聖徳太子が、日本武尊の東征を敬い、推古天皇6年(598)に開山したと伝えられる鹿野山神野寺。
明応年中(1492〜1501)に野火のため焼失しましたが、紀州高野山の名僧・弘(こう)範(はん)上人の尽力により永正年間(1504〜1521)に再建されました。
この弘範上人が神野寺を再興した際、上人の徳を慕って木こりたちが紀州から移り住んだといいます。木こりたちは遠くはなれた故郷をしのび、獅子舞を舞いました。これが「はしご獅子舞」の始まりとされています。
はしごは、高野山の断崖に見立てたものといわれ、その高さは約10mもあります。この上で乱拍子といわれる笛や太鼓の音に合わせて、地元の2人の男性が1匹の獅子になって演じる獅子舞です。今では珍しいこのはしご獅子舞は、県の無形民俗文化財に指定されています。
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九十九谷展望公園
千葉県 君津市 鹿野山119-1

駐車場 あり

【最寄駐車場】

展望公園:駐車台数10台程度:駐車無料


交通アクセス

車で行く

君津ICより92号線鴨川方面、東粟倉経由、西粟倉先を鹿野山方面、登り坂を道なりに進む。所要時間25分程度

バスで行く

JR内房線佐貫町駅から日東バス鹿野山線乗車、終点「神野寺」下車徒歩約15分

以下ソース:http://maruchiba.jp/sys/data/index/page/id/13331/(まるごとe!ちば)