X



【考古学】「兵馬俑の武器にハイテク」説は間違いだった 青銅の武器へのクロムめっき技術[04/11]
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001しじみ ★
垢版 |
2019/04/11(木) 21:26:28.74ID:CAP_USER
もし、あなたの家の蛇口が光沢のある銀色だったら、おそらくクロムめっきが施されているだろう。このさび止め技術の実験は、19世紀にヨーロッパで始まった。しかし40年ほど前から、研究者やメディアの間では、クロムめっきの起源について別の仮説が広まっていた。クロムめっきは、紀元前3世紀の中国で発明されており、秦の始皇帝陵に兵馬俑とともに埋葬されていた青銅の武器のさび止めに使用されたという説だ。兵馬俑の遺跡がある西安の博物館でも、こうした説明が表示されている。

 この仮説が登場したのは、世界遺産にも指定されている始皇帝陵が発見された1970年代だ。発掘作業の初期、出土した青銅の武器の保存状態が優れているのは、表面処理のおかげだと示唆する報告があった。そこで中国の科学者たちは当時最先端だった組成マッピングという分析法を用い、1つの小さな試料からクロムの層を見つけ出した。研究者たちによれば、クロム酸塩の溶液に浸された可能性があるという。これはクロメート処理と呼ばれる手法で、厳密に言えば、金属のクロムを使用する現代のクロムめっきとは異なる。

 だがいずれにせよ、2000年以上前の秦朝においては革命的な技術だった。しかし、2019年4月4日付けで学術誌「Scientific Reports」に発表された論文によれば、実際はどちらの手法も用いられていないことが判明したという。(参考記事:「兵馬俑の職人、ギリシャ人芸術家が訓練か」)

■武器464点を詳細に分析

 英ユニバーシティー・カレッジ・ロンドンと中国、秦始皇帝陵博物院の研究者から成るチームは、SEM-EDS(走査型電子顕微鏡/エネルギー分散型X線分光法)と携帯型の蛍光X線分析装置を使用して、青銅の矢尻、矢柄、やりの石突き、剣の刃と装具、弓の引き金など464点を調査した。走査型電子顕微鏡によって、金属の表面構造を鮮明に観察でき、蛍光X線分析で化学組成がわかる。試料が多かったおかげで、クロムがどこに存在し、どこに存在しないかを見極めることができた。

調査の結果、木や竹でできた装具や留め具と金属との接合部分に、ラッカー塗料が塗られ、その上から顔料で色づけられているという共通点があった。青銅の保存状態が最も良い部分では、この特徴はほとんど見られなかった。さらに分析した結果、初期の研究で発見されたクロムは、ラッカーの成分であることが判明した。

 さらなるヒントは、現地の土に隠されていた。この土壌は粒子の細かいアルカリ性で、通気が悪く、生物の成長も妨げられる。これらすべてが金属の保存状態の良さに貢献していた可能性がある。結局、クロムはラッカー塗料に由来するもので、保存状態の良さは土壌のおかげということだ。

 中国の青銅技術の保存を専門とするW・トーマス・チェイス氏は「研究チームは素晴らしい仕事をしたと思います。クロムめっき説が間違っていることを証明したうえで、代わりとなる有望な仮説を提示したのですから」と評価する。金属、ラッカー、土壌という複数の物質を分析したことは「まさに、金属製の遺物の長期的な腐食、保存について理解するのに必要なことです」

 米ボストン大学アジア研究センターの副所長ロバート・マロウチック氏は、クロムめっき説も筋が通っていたため、長年広く受け入れられていたのも不思議ではないと考えている。「青銅の腐食を防ぐため、秦朝の工房が意図的にクロムで処理していたという説は、決してとっぴなアイデアではありません」

 マロウチック氏はさらに「学者と一般市民の両方にとって、魅力的な説明だったのでしょう」と分析している。「中国の歴史学者たちによって伝えられた秦の始皇帝の物語に通じるものがあったためです。始皇帝は不老不死の薬を見つけることに魅了されていたと伝えられています。取りつかれていたと言ってもよいでしょう」

 今回の研究のリーダーで、現在は英ケンブリッジ大学に所属するマルコス・マルティノン・トーレス氏も、自分たちの発見に驚いたことを認めている。「1970年代の研究は、とても説得力がありました。実験によって結果を再現し、ほかの仮説を除外していたためです。はっきり言って、彼らの説を信じたい気持ちになっていましたよ」


https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/041100220/ph_thumb.jpg
https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/041100220/01.jpg
https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/041100220/ph_02.jpg

