感染患者では血管に血栓が生じるケースが注目されており、胎盤でも胎児との間の血流に障害が生じていたとみられる。
研究チームは、胎盤の機能には余裕があり、少し低下した程度では影響がなかったとの見方を示す一方で、感染した妊婦については胎児への酸素供給や成長ペースを注意深く観察すべきだと指摘している。論文は米医学誌「アメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・パソロジー」電子版に掲載された。
胎盤に異常が見つかったのは、シカゴにある同大付属病院で出産した15人の母親(23〜41歳)。1人は妊娠34週の早産だったが、残り14人は37〜40週で出産。赤ちゃんはPCR検査で全員陰性だった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/27485a60deb255bc7bbd319659d14dc4854b0c1c