだけど気付かなかったというと違うか
(男への愛と認識してたかわからないが)向けていた愛情はちゃんと残ってたって気付いた展開だねごめん >>656
でも憎い恋敵の娘であるちい姫を愛情こめて育てた紫だからなぁ
もし実の子の存在があったら拠り所にできたんじゃないかな?
少なくとも源氏の愛だけに縋る人生ではなかったんじゃないかな もし紫に子供が生まれたら藤壺や夕霧や冷泉そっくりなるよね多分
そっくりさんだらけ >>662
紫が最期で気づいた愛は、もう男と女の愛情は乗り越えちゃって
家族愛というか母性愛というか、大きなものになってたように思えるね。 源氏と紫の間にできた子は美形ぶりが凄いことになりそう 紫上は源氏にやきもちやきさん言われてたじゃん
源氏も想われてるのわかってるのに他の女に手を出すんだから罪だね 美形の血筋からいくと冷泉になるけど、オーラとか含めると源氏になるのでは?
なってたって主役だし 作中一の美女は藤壺なのかな
やんごとなき身分だから描写が控えめとはいえあの源氏の運命の人だし 藤壺と紫が同じ顔だからこの二人という気も
いや桐壺入れて3人か
年代による絵柄の違いを含めると個人的には桐壺が一番美女(美少女?)に見える
あと自分の好み入れると葵上がベスト美女に見える 好みの話で言えばあさきでは明石が一番の美女に思える
原典だと明石は美人じゃないんだっけ
美人ではないけど趣深く気品があるって感じで 朧月夜はどのレベルになるんだろ
「あの人は本当の美女と言えようね」みたいにあさきの源氏が言ってたけど 実写化なんて話になったら源氏は福士蒼汰にやってほしいな
紫の上は有村架純辺りかな
末摘花は女芸人にやってもらうとして誰がいいだろう 年がだいぶ上だが椿鬼奴あたりかな あさきの画的なことを言うと明石は空蝉ほどではないにしろ老け地味だし桐壺更衣は藤壺より夕顔に近い
玉鬘や朧がいわゆる美人という画らしいけどヒロインという顔ではない 朧月夜は華やかなゴージャス美人なんだろうね
しかし源氏物語世界は美男美女でインフレが起きすぎw いろんな美女がいるけど結局は紫の上が一番優れてるんじゃないの
玉鬘の美しさは紫の上ほどじゃないって原典にあるんだよね 大人の男と女だからそこまで似てないでしょうw
小さいころそっくりでも成長すると変わるしねー
紫の上はあさきの中で一番の美人に描いてる感あるよ
藤壺さらには桐壺が原点なのはもちろんだけど
藤壺は年上の女として多少老け気味(老成とも)にしてる印象あるけど
紫は永遠の恋人的な印象でいつまでもかなり若々しかった 紫が幼女時代から少女、新妻、中年期、初老までの美しさを描き分けられてるね
明石の君も登場時は初々しい美人だったね。最後のほうは落ち着いた渋みのある美人。年取ったちい姫は明石に似てるし 紫はあさき四巻(須磨)辺りの絵柄が好きだなあ
若々しくて可愛らしかった
ちい姫は女御成り立ての頃が一番可愛かったなあ 須磨のあたりは紫は少女の天真爛漫さが残ってて可愛いよね どのキャラも大好きなんだけど
葵の上が生きてたらどうなってたのかなってのはよく思うなぁ
せっかく素直になれてたところをすぐ死んじゃったから悲しかったのを覚えてる 葵上が生きてたって本命の紫を囲ってるし
仲直りしたってまたつまらないことで喧嘩なんてことにならず退場してよかったよ
夫婦仲を悔悟してるなら桐壺帝が源氏をそうしたように夕霧を手元に置いて育てるぐらいしてもよかったのに
大宮が寂しいのを利用して預けたり花散里に任せたり徹底して紫上から遠ざけたずるい男
それより葵が最初の計画通り優しい朱雀の妃になってたら東宮を産んで
逆恨みされて早死するなんてこともなかった思うと悲しい >>685
源氏だって祖母が生きてる間は桐壺更衣の実家で育てられたよ
夕霧は源氏のとこで育つよりも祖父ちゃん祖母ちゃんに育てられる方が絶対良いだろ 源氏って若いうちのはっちゃけはまあ未熟だからって思えるけど
夕顔と葵と二人も己の女の扱いの悪さで死なせてるのに
その後も延々漁り続けるところがほんと気持ち悪いんだよな 源氏は後見のない女を好むから、
葵が生きてても、結局あまり愛されなかったと思う。 源氏は確かに立場が不安定な女性に惹かれる傾向があるような気がするね
自分以外に頼るものがいないというのが男の優越感をくすぐるのかな
朧月夜は愛人として遊ぶのはいいけど結婚は絶対にNGなんだろうな 明石は実家は金持ちだけど身分が低いのが源氏のアドバンテージなわけね 源氏は確かに最低な男なんだろうけどそれでもやっぱり憎めないんだよなぁ
特に紫の臨終前後は何度読み返しても泣ける 紫って明石に対しては「わたしが寂しくしている間に殿の心を奪った、子供も授かった」と嫉妬してるけど
朧月夜に対してはそういうところみせないよね
そもそも源氏が須磨に行くことになったのは朧月夜が原因の上、後年浮気までされてるのに 明石に嫉妬したのは子供を授かったことが大きいんだと思う
あと明石の身分が低いことも紫のプライドを傷つけたんじゃない 子供の事に加えて、朧月夜は真剣な付き合いじゃないってのもあると思う。
右大臣家から結婚申し込まれても、源氏は断ってるし。 遅レスだけど完全に好みの話で言えば新弘徽殿の女御(雲居の雁の姉妹)の顔が好き
玉鬘とか雲居の雁とか頭の中将の家系は源氏とはまた違った顔立ちで好きだったわ 美少女だよね弘徽殿の女御私も好き
個人的にはあと秋好中宮が好きだ
源氏の魔の手から逃れられて本当によかった 冷泉の女御はどちらもタイプが違う可愛さ綺麗さで私も好きだ 源氏って他人の娘は雑に扱うくせに自分とこの子供には激甘だよね
実の娘(ちい姫)は大事に大事に育てたけど養女(秋好や玉鬘)は結局は他人だから手出すスレスレのことまでやってるし
夕霧が雲居の雁と結婚するときに夕霧の衣装について張り切ってたのは微笑ましかったんだけど
やっぱり人として見るとクズだよね 名乗れないから冷泉が一番かわいい、とか言ってるくせに
玉鬘を共有しようとたくらんでたのにはひいた まあちい姫だって大事に貴婦人に育てたのは紫であって
源氏はその期間もさまざまな女たちを飛び回ってたわけで 親子丼の危機
○夕顔×玉鬘
○六条御息所×秋好中宮
どっちも危ないところだった・・・
空蝉と軒端の荻は母娘だけど義理だからセーフか
(父親)源氏と(息子)夕霧がそれぞれ姉妹(女三宮と落葉の宮)と出来てるってなんかやだな
しかも姉妹の父親が源氏にとっての兄で夕霧にとっての伯父というのがまた・・・
この時代には普通なんだろうけど 夕顔って別に源氏のこと好きじゃなかったんだよね?
