0001エリオット ★
2022/08/17(水) 21:25:38.24ID:CAP_USER鹿児島大学大学院やかごしま水族館などの研究チームが、大隅地方の川に生息するカニに付着する新種と思われる生き物を見つけたと発表しました。その姿は、まるでお弁当でおなじみの「たこさんウインナー」のようだとしています。
(鹿児島大学大学院理工学研究科 上野大輔准教授)
「イカっていうよりウインナーかなと思う。すぐ思ったのはたこさんウインナー。お弁当の」
研究グループの一人、鹿児島大学大学院の上野大輔准教授です。今月、イギリスの学術誌に発表された新種とみられる生き物の姿としてあげたのが、たこさんウインナーです。
その姿がこちらです。まぁるい頭に、短く伸びた5本の足は確かにたこさんウインナーのように見えます。
(上野准教授)
「非常にかわいい。一緒に研究している人たちもかわいいと言ってみんなメロメロ。かわいらしい生き物なので、キャラクターのようなものにならないかと勝手に期待している」
その正体は、「山太郎ガニ」の愛称で親しまれるモクズガニなどに付着し、表面の汚れなどを食べて生きる「ヤマタロウヤドリツノムシ」。体長は2ミリから5ミリ程度で、県内では垂水市や肝付町の川などに広く生息し、市販される山太郎ガニにもよく付着していますが、新種とみられています。
(上野准教授)
「県内だといろいろなところにいると分かってきたが、県外にいるかというとほとんどいない。網に入っているカニにもよくついている。今までほとんどの人は知らずに食べている。おそらく毒があるとかではない」
水のきれいな川に生息するカニにしか付着しないという、たこさんウインナーのような生き物。水の環境などを評価する指標にもなるかもしれないと、グループでは今後さらに研究を進めることにしています。
[08/17 19:59]
MBCニュース
https://www.mbc.co.jp/news/article/2022081700058602.html