山倉大神と観福寺でそれぞれ行われる初卯(はつう)祭(さい)は、鮭を奉納することから別名「鮭祭り」と呼ばれています。もとは霜月初卯の日に行われていた祭礼で、昔は祭りが近づくと、近くを流れる栗山川に鮭が遡上してきたといわれています。
山倉大神では鮭を龍宮献進のものとし、奉納された鮭を、初卯祭(現在は12月第1日曜日)の前日に白川流包丁式の神事で小さく切り身にさばき、祭礼当日に限り護符として参拝者へ頒布します。
護符は「災いをサケる」と珍重され、常備されている鮭の黒焼きの護符とともに、病災消除、とくに風邪薬として知られています。初卯祭では、鮭を献上する古式ゆかしい行列が組まれ、厳かに祭儀が執行され、夕刻には神輿渡御も行われます。
観福寺では、お堂にこもり断食修行を続けた弘法大師のもとに竜神が鮭を供え、それを大師が村人に分け与えると病が癒えたと伝えられており、今も毎年12月7日に初卯祭が行われています。
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イベント内容

山倉大神/12月2日(日曜日)
観福寺/12月7日(金曜日)

開催場所

山倉大神/観福寺
千葉県 香取市 山倉2347-1/山倉1934-2

駐車場

あり

交通アクセス

車で行く

東関東自動車道大栄ICから20分又は、佐原香取ICから25分

以下ソース:http://maruchiba.jp/sys/data/index/page/id/13363/(まるごとe!ちば)