お付きの人たちのために自分は犠牲になってもいいって感じで源氏の誘いに乗って
結局生き霊にやられちゃったって玉鬘編の辺りで知って
微妙にショックだった記憶がある 自分は好きではなかったと思うな。
パトロンとしては優良物件、くらいの好意はあっただろうけど。 本気には見えなかったなー
ちょっと貞操観念緩めなイメージだった
仮初でも時分を愛して寂しさを埋めてくれて、かつ自分も必要とされるならおk出しちゃう的な
その背景に家人のためって要素があるのはもちろんとして あさきすごく好きなだけに宇治十帖合わせても13巻までしかないのが悲しい
もうちょっと読みたかったなぁ >>709
娘のためもあったのかもな
父親も亡くして頭の中将とも別れて頼ることもできず
玉蔓の行く末も不安だっただろうし 身分が低いとそういうことするしかないんだろうね
それでも相手は選んでたみたいだけど 玉鬘に夕顔と愛し合ってしあわせだったとか語ってる源氏は玉鬘への説明とはいえ独り善がりに見えて滑稽だなとちょっと思ってしまった >>715
品定めで中流の女がいいってのもぶっちゃけそういう部分あるんだろうね
上流の女はまず辿り着くまでに段階多いし基本的に貞操観念高いけど
中流の女はいちいち段階とか踏まずにお互いいいと思ったらすぐ体の関係持ち込めるみたいな
そういう層だから情が厚いってより、さっさと深い仲になるから情も厚くなるってのを
貴族様目線で見るとそうなるのかなと まあある程度情を交わす相手は身分に差があった方が遺伝子的にも良いことだよね
上流同士でばっかり子供をなしていると死産や虚弱児が生まれやすいから >>716
源氏って万事こんな感じだよねw
こういう男と正面からかかわるのきついだろうなあ。 源氏がどうにも独りよがりなのは何やっても許されるしビシッと言える立場の人が居なかったからかなあ
桐壺帝は甘々だし兄は弱気だし義父の左大臣も甘いしライバルの頭中将も結局は源氏に及ばないし
自分を叱って導いてくれる師匠のような存在を源氏はずっと求めていたのかもしれないね 源氏から一歩または何歩も引いてる女キャラがやたら賢げに見えるのはたぶん気のせいじゃないw
まあ紫みたいにどうしようもないキャラはどうしようもないので判断の外だが 源氏が思い通りにできなかった女性って秋好と朝顔かな?
藤壺はあさきだと両思いで源氏の子産んでるし 空蝉はしっかりしてた分後々になっても源氏が覚えてたのかも
夕霧って心の中で紫のことを樺桜の君って呼んでたけど
源氏も紫のことはイコール桜だと思ってるんだよね
源氏と紫は出会いが春だからっていうのもあるんだろうけど親子揃って女を同じ花に喩えてるのが笑っちゃう 源氏の人生の春の象徴の藤壺が桜の咲く頃に亡くなって
桜の盛りの頃に見出されて春を愛した紫上が秋に亡くなるって何か寂しいね 秋といえば秋好が可哀想だなと思ってた
母親は言わずもがな紫へも結構慕ってた感じなのに
二人とも秋好の好きな秋に亡くなってるから >親子揃って女を同じ花に喩えてる
源氏と夕霧どちらも祖母に育てられたのが共通してるし似通ったのかも 葵の上が亡くなった後に夕霧を左大臣家に託してたり
紫の上が亡くなった後に匂宮を源氏に預けてたり
源氏とちい姫もなかなか似た者同士だよね
さすが親子 ちい姫の場合は言葉のとおりお小さい子見て和んで気を紛らせてってのが伝わるけど
源氏の場合は女漁りの邪魔だから体よく押し付けた&ついでにバーチャン喜んでwinwinて感じ (公式の)嫡男なのに夕霧への源氏の扱いは結構酷いよね
須磨から戻ってきて久しぶりの再会がたまたま通りかかっただけって・・・
最初に声をかけるのが冷泉で「それに夕霧か?」って冷たすぎる
それで父親らしい言葉は何一つかけず「おじいさまとおばあさまによろしく」ってそりゃないよ
心配掛けてすまなかったとかまた会えて嬉しいよとかいろいろあるでしょうに
現代の価値観で判断しちゃいけないんだろうけどさ でも冷泉から「いいね夕霧は源氏の君がお父さまで羨ましいな」みたいに言われて笑顔で「はい」って言えるあたり
夕霧はいい子だよね…
父親が須磨に行ってる間も寂しがるどころかわりとあっけらかんとしてるし
父親らしくしてくれなくて恨むっていうより大宮のところに預けられたおかげで雲居の雁とも出会えてハッピー程度なのかな
この二人は堀のそばで恋愛について語ってた話が好き
あそこの源氏はわりと父親っぽい気がする 夕霧やちい姫が問題児で素行不良だったら面白かったのに 源氏が結構問題児だったからその子供は真面目になる・・・という二世タレントにもよくある傾向 そもそも問題児キャラってあんまり居ないね
あとは匂宮とか?
両親からも周りからも大事にされてたのに
自分だけの紫の上を探す!って張り切ってフラフラして心配掛けてたし あまり問題児を出しちゃうと、源氏が霞んじゃうとか式部は考えたのかね。
弘徽殿さんにとっては、朧月夜は問題児だっただろうな。 そか、子供らは脇なのにあまり強烈なキャラだと主役が霞んでしまうよね
夕霧の巻のようなスピンオフものも面白いんだけどね 朧月夜の話に出てきた十二単どころじゃなく着物を重ね過ぎて
クジャクのようになったはいいけど立ちあがることも出来ずに廊下を這っていた女官の話は
本当にあったんだろうか・・・さすがに立ち上がれない時点で自室から出るのをあきらめると思うんだけど テレビで京都の貸衣装屋さんで女性リポーターが10枚くらい着せてもらってよろよろ歩いてたけど本当に重そうだった
あれを昔の貴公子が抱き抱えるとか本当にできたのかな?
中の女性が現代人よりも小柄で華奢で軽かったのかもしれないけど 本式の十二単は着たことあるけど、17kgほどあるので、着たままお姫様抱っこはムリムリ
歩くのも慣れれば可能だけど長時間は立ってられないし、座ってれば割と楽なので、当時の女性は歩くことが無かったというのは納得
ただし、高貴な姫様は居室で正装することは無いので、もう少し軽いかと 当時のお姫様って平均40キロくらいだろうから十二単プラスしても60キロ程度
60キロなら体育会系の高校生でもお姫様抱っこできるだろうから武道が必須のお公家様なら余裕では
男性の装束はずっと軽いから負担にならないし うずくまってじっとしていずむしろ棒立ちだった女三の宮は活動的だったのかw >>743
普通の60kgなら持ち上げられても、あの引っ掛かりの無い長い衣装ではかなり難しい
細長とかなら行けそうだけど 御姫様がやたら着こんでいるのはいざという時の強姦防止のためでもあったのかね
男が脱がせている間に助けを呼べるし時間も稼げるし 十二単ってまとめて脱がすこと可能だから
すごく脱がしやすいって聞いたことあるよ
あと姫様より女房の方が着込んでいるのが普通だよ >>746
十二単脱がせるのは、裳の紐一本だけ解けば一気に脱がせることができる
衣装だけで、立たせることができるから、一見人が居るように見せられる >>747>>748
詳しくありがとうございます
逆に夜の逢瀬には便利な作りなのですね十二単
さすがスケベ大国日本 匂宮は皇子だから通常何処かに行く場合牛車に乗るのが一般的なのに
宇治へは侍従を引き連れ馬に跨り駈け会いに行ってるけど
お供する側からすれば振り回され大変だろうね 女も衣だけ置いて逃げやすいってことなのかな
空蝉のように ああそうか一瞬で脱げる方が緊急事態に逃げるには手っ取り早いわな
立たせることも可能なら暗い時ならしばらく人目を誤魔化して時間を稼ぐこともできるし
十二単っていろいろと合理的に作られているんですねえ 藤壺は衣を脱いで逃げようとしたけど源氏に長い髪を掴まれてしまったのよね
出家で縁を断ち切る時の黒髪の使い方や藤壺の回想で少年源氏がすでに藤壺の髪を手に巻いてうっとりしてたとか
エピソードが繋がってる
実際はベタついてて香をたきしめてても臭そう まあそれが普通の世界だとしっとりに感じるのかもしれないw
日本人はそれほど体臭無いから救われてるとは思う 平安時代の日本人は動物性たんぱく質をあまりとらないからさほど臭くないしべたべたしないと思う
肉食民族は体臭が凄まじくてだから香水文化が発達したんだよね
お姫様は確かにあの髪だと湯あみも頻繁にはできないから現代の価値観だとかなり不潔に思えちゃうな あんまり動かないし汗かかないからそこまで臭くはならないかも
でも夏は座っているだけでも蒸れそうだよね、あの格好 夏はなんか雲居の雁がセクシーなシースルーでうたたねしてたシーンがあったけど
はしたないと父親に怒られていたから真夏でも姫君はきちんと着こむものなのだろうか 平安時代には単袴姿というおっぱい丸出しの夏服があってな……。
あさきでは控えめな表現だけど、
牧美也子の源氏物語ではメタボババア姿の弘徽殿女御もシースルーを着てた。 まあリアルに考えたら夏には夏服着れなかったら暑さで倒れるよねw 女一宮がシースルー着て氷触ってたってことは
夏はそれなりに暑かったんだろうね >>758
雲居が叱られてたのはシースルーだったからじゃなくて
昼寝してたからみたいだよ
夏に涼しい格好しててもいいけど
その涼しい格好で昼寝するのははしたない、てことかな うたた寝ってことは本来寝る場所じゃないとこで転がってうとうとしてたってことで
そういう危機感とか慎みの無いのが注意されたのかと思ってた
逆に言えばちゃんとした寝間?であの格好で寝るのはありなのかなと
当時の風習わからんが流れでなんとなく お姫様がそんなはしたないところで寝てるのは放置しといて
知らぬは親ばかりねって囁く女房たち… 雲居がうたた寝などしなかったらおっぱい透け透けのシースルーでも行儀良く父親を迎えてたら何も注意されなかったってことか?
