0001名前はないないナイアガラよ!
2017/02/02(木) 16:36:54.62宇宙では毎日、何千という不思議な天体が高速電波バーストを発している。電波バーストの持続時間はわずか数ミリ秒だが、その間に太陽5億個分ものエネルギーが発生する。
この「高速電波バースト(FRB)」の存在を天文学者たちが知ったのは、つい10年前のことである。彼らはそれ以来、電波バーストの発生源の位置を正確に特定して、何が(もしかすると誰が)電波バーストを作り出しているのかを明らかにしようと取り組んできた。
2017年1月4日、ついに高速電波バーストの発生源を特定したとの発表があった。天文学者のチームが、世界各地の強力な望遠鏡のネットワークを利用して、約30億光年の彼方にある矮小銀河が発する高速電波バーストを捉えることに成功したのだ。
『ネイチャー』と『アストロフィジカル・ジャーナル・レターズ』に発表された今回の発見には深い意味がある。
これらの電波バーストは、科学者が初期宇宙を覗き込むための新たな「窓」になると同時に、人類の宇宙観に突きつけられた謎を解くための重要な手掛かりになるかもしれないのだ。
研究チームの一人で天文学者のシャーミ・チャタジー氏は、「昔は『天のように変わらない』という言い回しがありました」と言う。
「けれども宇宙はどんどん変化しています。空は、私たちがまだ理解できていない、途方もなく強力な現象で沸き立っているのです」
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