ちょっとスレチかもしれんが
20日なので知っている人は分かる「ウエルシア」へ夕方に行った。

賞味期限19時までの唐揚げ弁当が美味しそうだし「半額」なので、レジへ。
ところが、期限が迫っているのでレジが通らないとのこと。まだ1.5時間前で
客(自分)がかまわないと言っているのだから、売ってくれと問答・・
奥から責任者が出てきて、やはり無理とのこと。

そこで、ちょうど新しい15時半製造の同じ唐揚げ弁当が店に届いたそうで、
それをなんと半額で売ってくれた。
流石一流企業だと思ったが、その捨てられる唐揚げ弁当は可哀そうに思った。

それから半年後、母は死んだ。オレの知らない病気だった。
母の遺品を整理していたら、日記が出てきた。
中を見ると唐揚げ弁当のことばかり書いていた。
「あるときから手の震えが止まらず上手く玉子焼きが焼けなくなってしまった」
「ウィンナーでタコをつくろうとするとブタみたいになってしまう」など。
そして日記はあの日で終わっていた…。

後悔で涙がこぼれた。
「母ちゃん、ごめんな。…。ありがとう。
 オレが天国に行くときにはまた唐揚げ弁当を作ってくれよな。今度は残さず全部食べるからさ」
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