現代だとノーブラTシャツとハーフパンツ姿かな むしろ姫様の方が薄着で構わない
侍女はそこそこ着込むけど 暑いししゃーない
むしろ軽装は女主人の証だよね
唐衣裳装束って要は礼服でフォーマルだし 結構前に六条御息所と葵のドラマをフジテレビあたりでやってたんだけど、六条と葵が唐衣と裳を付けてて侍女達が袿姿だった
見た目が唐衣と裳をつけた方が豪華で姫っぽいからだろうけど間違ってるよね
製作陣のうち誰も指摘しなかったのかな そんなのまだマシだよ
観月ありさが葵の上役を演じたSMAPxSMAPのふかきゆめみしは
日中御簾の間で源氏と囲碁の対戦をする場面から始まり
途中ローラースケートを履いた子供数名が庭に入り
光GENJIの歌を熱唱するコントは酷かった お姫様の方が豪華な着物着てそうなのにね。高貴な女性は人前に出ないから普段着?のままか
外国の宮殿だと王妃様とか王女様とかがファッションリーダーだよね
美しい容姿に流行のドレス着て優雅なダンスを披露して旦那以外にも崇拝者がいたりして
美人に生まれた甲斐がある感じ ちゃんとした場に出るときは人前じゃなくてもちゃんとした格好するでしょw
そうじゃなくて側仕えより女主人のほうが私的な場所ではリラックスできるってだけじゃない?
外国でもメイドさんはいつでもきっちりした格好で女主人の前に出るのが当たり前だけど
主人は室内じゃすっぽんぽんにガウンでもおkだとかさ
あと絽や紗の着物って高級品だからそれこそ高貴な人しか着れないような気がするが
当時と値段違うのかな あー高貴な女性がだらしない服装してたって意味じゃなくて
年末の衣装配りのエピソードとか、どの女君もお似合いな素敵な柄の衣装貰っても披露する相手は源氏と女房たちぐらいのは勿体ないかなーって あさきって衣装のデザイン被りがなくて見てて楽しいよね
紫の侍女か何かの犬の柄着てた人なんか可愛くて好き 唐衣と裳は今でいうスーツとネクタイみたいなもん?
だから侍女は女主人の前では正装の唐衣姿で女主人は略装の袿姿ってことだよね
見た目は唐衣姿のがお姫様っぽいよね 犬君は犬の柄じゃなく犬の字が書かれた着物だったような気がする ふかきゆめみしで思い出したけど光源氏が木村拓哉で紫の上が観月ありさって
結構あさきのイメージに近い気がする
木村と観月は4つしか違わないけど観月が小学生の頃からの知り合いだから
兄妹感は結構あるんだよね 源氏も柏木を追い詰めるシーンで蜘蛛の巣柄の衣装着てたね
あれ禍々しさとか色々出てて源氏が悪役に見えたわ 蜘蛛の巣柄たまに出て来るよね
源氏が酒の席で柏木をじわじわ責めるときに着てたのも蜘蛛の巣柄だった気がする あ、リロードしないで書き込んだら思いっきり被ってたw あの席で急に柏木が具合悪くなってそのまま死に至ったけど
あれは六条の生き霊が一時的に源氏に取り憑いて柏木に呪いでもかけたのだろうか 柏木ってやってることは皇族の正妻をNTRで結構なやらかしだけど
その割に精神弱いから自家中毒起こして自滅パターンじゃないかな 柏木は性格悪いから嫌い
落ち葉の宮に対する態度がありえない 源氏も寝取りはさんざんやってたくせに柏木に怒る資格あるのか?と思ったが
描写されている寝取りは空蝉と源典侍くらいかな
朱雀帝にいずれ嫁入りするはずだった朧月夜とかは寝取りに近いかも知れんが
書かれていないだけで他人の女に手を出したことはそれなりにあるんだろうな 源氏は柏木同様皇族の人妻に横恋慕して子を成して、柏木に対してお前も恋のために死ぬ覚悟があるのかと凄んでたけど、
例えば柏木があそこで開き直って源氏が出家するまで耐え忍んで表向きは源氏に尽くしてちゃんと出世もしていったら源氏は柏木を許したのかなぁ 頭中将の正妻にも興味を持ってたから、チャンスがあればNTRしてたろうね でも六条は源氏は何かに守られてて取り憑けないから紫に取り憑いちゃったって言ってたけど
誰が源氏を霊的に守ってるの?桐壺院?桐壺の更衣?
思えばあさきオリジナルの桐壺院と更衣の出会いで出て来てた悪霊や桐壺院に光を臣下にするよう進言した占い師は正しかったよね
源氏を産んだ更衣に罪はないんだけどさ
主人公なんだから源氏を中心に話が回るのは当然なんだけど源氏のせいで不幸になるキャラが多すぎる >>786
藤壺忘れていました
源典侍は笑い話だけど藤壺と空蝉やらかしただけでも柏木許すのに十分だと思うけどな
三宮なんて別に大して好きな女でもなくてただ縄張り荒らされたのがプライド傷つけられただけでしょ
それだって結局ガードが甘い源氏の責任でもあるでしょうに
三宮降嫁以降の源氏は本当にみっともない 帝の妻を寝取ったと言っても自分を溺愛してくれる父親で父親が本当に愛してるのは実母の更衣だからなー
心の底では大目に見てもらえると思ってるよね 柏木は一貫して嫌いだったなあ
息子とも思って可愛がってた男が自分の妻と通じてたっていうのは
源氏、藤壺、桐壺の流れの因果応報をやりたかったんだろうけど
源氏と藤壺は想い合ってたけど柏木と三の宮はそうじゃないし
柏木には襲われるわ源氏には疎まれるわって三の宮が可哀想すぎる
トドメに夕霧の枕辺に化けて出て「この笛は薫に渡して欲しい」ってシーンが自分勝手で好きじゃないから
柏木本人無理だわ 個人的に柏木自身は正直わりとどうでもいいな
三ノ宮が見た目以外に魅力とかキャラ性を感じないんで同情心もあまりわかないってのもあるが
本人罪の意識でさっさと死んで償ってるから腹が立ちにくいというか
それよりも好き放題やってきた源氏への天罰覿面て流れがわりとスカッとしたw 女三宮を思って柏木を責めるんならいいけど、
自分のプライド傷付けられたってだけだから感じ悪いよね
ほんと源氏って自分に甘く他人に厳しい 源氏も十分痛い目に遭ってると思うけど受け取り方は人それぞれかな
紫を夕霧に寝取らせなかった辺り紫は聖域なんだろうなって気がする
そのための女三宮であり柏木だよね 女三宮はぼうっとした幼稚で空虚なお日様が
苦境にあって一気に人間的に変化していく所は結構好き
本人の境遇は不幸だけど お日様ってなんだwお姫様だw
>>785
近江の君に対しても弘徽殿たち他の兄弟は
まだ困ってはいても酷いことはいってないのに
柏木だけが泣くほど酷いこと言ってるんだよね
近江の言う通り連れてきた人間でもあるのに 嫌いっていうか、源氏にひと睨みされただけで運命の恋を前にして死んじゃう柏木は小物だなぁと思ってしまう
須磨に流されて「私は悪い事などしてない(キリッ」って言って天の怒りを買った源氏ぐらい図太くないと主人公は務まらないw >>798
そうそう柏木のそういうところ大嫌いだわ >>799
図太いっていうか源氏はもともと「私は何をしても許される!」の傲慢ちゃんだからなぁ 傲慢でいられる産まれだしな
結局そんくらいの後ろ盾が無きゃあの話の主役にはなれんわけだw 柏木もきもいけど源氏に同情もできない、ただ女三宮がかわいそうなだけだなあ。
頭中と柏木って全然性格似てないね。 顔が良くて親は国のトップだし後見もしっかりしてて