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/041100220/
0002ニュースソース検討中@自治議論スレ
垢版 |
2019/04/11(木) 21:30:05.54ID:bvbYKp9Y
憧れる人は多いけど「脱サラしてパン屋さんに」は、例えば脱サラで漫画家になるより大変だぞ…という話
http://gta.hifiliving.com/611541581.html fdsafwafdsafds
0003ニュースソース検討中@自治議論スレ
垢版 |
2019/04/11(木) 21:31:23.02ID:qHlMl4pO
兵馬俑って20世紀に入ってから
毛沢東が日本の埴輪がうらやましくて作らせたんだってww
20世紀ならクロムメッキもありだろ
0004ニュースソース検討中@自治議論スレ
垢版 |
2019/04/11(木) 21:35:27.94ID:pxnsCgOc
要約すると、兵馬俑はねつ造?(一部)
0008ニュースソース検討中@自治議論スレ
垢版 |
2019/04/12(金) 00:39:22.41ID:seahanQu
>>3

あんな精巧なものを作る技術も資金も当時の支那共産党には無かったのでは!?w
0009ニュースソース検討中@自治議論スレ
垢版 |
2019/04/12(金) 00:51:17.43ID:MpbqLBlH
まぁ、イタリアやギリシァ行った事ある人ならわかると思うけど
どうでもいいような、適当にみつくろったようなのが観光名所として
用意されてるのを見ると、、
あながち、後世に作ったと考えてもおかしくはないわな

それで、人が集まるならビジネスだもの
0010ニュースソース検討中@自治議論スレ
垢版 |
2019/04/12(金) 01:40:11.88ID:44KAAONn
 


ほれ、お前の国の出番が巡って来たぞ〜〜〜、

「クロムメッキはウリの国の発祥ニダ」


 
0011ニュースソース検討中@自治議論スレ
垢版 |
2019/04/12(金) 03:53:50.97ID:tno3Yf/O
古代中国はすげえなぁ

現代のゴキブリみたいな支那人とは大違い
0012ニュースソース検討中@自治議論スレ
垢版 |
2019/04/12(金) 04:10:06.35ID:vRbGoN3j
日本の城もほとんどは鉄筋コンクリート
戦後に再建したファンタジー
0013ニュースソース検討中@自治議論スレ
垢版 |
2019/04/12(金) 07:32:56.84ID:nUOZb7TF
秦時代の役人のから出た木簡で当時の様子が直接分かるが、
官僚制を作り上げたすごさは認めるわな。
0014ニュースソース検討中@自治議論スレ
垢版 |
2019/04/12(金) 08:35:46.61ID:hM3d9hk6
>>10 何言ってるんだ。既にクロム鉄鉱を採掘する男たちの壁画が見つかってるだろ。
0016ニュースソース検討中@自治議論スレ
垢版 |
2019/04/12(金) 10:13:43.83ID:RfI6E/Oc
始皇帝死んでから項羽と劉邦まであっというまだしね
0020ニュースソース検討中@自治議論スレ
垢版 |
2019/04/12(金) 22:14:20.66ID:OwdCDs5Z
>>18
現代的に言うと、ラッカーはニトロセルロース塗料かシェラック塗料だけど、
この時代はメタノール溶媒が実用化されていないからね。

この手の考古学に関する英文情報でラッカー塗料といったら、
ほぼ「漆」とみなしていいんじゃなかろうか。
0023ニュースソース検討中@自治議論スレ
垢版 |
2019/04/30(火) 08:56:00.88ID:l57BdCuZ
え?
これ、NHKで中国すげえってやってたよね。
NHKは大嘘か?
0024ニュースソース検討中@自治議論スレ
垢版 |
2019/04/30(火) 09:43:54.51ID:xKR9ggn0
かなり前、オカルト板にオーパーツのスレがあって好きだったんだけど
このクロムめっきされた剣のことで永遠と不毛なケンカがあり、
オーパーツのスレ消滅の原因のひつとなったな
おれは懐疑派だったからこの記事はちょっとうれしい
0025ニュースソース検討中@自治議論スレ
垢版 |
2019/05/01(水) 01:45:57.65ID:J4I0EuEB
雷電「むううう。あの剣は!」
一同「雷電知っているのか!?」

クロムメッキ
群雄割拠の春秋戦国時代に於いて、武具防具の錆による戦闘力の低下は合戦の勝敗はおろか、国家の存亡を左右する重要な問題だった。
後に始皇帝となる秦王政の側近の道士九老無(くろうむ)と羌族出身の鍛冶士滅鬼(めっき)は武具防具に特殊な鍍金を行い金属の腐食を止めたという。
錆びることのない剣、矛、盾、鎧等を得た秦は遂に中華を統一することに成功し、九老無と滅鬼は工部の重臣として重用されることとなった。
しかし、始皇帝の崩御後、政治を恣にした趙高により粛清され、九老無と滅鬼の技術は19世紀に西欧でクロムメッキの技術が発明されるまで失われてしまった。
尚、クロムメッキは九老無と滅鬼を語源としていることは言うまでもない。

出典 民明書房刊「古代中国のロストテクノロジー」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

ニューススポーツなんでも実況