0001しじみ ◆fbtBqopam767 しじみ ★
2020/05/25(月) 14:54:09.32ID:CAP_USERスペースXのエンジニアたちは5月初旬、宇宙飛行士を安全に帰還させるパラシュートシステムの27回目にして最後の試験を完了させた。モハーヴェ砂漠の上空で実施された試験で4つのパラシュートの開傘が成功したことにより、10年近くに及ぶ厳格な試験と数々の劇的な挫折を経てきたスペースXは、ついに有人試験飛行を開始できることになったのだ。
スペースXのカプセル型宇宙船「クルードラゴン(Crew Dragon)」は、米国製の宇宙船として米航空宇宙局(NASA)から史上5番目の有人飛行の認証を受ける一歩手前にある。そして、それを実現させるには、宇宙飛行士2名を軌道上に輸送し、無事に地球へ帰還させるというリスクの高い最終試験に合格する必要がある。
■いざ、有人飛行へ
スペースXは5月27日(米国時間)、NASAの宇宙飛行士ロバート・ベンケンとダグラス・ハーレイを乗せたクルードラゴンを、フロリダ州のケネディ宇宙センターから国際宇宙ステーション(ISS)に向けて打ち上げる予定だ。搭乗する宇宙飛行士2名もISSで重要な科学実験を行うことになってはいるものの、「Demo-2」と呼ばれる今回のミッションの最大の目的は、クルードラゴンが有人飛行可能な宇宙船であることを証明することにある。
スペースXの社長グウィン・ショットウェルは、5月上旬の記者会見で「このミッションによって有人飛行の認証プロセスの大半が完了することになります」と語っている。「わたしたちはシステムの能力を出し切ります。これは試験ミッションですから」
ショットウェルの試算によると、「Demo-2」ミッションは、クルードラゴンに課せられた有人飛行の認証プロセスのおよそ95パーセントを占めるという。なお、『WIRED』US版はスペースXとNASA当局にさらなるコメントを求めたが、返答は得られなかった。
続きはソースで
Crew Dragon Animation https://youtu.be/sZlzYzyREAI
https://wired.jp/wp-content/uploads/2020/05/Science_spacex_1016265224.jpg
https://wired.jp/2020/05/22/how-nasa-certifies-new-spacecraft-safe-enough-for-humans/