その場限りでも一応女には優しくて
クソだけど憎めないって周りも口を揃えて言うレベルだし
柏木と比べるのは源氏に失礼というか 朱雀帝も三宮があの性格だとまともな妻にも母にもなれないのがわかり切っているのだから
出家させてやった方が結局不幸になる人少なかったと思うんだけどな 後出しじゃんけんだけどさ
柏木死んだらまた心を閉ざして息子にすら見向きもしないしあれは母も息子も辛いよな
源氏が自閉的な少女の成長に向いたタイプかどうか兄ならわかり切ったことだろうに
自分の好き勝手するのが好きで献身的に心を通わせる性格じゃないんだから 朱雀帝って見た目穏やかそうに見えて普通に女好きだよね
女を何人も抱えるのがあの時代普通だったとしても
母親の妹(種違い)の朧月夜だったり秋好だったり
そしてそれを弟に喋っちゃうから弟に女を取られるという 柏木は落葉宮に対してつまらない落葉をもらってしまったのか酷いよね
近江ちゃんに対しても冷たいし最悪やね
だからって源氏にも肩入れできない
ただただ女三宮が可哀想ってだけ まっすぐ源氏を見据えて涙を流しながら痛烈に批判したのは女三宮だけだよね
あのシーン好きやなあ 自我のなかった小娘ごときにビビる源氏ww 今まで身分の低い女しか相手にしてこなかったから
当然好き勝手やれたし女人を雑にも扱えたんだよね
女三宮は内親王だし親は院
源氏を好きだったわけでもないから言いたいこと言ってたけど
いやでも柏木が潜んで来てるのに何もしないのはどうかと思って読んでたなあ 朱雀は、源氏が藤壺の面影を求めて三宮と結婚したのは知らないから、
内親王として大事にしてくれると思ってたんだろうね。
もっとしっかりした女房をつけられなかったのかな。 身分がある程度高い六条や朧月夜に対しても結構好き勝手やってて、父帝に諭されても改める気もない辺りの自信ぶりが凄いね源氏は 女三宮って自覚してないけど柏木のこと好きだよね?
源氏に知られたら怖いから嫌がってたけど
愛されることを教えてくれたとか柏木が死んだら可哀想って泣いてたし >>808
そのシーン好きだけど
六条が言わせてたとしたらかなりガッカリ
どこまで三の宮本人の意思なんだろう >>790
川原泉の「笑う大天使」で「不能の拡大再生産」と評されていたのを思い出したw あさきの女三宮は池沼ぎりぎりか発達障害のように見える
一時はモノノケのおかげで意思強固に行動できたが
じかんが立てば元の木阿弥
息子に少女にように幼い母親と思われている 言っちゃなんだけど情緒面ほんとひどいよね
それについては源氏の感想(あの朱雀院がなんでこのように育てたか)に同意せざるを得ない
個人的には三宮は柏木を好きではなかったと思う
所詮レイパーだし自分の平穏な生活を奪って父親に顔向け出来ない身にした諸悪の根源
レイプ妊娠で揺さぶることで自我は芽生えさせたし何度も愛のあるセックスされて多少の情は芽生えたようには見えるけど
ちゃんと愛があったらいつまでも少女のようにはいないと思う 髪を下ろしたいって言ってる辺りなんであんなに急に感情が芽生えて喋るようになったんだろうってずっと不思議だったんだけど
成る程六条や他の女人たちの怨念というか苦しみが女三宮に取り憑いてたからって意見もあるのね見聞が広がるわ
でも原典では一応母親らしくしてるんじゃなかったっけ?
薫のこと心配したりしてたよね 女三宮が好きなのは父親と猫
自分を保護して静かに猫と過ごさせてくれる存在なら誰でもいいので
一時は源氏の言いなりになっていた
後年は息子に頼りきりだった
まさに三従の徳(笑)
柏木は平和な生活を混乱させる闖入者
精神が幼すぎて彼に恋愛感情は持たなかったと思う
薫に頼っていた頃は昔回りにいた男たちのことを思い出すこともなかったろうね 原典では多少息子の結婚の世話をしたり喜んだような記述があるけど、
あさきでは果たして親としての自覚があるのか怪しい気がする
自分に庇護と平穏を与えてくれる息子はいい人とか思ってそう >>796
紫を傷つけることができるのは他の男ではなく源氏だけとしたかったんだろう
明石君の盾矛の話は納得
それだけに源氏の紫に対する罪は重い やたら自我が強くなった三宮は六条など源氏に翻弄された女人が憑いていたと言う考察は膝を打ちました
確かにそれだと後年になって以前と同じく息子にすら無関心になった三宮に説明がつくわ
柏木を駆り立てた思慮のない振る舞い(外から見える場所に立つとか)ももののけがやらせていたのかな
柏木にも色情霊が憑いてあんな破滅的な行動に走ってしまったのかもしれないね 柏木本人も何故この恋にこれほど執着しなければならなかったのか何かがおかしいと訝しんでたね
そのシーンで猫が鳴いてるのがまた 秋好中宮も実母が悪霊になっていたと知ったら深く悲しむだろうな
供養はしてるはずなのにどうしても源氏への愛憎が昇華させられなかったか 秋好は紫のことを慕ってたから実母六条が紫に取り憑いて苦しめてたって知ったら普通にショックじゃない?
ていうか源氏はどうやって秋好に六条のこと話したんだろうね
紫が一命とりとめたときに六条が「娘に女の執念について教えてあげてね」みたいなことを源氏に託してたけど
言えるわけなさそう 源氏が21歳くらいの時に秋好中宮が12歳くらいで9歳差
紫の上の年齢がはっきりしなくて源氏と7〜10歳差らしい
ほぼ同い年と見ていいのでは 秋好を養女にするとき源氏が紫に斎宮はあなたとひとつ違いだよって言ってたね 朝顔の父上は求婚する男性を近づけさせず対処したけど
あれじゃあ男に免疫がなくなり逆効果だったんじゃない >>829
何回か手紙のやり取りしてるし面識もあるし
少なくとも無関心ではなかったのでは?
紫も紫で秋好のために部屋の模様考えたり斎宮のためにあれこれしたいって張り切ってたし
秋好と明石は多分同い年だよね?
紫と一つ違いかーって源氏が思ってた気がする 春の御方に会えるのが楽しみで玉鬘の腰結い受けたとか言ってたし源氏より紫の方がよほど慕われてたね 秋好が裳着の腰結いを引き受けたのはちい姫ね
ちい姫ってたしか十一歳か十二歳で入内して直ぐ妊娠してるけど
あれって一応作中で何年かは経ってるのかな
藤壺でも十四歳で入内してるのに十二歳って早過ぎない?
そこから子供ぽんぽん産ませられて可哀想 源氏の四十賀とか秋好はむしろ源氏のまわりの女達のなかでは素直に感謝して慕ってる方だと思う
腰結引き受けたのも源氏の頼みならって感じで紫のくだりはあさきのアレンジだし 源氏と女三宮の結婚の時には女三宮に贈り物しているしね
源氏は養父だけど紫上は養母じゃないあたり紫上の立場の不安定さが垣間見れる あさきでは秋好と紫上は仲良しなんだからいいんじゃない?春と秋の微笑ましい対決とか
想像だけど小梨で分かり合える部分あったと思うわ。とくに秋好は帝の妃として凄まじいプレッシャーだったでしょうに この時代の出家の重みがどうもよくわかりません。
出家しないで死ぬと絶対煉獄行き、みたいな真剣な恐怖感を持っていたのでしょうか?
