トルコのサウジアラビア総領事館でのサウジ人記者殺害疑惑で、イギリスメディアは16日、当時の音声記録の内容を伝え、「記者は生きたまま切断され、7分で死亡した」と報じた。

イギリスの中東専門ニュースサイト「ミドル・イースト・アイ」は16日、ジャマル・カショギ記者が、サウジ総領事館内で殺害された際のものとされる音声を聞いたトルコ当局者の話として、「カショギ氏は、テーブルの上で生きたまま切断され、7分で死亡した」と伝えた。

また、その際、サウジの「暗殺チーム」とされる15人のうち1人で、法医学専門家の男が「わたしは解体する時に音楽を聴く。君たちもそうしなさい」と話す様子も収録されていたという。

一方、アメリカのトランプ大統領は16日、「フォックステレビ」のインタビューに対し、「国王や皇太子が、殺害について知っていたかどうかだ。
知っていたら、よくない」と述べる一方、AP通信の取材には、「『推定有罪』は好きじゃない」と話し、批判を避けた。
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