また、年とって出家しないと世間から陰口たたかれたりするんでしょうか? 結構おばあちゃんになっても宮仕えとかお屋敷の古女房や姫君の乳母やってる人いるけどどうなんだろうね
先立つもの(財産)とか後見人がいないと働くしかなさそうに見える 死期を悟った紫の上が明石中宮に「私に仕えてる者の中には身寄りのない者もいるからどうか気に掛けてほしい」って頼んでるし
そういう人多かったんだろうね 源典侍はけっこうな年まで現役でいたけど
出家してからもちっとも俗世を捨てきれてなかったよねw 源典侍はファッション出家かなw
あの元気さなら、源氏より長生きしたかもね
源氏が、藤壺は早く逝ったのにこいつは長生きしやがってみたく思ってたけど
藤壷に強いストレスを与えたのはあんただろ、とツッコミたくなった まぁ藤壺も亡くなったら永遠に花びらが降り止まないとこ(=源氏と幸せな夢の中)に行きたいって願ってて
地獄行きみたいだったからどっちもどっちだな 藤壺が素晴らしい女性だったことを紫の上に語った夜に藤壺が源氏の夢に出てきて
「誰にももらさぬと約束したのになぜ?」と泣きながらなじるシーンがあったが
あれがどういう意味だったのかわかる方は教えていただけますか?
源氏は別に藤壺と過ちを犯したなんてことは一言も紫の上には話さなかったのに 藤壺の霊というより源氏の潜在意識が夢になったんじゃね?
紫上を最も寵愛してるのを内心藤壺に気兼ねしてると >>844
匂わせるのすら恨めしかったんじゃない?
絶対に許されない過ちなんだし >>845
>>846
ありがとうございます
良く読むと藤壺について話した後は
紫の上→朝顔の君→朧月夜→明石の君→花散里と
源氏と男女関係にあったか好意を寄せていた相手ばかりですね
この並びに置かれると確かに藤壺と何らかの関係があったのではと勘繰られても仕方ない 藤壺(飛香舎の方)に入る女御がみんな若くして亡くなってるのって特に理由はないのかな
藤壺の中宮は言わずもがな
女三の宮の母親の藤壺の女御も
女二の宮(薫の北の方)の母親の藤壺の女御も女二の宮の裳着直前に亡くなってるんだよね
佳人薄命って言うけど桐壺帝、朱雀帝、今上帝とことごとく藤壺に入った女御が亡くなってるのがなんか怖い 自分が年取ってきたら、二条東院の生活いいなと思うようになった
源氏からほっとかれる分、うるさく言われることもなく
六条院のように他の夫人に気を使う必要もなく
金銭的な心配は一切なし、身の回りの世話してくれる人もいるって最高じゃないかw 花散る里ぐらいのポジが一番幸せに思える
夕霧という出来の良いイケメンに母代わりとして慕われて
かわいい孫たちの世話とかも出来て
衣食住には不自由せず最初から源氏独り占めとか考えてないから精神的にも満ち足りてる
あまり時めかない女御の妹で微妙な容姿なのに源氏の女になったってのも
女としての栄誉満たされてるよね >>850
薬玉もらったときの周りの女房たちの
ギャフンみたいな顔よかったよねw 六条にもマークされないから呪い殺される心配もないしね >>850
多くを求めない愛人ポジが一番幸せ、か
こういうの見ると旦那が衣食住さえ保証してくれれば外で不倫しても許すって寛容な人はいるのかなと思う 子供の頃からそういうものだと思って育ってれば気楽だよね
男性側が嫉妬されないことを嘆くタイプだったり薄情なタイプだと自然消滅がありそうだけど
源氏は一度契ったら放っておいても見捨てないから花散里にとって相性が良かったんだね 自分の母親イジメてたかもしれない人の妹に手を出しちゃうってのがいかにも源氏 >>855
むしろあれを続けたのは母親をいじめた女への薄暗い復讐心込みに思える
>>853
現代でも気持ち的に許す許さないとは別の観点で浮気旦那はATMとして認めてるって人はいるし
当時だったらもっとシビアにそういうもんだったのかもね 朧月夜に手を出しといて、結婚申し込まれたら断るんだもんね。
自分はけっこう弘徽殿さん好きなので、あの時は朧月夜にイラっとした。 結局、朧月夜は火遊びの相手という感覚しかなかったのかね 大恋愛の末に結婚して浮気されるのと元から愛のない政略結婚や元から愛人扱いじゃ気の持ちようが全然違うよね あさきでは藤壺に相手にされなくて半ばやけっぱちになって手を出したのがよくわかる >>859
右大臣家の后がねを傷物にして、責任はとらずに
その後も都合のいい女として遊ぶ、って最高にゲスな復讐だね。 朧月夜は朱雀出家後の源氏の口説きを拒否ってればかっこよかったのに
あっさり落ちて軽い女だと見下されるなんて
弘徽殿さんも草葉の陰でさぞや悔しがったでしょう 自分から手を出しておいて結婚は断るって馬鹿にし過ぎじゃない?
軽い身分じゃないのに
フィクションだから許されてるけど現実じゃ落とし前は?
ヤクザじゃないからそこまで物騒じゃなかったのかな >>866
落とし前は須磨に流されたのでもうついてる
帰郷後に結婚を申し込むってのは要するに朧月夜側がへりくだる恰好になるから
断る権利は源氏に発生するんじゃないかな
官位その他の身分も復活したんだよね 右大臣一族が没落したとはいえ
出家したあたりでも生活が困窮してたって程ではなさげだし
朧月夜は最後まであまり不幸がない一生だよね 藤壺は途中出家したとはいえ唯一源氏の実子を元服するまで手ずから育てた女人なんだな
女性としてあまり恵まれた一生とは言えなかったけど母親としてその点は幸せだったかも 身分や金銭面関係なく、源氏という1人の男性を愛したのって
藤壺、六条、朧月夜かな?(朝顔は愛までいかない好意止まりな印象)
紫は幼少からの囲い込み→洗脳で、能動的に愛したかというと違うし
花散里は援助プラス他に言い寄る男もないからってとこでしょ
末摘花は一途だけど、何か違う気がする >>869
明石はちい姫>源氏だったけど
藤壺は冷泉<源氏って感じ
母性はあまり感じないな
内親王ってそんなものといえばそうなんだろうけど 藤壺は理性で考える情>理性なしで湧き上がる情 なイメージがある
なんだかんだで自分の意思で不倫したくせに罪悪感がんじがらめになって
それをやわらげるための出家であり冷泉を守る行動でありって感じ あさきの藤壺は冷泉=源氏ぐらい
出家したのも冷泉と源氏を守る為 自分で自分を止められない源氏を破滅から守る為でもあったよ
あなた(源氏)と春宮を守る為だったと言ってる
源氏が須磨に行く時にはその罪を代わって負いたいとまで思ってた 藤壺(桐壺帝と源氏)や朧月夜(朱雀院と源氏)や浮舟(薫と匂宮)みたいに
二人の男の間をふらふらしてる女キャラがあんまり好きじゃないんだけど
夫に申し訳ないと思いながら間男に抱かれるシチュエーションって人気なのかな
空蝉や女三の宮のことは気にならないのに特に藤壺と浮舟が苦手 多少脚色して美化しないといつまでも藤壺に妄執してる源氏が更にヤバイ奴になってしまう… >>878
複数の素晴らしい男性に見初められるのが「いい女」の遠まわしな描写なのでは >>879
確かにw
あさきですら、いつまでも藤壺藤壺しつけーな源氏、って感じるときあるもん。 そういえば藤壺が亡くなったときに
藤壺を母親代わりとして昔から慕ってたから源氏もひときわ悲しいんだろうねって周りが言ってたシーンで紫が意味深な顔をしてるけど
あれって別に「源氏が自分と藤壺を重ねてる」って気付いてたわけじゃないよね?
源氏は紫が 殿は自分を通して誰かを見てる って気付いてたことを知ったらどうしてたんだろうなぁ
終盤の話ずっと重くて未だにあんまり読み返せないや 紫と藤壺って叔母と姪なのに全然交流ないっぽいね
年齢差はあるけど恋のライバル同士が自分と同じ顔の女って知ったらどんな気がするだろう >>883
藤壺の方は紫が自分に似てることは何となくわかってるんじゃないの 源氏と花散里の出会いを読んで、花散里が御所に住んでるっぽく感じたのですが
当時、身内が一緒に御所で暮らすのはありだったのでしょうか?
それとも、よく通ってただけ?
花散里の母方の身分によっては、姉の女房だった可能性もありますか? そういえば、近江も姉の弘徽殿女御の所へ行くよう勧められてたっけ?
あれは姉の女房になれってことだったのかな
ずっとじゃなく教育や勉強のただろうけど 妹なら妃の姉のお話し相手ぐらいの役目かな
仕事としてやってる女房とは立場違いそうだよね 近江の君が女房になっても雑用ばかりさせられ嫌気がさし出ていくんじゃない トイレ係でもなんでもやりますって言って苦笑されてたじゃん >>888
「おまるの掃除でもなんでもします!」ってすすんで雑用してたよ
もっとも尚侍への推挙が目当てだったから、かなわないとなったら話は別か 平安時代良く知らないけど、近江が張り切って孝行のつもりでやってた雑用は
女房よりもっと下の、もっと身分の低い女性がする仕事でない?
女房がする雑用ってなんだろう…近江にできるかな
>>890
初期にも「女御さまに妹だと思ってもらえるならあたし水汲みでもなんでもしちゃいます、えーえっなんでもっ」
ともいってるから弘徽殿が妹として気にかければ喜々として続けるかも 平安お姫様にしろヨーロッパのお貴族レディにしろトイレ大変そうだよね…
想像するとエグい気分になるから普段は考えないけどたまに真顔になるw 明石の入道と桐壺の更衣が従兄妹同士で
従兄妹の子供達が結婚するっていうの
なかなかに世間が狭いなと思うんだけど
でもある意味すごい巡り合わせだよね
だから明石の中宮はのちのち桐壺に入ったのかな まぁ何でもやりますっていう決意表明であって
実際にそこまでやらされてたわけじゃないから…さすがに女御の妹だし
>>893
桐壺は本来東宮妃に充てがわれる殿舎だからちい姫は慣例通り
帝の更衣が入ってたむしろ桐壺帝時代がイレギュラー
桐壺の隣の梨壺が東宮の居殿なんだよ 現代ではおまる使用って抵抗あるけどトイレやお風呂がなかった当時はそんなに汚いとか恥ずかしいとかいう感覚はなかったのかな?近所の川まで捨てに行く係がいたらしいけど身分低い者が高貴な人から直接手渡されてないよね多分
女房経由だよねきっと 衛生設備が現代とはまるで違うから見た目の華やかさに反して平安貴族の邸内は臭かったみたいね・・・
そんな時代だからこそ天然で良い香りのする薫の君はより尊ばれたんでしょうね 源氏と朧月夜の出会いを読み返すと会っていきなり廊下でやらかしちゃう手の早さにびっくり
人妻ではなかった=処女だったと思い返すくらいだから最後までやっちゃったんだろう
良く誰にも気づかれなかったもんだなあ 源氏も凄いが朧月夜も初体験から腹据わりまくり
突然の逢瀬になった時後片付けとかどうしてたんだろう 液体の処理とか匂い消しとか 平安時代の寝殿って臭いのかなぁ…
蔀(平安時代の窓)が凄く大きくて、
いつも開けているのを見ると外の空気がよく通るような気がするんだけど。 六の君は美人なのに頭中将は夕霧に全く似ず平凡な顔つきで本当に息子なのか疑わしい 夕霧の奥さんみんななんだかんだ貞淑そうで浮気しなさそうだよね
雲居の雁だって落葉の宮を妻にした時は相当お冠だったけど別の男に走る素振りは全くなかったし
夕霧とその妻たちはみんな男女関係に疎くていい夫婦関係だと思う 長年所帯染みた古妻では得られないものを夫が他の女に求めたのは仕方ないけど
長年仕えた夫が親友の未亡人へトチ狂った恋に走っても許容した雲居も立派
親子で同じようなことやってるのに夕霧は真面目って思われるw あさきゆめみし読み返すと桐壺帝が全部悪いような気がしてきたw
桐壺の更衣を早逝させたのも桐壺帝の思慮のない振る舞いが原因だし
源氏が数々の女人を悲しませたのも元を正せばずっとわがままを許してきた桐壺帝の躾の失敗だし
息子に舐められるような教育をしてきたから後妻を寝取られるというこの上ない侮辱を受けることにもなった
(桐壺帝本人は気付いていたかどうか定かではないが)
桐壺帝の源氏への溺愛は結局は桐壺の更衣への愛情ありきだし
女性問題で人生を狂わせたと言う意味では桐壺帝と光源氏はまさしく親子なのだなあ >>894
原作だと別に桐壷の女御だかにあたる人いたんだっけ? >>904
桐壺帝が源氏に「六条さんを粗末に扱うな」と注意してたけど、
父親としての厳しさを出してるシーンはそれだけだったけな。
それと、桐壺帝だけはなく左大臣も甘いと思う。 あさきの臨終近い桐壺帝は源氏と藤壺の気持ちを知ってた上で2人に謝ってるとしか思えない 源氏は小さい頃から甘やかされまくってたからかえって不幸だった気がする
臣籍にふさわしい振る舞いを叩きこまれていたら貞淑に人生を送れただろうに
夕霧みたいに幼い頃から大学寮に入れて宮中から離した生活をさせれば良かっただろうけど
桐壺帝が桐壺更衣と瓜二つの忘れ形見を手放したがらなかったんだろうな
桐壺帝は妻も息子も近視眼的な愛情に溺れてかえって辛い目に遭わせてしまったような そう言えば葵の上が亡くなった時に頭中将が源氏に対して「あなたは最上の喜びと最上の哀しみを味わうために生まれて来たのだ」って言ってたけど
結局最上の喜びと最上の哀しみってどこに当たるの?
哀しみは藤壺や紫か亡くなった辺りかなと思うんだけど >>907
気持ちは知ってただろうけど、ふたりが関係を持った上に冷泉が自分の子じゃないことまではどうだか 原作では冷泉の出産が予定日より2カ月も遅れてしかも半年ほど宿下がりしてるんだから
誰も藤壺の不貞を疑わないのが不自然だなあ
源氏もそれで自分の子だと確信するのに桐壺帝含め周囲が物怪のしわざで片付けるのがえらくのん気 ところで桐壺と藤壺が瓜二つな理由がわからないんだけど血縁ないのに似てるのって不思議だよね
藤壺と紫はともかく桐壺更衣と藤壺中宮って血縁関係ないじゃん
明石こそ血筋的に桐壺更衣の面影受け継いでてもいいのになぜか六条御息所に声や気質が似てるらしいし >>911
源氏は身に覚えがあるから
周囲はそんなこと想像もしないってことでは 亡き妻とそっくりの、息子といくつも変わらない女をむしろジジィの自分のわがままで娶って
若い2人に報われない恋をさせて申し訳なかったと思ってそう
愛する息子に辛い思いをさせるのは本意じゃなかったでしょうに でも桐壺帝が藤壺を娶らなかったらそもそも源氏と藤壺は会うことなかっただろうな
源氏が結婚できる年齢の頃には藤壺はどこかに嫁いで顔を見る機会すらなかっただろう そんで紫のこともスルーだよね
出会っても綺麗な童女だな、で終わり >>915
桐壺帝に入内したから藤壺と源氏は出会ったのに
時系列無視したこういう考え方になるの謎 母親と同じ顔って言われてる女に恋をするとか思わなかったんじゃない?ふつうにw 最愛の人を失って落ち込む桐壺帝に更衣に似ている藤壺を周りがすすめたんだったyね
光源氏にしても母親恋しさで母に似ていると言われてたから最初は懐いてたわけだからな〜 というかあさきで歳いってるように描かれてるだけでそこまでジジイじゃないはずだよね
女御更衣が沢山いるはずなのに第一子の朱雀すら年取ってからの子って事になっちゃう 父に愛されなかったうえに女寝取られた
朱雀って本当に可哀想
秋好が入内して幸せな夫婦になって欲しかった 源氏の恋愛って振りかえると年齢や立場の点で対等な関係がほとんどない気がする
女性に対して真正面から向き合うような交流があまりないのがプレイボーイながら
最後まで男女関係で盤石な幸せを築くことができなかった原因かなと思う
紫の上を対等な人間とみなして心の内を明かすような関係だったら
正式な結婚をしなくてももっと幸せな夫婦関係だったんじゃないかなあ >>918
桐壺帝が藤壺が入内させなければ2人は知り会わず苦しい恋もせずにすんだかもしれないよ
結果的に可愛い我が子が罪を犯してしまったことで桐壺帝が自分の過去の選択を後悔してもおかしくない
藤壺と源氏に謝り、人の一生など悔やむことだらけかもしれないって言い残したし てか平安時代って男女対等な結婚生活ってあったのかな? 男女というよりそれぞれの身分で決まりそうな印象
女のほうが男より身分高いと嫁に頭上がらなかったりとかあるよね 身分が高くて実家も権力があり裕福だったら妻の立場でも強くあれたのか 兵部卿宮の北の方は身分も相応に高かったんだろうけど立場がかなり強いね あさきの桐壺帝はとにかく桐壺一筋、藤壺のことは上っ面だけ大事にしてるようにしか見えないんだよね
譲位の時も、桐壺が生きてたらこれから二人でのんびり余生を送れたのに…だし、付きっきりで看病してもらってる時も桐壺のことを夢に見て(あの頃は幸せだった…)だし
藤壺を寵愛してずっと離さず側に置いていても、やっぱり身代わりで幸せじゃなかったんかい
亡くなるときの藤壺への曖昧な謝罪もなんだか余計だ。あれじゃ残される方は悩むよね。桐壺が迎えに来てくれた〜って追いかけていって、残される藤壺への配慮は全然していない
父とほとんど同じようなことしてても、紫の上自身を本当に愛していたって遅すぎても気づいてすまなく思い憔悴しきる源氏よりも実はさらにたちが悪い 桐壺帝は源氏を「私は何をしても許される!」思考に育てた張本人だしな
最愛の桐壺とその息子の源氏以外はどうでも良かったとしか思えんわ >>930
まあ親子ほど離れた相手だし藤壺も他に好きな若い男いるぐらいだし
お互い恋愛感情で繋がった夫婦でなかったのは明白じゃないかな
桐壺帝は藤壺に自分が藤壺を女御に迎えた理由をきちんと知らせてて
源氏みたいに紫を愛してるように見せかけて実は違ったなんてのよりマシに思えるけどな
なんというか別に桐壺帝の女御になったことで藤壺が不幸だったってことは無いような そこは自分が先に逝くか相手が先に逝くかで違うんじゃない?
藤壺が自分より先に逝ってたら「自分は桐壺の更衣の形代として藤壺を見てたのか」って思い悩んでたかもしれないけど
そもそも紫自身を愛してたんだって源氏が気付くのはあさきのオリジナルじゃなかったっけ 紫>>>>藤壺ってのは一般的な見解なんだと思ってた
子供の頃読んだ学習漫画の源氏物語も源氏が愛してたのは藤壺ではなく紫だったって紫死後に気付く演出がされてた 藤壺って原作ではほとんど容姿や人となりの具体的描写がされてないんでしょ
そりゃ読者は紫に感情移入するわな >>932
うーん、なるほど
知ってるのと知らないのと、どちらが幸せだろうね
藤壺は入内したときはまだ14歳かそこらであまり深く考えず、父帝を知らないからそれこそ頼もしいお方、と頼るだけだったかもしれないけど、
源氏に「父上は貴女に私の母の面影を重ねてる」って言われたときはそれなりにショックを受けてるよね
まあ藤壺は藤壺で源氏のほうが好きだったから、桐壺帝と藤壺に関してはとても仲は良く寵愛深いけれど、実は心の中に秘めていることがあるっていう点ではお互い様なのか >>935
原作だと帝や中宮などの高貴なキャラクターにはさすがに遠慮が入るのと、まだ筆が熟していないせいで藤壺に関してはあまり上手に書いていないんだよね
もし成長した藤壺が、自分がただ似ているからという理由で迎えられたことや、桐壺更衣をいつまでも思っているらしい帝にうすうす気づいて悩むシーンとかあれば、もっと物語に厚みが出たかも たしかに藤壺ってキャラとしてぼやけてる印象がある
少しの出番しかなかった夕顔や葵はそれでもキャラ立っててすごく魅力的なのに
藤壺って何を考えてるのかあんまり分からないのもちょっと
なんでそこまで藤壺にこだわるの?どこがいいの?って読んでて引っ掛かることもちらほら
源氏にとって初恋だから忘れ難いのかな >>938
源氏「お母さんにソックリらしいから!」 藤壺は源氏にとっては幸せな子供時代の象徴だから執着しているという考察があった
世界が自分と藤壺と桐壺帝だけで完結していて何も心煩わされるものがなかった時代
源氏がいつまでも満たされず様々な女人を渡り歩くのも失った少年時代を追い求めているからだろうと
聖母幻想というのか自分をあこがれさせひざまずかせてやまないようなそんな女性に一番近いのが藤壺なんだろうな
でもそんな女性は実の母親以外に居るわけがない
現実に存在しない幸せをいつまでも追い続けるから晩年の源氏は不幸だったのだと感じる 光源氏の恋愛は基本的に母親の影を追い求めて少しでも近い女性に手を出してる
たしか夕顔と空蝉にはそれが無いんだっけ >>940
母親というものがほぼ存在しないで育ったからマザコンになったってのはわかるけど
マザコンこじらせて恋愛対象にするって気持ち悪いよな普通に >>941
でもあさきでは夕顔や空蝉の方が雰囲気的に桐壺更衣に似てるよね
逆に藤壺は全然似てない あさきの桐壺に一番似てるのは夕顔な気がする
空蝉は藤壺似じゃないかな >>943
確かに儚げな雰囲気や控え目な性格も夕顔が一番近いね 花散里に夕霧の世話を任せたのは容貌に劣るから過ちを犯すことはないだろうとの判断らしいけど
源氏酷いな・・・実際当たってるしもちろん養母に相応しい人格を備えていたのは大前提だけど
花散里もわかった上で引き受けているけど後に「源氏が父親らしいことをするなんて想像もしてなかった」
と笑顔で結構な毒舌を吐くところが素敵w実際育児にはほとんど参加している様子がない
当時の平安貴族の父親というのはそういうもんだろうけど 花散里と夕霧って二十以上年齢離れてるしな
現代でも普通に母親と息子
逆に言えば五歳違いくらいの美少女と源氏を接触させてた桐壺帝がアホ過ぎる 夕霧は夕霧で紫の上のような美しい人がいるのに花散里みたいなブスよく見捨てねーなとか思ってるから源氏とは親子だよね
あさきでは人柄が素晴らしいからだろうなってフォローしてるけど原典だとそれもなかったよね 桐壺帝は桐壺更衣に出会って初めて人を愛する気持ちを知ったようだから、元服前の源氏が母親と本人に似てる女性に恋心を抱くなんて想像もしなかったのかもねぇ 葵も夕霧も作中でそう呼ばれたことはなく目立つ場面から後世の人が名付けたものだと最近知った
典雅な二つ名だけど母息子共々痴情のもつれから名付けられたというのがみっともないなw 末摘花なんて赤鼻だから赤い花の名前を付けられたけどそれもそれで微妙だよねえ
落ち葉の宮なんて結局落ち葉と呼ばれてたけどそれもみっともないというか虚しいというか 更衣と源氏と藤壺ってそっくり顔なんでしょ?親子までいかなくても姉弟みたいな感覚で桐壺帝や周囲は見てたのかもね。まさか恋愛関係になるとは近親相姦じゃないんだからと想像もしなかったのかな
源氏と紫と夕霧も同じ顔なんだよね 少年少女時代に限れば桐壺更衣・光源氏・藤壺・紫の上・冷泉帝・夕霧がほぼ同じ顔だっけ
アルバムがある時代だったらさぞ盛り上がったことだろう
明石の姫君だけは源氏に似ているという描写は特にないんだよね 友人(桐壺帝)の頼みとは言え春宮妃として育ててた愛娘(葵)を臣下(源氏)に嫁がせるってどうなんだろう
仮に朱雀帝と葵が結婚してても微妙な夫婦になりそうだけど
いくら帝に可愛がられてる息子とは言っても葵からすれば源氏のことは別に好きでもなんでもないんだし
だったら女御として入内した方が幸せだったのかな
ていうか朱雀帝時代の皇后や中宮っていないよね? 朱雀帝時代には有力な妃がいなかったから結局中宮は立たなかったらしい
住んでた朱雀院から取った名前だから仕方ないけど朱雀と言うより玄武っぽい地味な方だ
葵は東宮妃になることを受け入れてたから朱雀帝と結婚したらいい夫婦になったかも
源氏ほど冷え切った関係にはならなかったんじゃないか あさきの葵は年下の夫じゃなければもう少し素直になれるのにって言ってたもんね
源氏物語は藤壺、秋好、明石と源氏にゆかりのある女性しか中宮に立ってないから
朱雀帝時代の中宮は作らなかったんじゃないかな 朱雀帝は朧月夜が最愛だったみたいだから
尚侍以上にできないなら他に中宮イラネなのかもね 六条院の発想はマイケル・ジャクソンのネバーランドを彷彿とさせる
自分の気に入った女人を全部同じ敷地に住まわせちゃえ☆四季をイメージした屋敷に分けてね♪
なんというか子供っぽい 作中では誉めたたえられていたけど内心恥ずかしいと思ってる女性居そう 主上になれなかった源氏が後宮の真似ごとをし欲望を満たしただけ
花散里も引き立て役にされるのを拒み合奏に参加しなかったり調和がとれてない ハーレムを見せびらかす御殿だから
当然ながら地位と名誉とカネがある男じゃなきゃできないもんね
しかも贅の限りを尽くして風趣をこれでもかって入れたんでしょ?
当時だと風流を解し見事な歌が詠めるのが政治家の条件だしエリートだなw
のんびりした時代だ ハーレムに住んでいるのはすべて後ろ楯がない、身分が低いなど弱い立場の女ばかりで源氏の機嫌を伺っている
そこへ中身以外は欠点のない高貴な妻が入ってきた
本人はいたって従順で悪気はないのにハーレムの崩壊に繋がっていく
源氏の兄が送り込んだ最終破壊兵器だったとは 本物の後宮なら身分も後ろ楯もしっかりある女性だらけで外戚との付き合いも大変だろうね 紫は結構周りとの付き合いもあったけど普通愛人同士で手紙のやり取りってしたりするものなの?
花散里も明石も(愛人にはならなかったけど)朝顔も紫の顔を立てて一歩引いてたから
三の宮降嫁前まではみんな幸せに暮らしてたよね 他の女の為に一歩引いた立場に置かれるのが幸せ?
みんなじゃなくて紫上一人の幸せでしょ そりゃ本妻格は紫なんだから他の妻たちは紫を立てて遠慮するもんじゃないの?
女三宮が降嫁以降は紫も女三宮を立ててたし 正妻として一番に愛されてその責任を果たしたいと思ってなければ幸せでしょう
少し前にも話題に出てたけど花散里のとか一歩ひいた立場を気安く楽しんでそうだ 花散里は紫上と比較されるのは嫌と思っているし
そこまで源氏にも紫にも都合のいい性格していないけどね
表には出さないけど
自分が一番と思いあがっていた(と本人思っている)紫上が
女三宮降嫁で下に置かれて病んでいったんだから
六条院は女たちの我慢と妥協で成り立っていた虚像なんだよな たまに里帰りする秋好も御息所がいた頃と異なり居心地が良くないと感じていたのかもしれない あさきでの花散里しか知らないせいか普通に紫の上とも仲良くやってた印象しかないけどね
本人に子はなくとも夕霧の親代わりになったことで孫育てまで楽しんでたし 秋好中宮を見ていると紫の上もこういう立場の方が幸せだったんだろうな
源氏が夫ではなく後見人で父親の兵部卿宮とも関係が良好で
その状態でそこそこの相手に嫁いだ方が良かった気がする
源氏の正妻格よりもずっと立場は安定していただろうに >>973
秋好って父親東宮母親女御本人斎宮で紫とはそもそも生まれが違う
どちらかと言えば玉鬘とか雲居に近い >>1にもあるけど
ここはあくまであさきについて語るところだから
あんまり「原典でこうだったからこうなんだ」って言われても 紫の上も源氏に恋しているというより源氏に流されて妻になったようなものだから
出会った時の関係性のままに純粋に兄と妹として関係を紡いでいけたら良かったかな
紫の上には親しいきょうだいもいなかったみたいだから兄としての源氏の存在は本当に嬉しかっただろうに・・・
源氏はモテ過ぎるせいか女性の心理を深く考えないきらいがあってそのツケが晩年一気に押し寄せてきたイメージがある 女三宮の降嫁で紫が病んでいったのは純粋な源氏の愛がなくなる恐怖ではなくずっと自分こそが源氏の一の人と自負していたのに
女三宮の降嫁によって源氏の愛しか拠り所のない自分の不安定な身の上を思い知らされたからってのが何とも あさきでは臨終の際にフォローしていたけど実質完全に源氏に冷めていたよね紫の上は
源氏という男の器を見切ってしまった寂しさとそんな男にすがらないと生きていけない
自分の立場を自虐する哀しさを晩年の紫の上には感じてやるせない 男性に頼らないと生きていけない紫の立場……。
じゃあ、夕顔みたいに娼婦生活するか、
近江みたいに便所掃除でもなんでもする生活に転向するのか。 ごめん980だけどスレ立てできなかったので次の人お願いします お待たせ致しました次スレです。
この板は即死判定があり、1時間以内に21レス以上なければ
スレが落ちますのでテンプレートを分散させました。
あさきゆめみし第八十五帖 避難所
https://egg.2ch.net/test/read.cgi/tubo/1504756892/ スレ立ておつです
>>979
源氏が浚ったからそうなっただけで
誰もいないままだったらさすがに娼婦に身を落とすまで兵部卿がほっとかないでしょ
王女御の下っ端女房ぐらいにしてもらえたんじゃないかなー
正妻も自分の娘の下働きならそれほどムカらないだろうし >>983
スレ立て乙です
花散里も姉の麗景殿女御のところにいたし紫も源氏と出会わなければ王女御の女房になってたかもだね んで冷泉に見初められて女御そっちのけで寵愛
兵部卿の北の方ギリィ
桐壺帝の二の舞みたいになるのかw >>983乙です
兵部卿はコロッと手の平反す人だから王女御より紫が寵愛されたら案外まめまめしく後見して大事にするかもね? 冷泉帝と紫の上は確か秋好中宮くらい年の差があったはず
秋好が入内できたのは源氏の後見と元々の身分の高さあってこそだから
紫は愛人にはなれても正式な妃にはなれないんじゃないかな
やっぱり後ろ盾がないと女はいつの時代も生きにくい 冷泉はマザコンでもないし、紫は10歳位上で相手にしないんじゃない
王女御の入内時って、当時じゃかなり売れ残りになってるし
女房なる前にそこそこの人の妻にされてそうだけど そこそこの人が誠実ならそっちの方が幸福だったかもね 宮家の姫として嫁いだらそう悪いこともなさそうではあるよね
ちゃんとした相手であれば 紫の上の最後はこの世の華を謳歌したからまあいいかと納得してたらいいんだけど
源氏と結婚したおかげで当時の日本で最高のものに囲まれて暮らしたわけだから 宮家の姫である末摘花とか源氏に拾われる前は悲惨だったもんなぁ
後ろ盾がないと高貴な姫でも餓死しかけるとか怖い そらあの時代姫様は外でなんもできないもんな
兵部卿は見た感じ普通に大貴族の一員だから平気そうだけど あさき読んでるとそれ以外の源氏物語を題材にした少女漫画に拒絶反応出るようになっちゃった 源氏物語のコミカライズはあさきゆめみしが超えられない壁だね
正統派であれだけ完成度高いものを出されたから後続はなんかネタに走ってる気がする
ドラえもんみたいのとか東大ラブストーリーみたいなのを描いてた人はひたすらエロに走ってしかも未完という様 あさきはなんたって十二単や御殿が繊細で美麗だもんなあ
キャラはもちろん大事だけど歴史ものって細かい背景設定が重要だから
ここがショボいと途端に見劣りするんだよね
残念ながら大和和紀レベルに描ける人はそういないという このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。
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