【車社会】都市を衰退させた「スプロール化」を阻止できるか[04/01]
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■戦後の車社会は無秩序な都市の拡大をもたらした
建築家のピーター・カルソープは現在、小規模ながら国際的な影響力をもつ設計事務所「カルソープ・アソシエーツ」を率いている。米国カリフォルニア州バークレーにある彼のオフィスの壁には、彼が1993年に同志とともに設立した「ニューアーバニズム会議」の設立趣意書が額に入れて掲げてある。ニューアーバニズム(新都市主義)とは、「スプロール化」と呼ばれる無秩序な都市の拡大を批判する都市設計の動きだ。
米国でスプロール化が始まったのは第2次世界大戦後。戦地からどっと帰還した兵士たちを待ち受けていたのは人口過密の荒廃した都市だった。彼らが結婚して子どもが生まれると、住む家が必要になった。車で郊外に向かえば開放感があったし、新時代の仲間入りをした気分にもなれたのだ。
そうした米国の郊外住宅地と、中国が過去40年間に整備してきた超高層マンションが立ち並ぶニュータウンには似た点があるとカルソープは言う。「共通する問題が一つあります。それはスプロール化です」
カルソープによれば、スプロール化は住民同士の人間関係を断ち切るという。公園内にそびえる高層マンションの住民は、米国の郊外住宅地の住民と同様、近所の人たちからも、下に走る車優先の道路からも断ち切られている。中国の都市開発では、商店が軒を連ねる狭い通りが姿を消し、車で混雑する10車線の大通りがそれに取って代わった。そのため「社会と経済の仕組みが壊れようとしています」とカルソープは語った。
■処方箋は負の遺産の手直し
カルソープは1990年代に仲間とともにオレゴン州ポートランドの市当局を説得し、新たな高速道路の代わりに、ライトレール(軽量軌道交通)を整備し、その沿線に住宅とオフィス、店舗が集まったコミュニティーを開発する計画に変更させた。「公共交通指向型開発」と呼ばれるこのモデルで、都市プランナーとしてのカルソープの評価は不動のものとなり、ポートランドは都市づくりの手本として広く知られるようになった。カルソープによれば、このモデルは新しい発想というより、「路面電車が走る、かつての郊外を再び造ろう」という呼びかけだ。
「自動車を優先した都市が問題なのは、車以外に移動手段がなく、人々が過度に車に依存するようになってしまうからです」とカルソープは言う。車への過度の依存は「気候変動を加速させ、家計を圧迫し、地域は交通渋滞で悩み、人々の時間を奪います。まさに百害あって一利なし。歩かなければ肥満になるし、大気汚染で呼吸器の病気にかかってしまいます」
カルソープが描く理想の都市では、スプロール化に歯止めがかかり、中心部に緑があって住民が自然に親しめる。高速の公共交通が整備され、その沿線に建物が集まった、小規模で歩き回れる街が生まれる。
こうした未来の都市では、職場と住居と買い物をする場所が近いため、その間を車で移動しなくて済む。富裕層と貧困層、高齢者と現役世代、多様な人種が同じ地域に入り混じって暮らす街づくりも、彼の構想の一環だ。未来の都市では、車の利用が減り、アスファルトやコンクリートに覆われる面積も減って、温室効果ガスの排出量も抑えられる。
このすべてを実現するには、独創的なデザインや最先端の技術は必要ない。20世紀の都市開発の負の遺産を手直しすること、それが何よりの処方箋だとカルソープは考えている。
https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/032800191/ph_thumb.jpg
ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/032800191/ 人は記憶型と思考型に大別できる
そうなんだよな〜
寝る家は埼玉
働く場は東京
これじゃ〜駄目なんだ >>2
〜に大別できるキリッ
アホかコイツ
屁のような漠然とした分類をして高所から見たような気分で喜んでやがるw
自分が賢いと勘違いしてるんだろうなw グンマーは自動車ばっかりで荒廃しまくり
スバル本社のある道路だらけの通りは荒廃して
車全然ない 徒歩メインの旧市街地の方が住民同士が繋がって発展が残ってる。
トヨタの名古屋も同じだろ
車ってゴミだよな 全米一住みやすい都市「オレゴン州ポートランド」の真実
| TABIPPO.NET [タビッポ]
全米で最も環境に優しい都市、全米で最も自転車通勤に適した都市、
全米で最も出産に適した都市など挙げればキリがない程、全米ナンバーワン
↓
「車はクソ」の徹底した車排除思想の元で築いた都市が全米ナンバーワンだとさw
笑えるよな。 東京は電車の利用率が高いから、そこまでは酷くはならんだろう 簡単なこと
通貨の最小単位を5千円くらいにして
地域で共同購入、分配の集りを毎週の習慣にすりゃいいんよ
それでもサブスクリプション等が用意されて個人で籠るご家庭も在るだろうけどさ 首都圏は公共交通依存型のスプロールなんですが... 鉄道の廃線を復活させて団子と串の都市計画をしろって事だな。
国鉄復活。 >>8
おまえの考えは古い!
楽市楽座 & 租庸調復活だろ。 歩いて住める場所が繋がっていればいいんだよね
路面電車は有効だな
自転車が安心してゆったり走れる道路、歩きの人もちゃんと設ける、
とかかな >>13
「都市工学」だろ、立派な科学ニュースだ。
日本では中等教育後期の早い段階で文科系と理科系の教育コースを分けてしまうんで、
「自然科学」を狭くとらえがちな社会通念が出来てしまっている。
多くの先進国では、完全に文科系と理科系の教育コースがわかれると言えるのは大学院レベルからだからな。
グローバルスタンダードでは、都市工学も人類学も考古学も科学ニュースの対象圏なんだよ。 >>12
確かに過去の歴史に範を求めるのは有効だね。
日本の歴史だと、経済の急発展と連動して地域の人と人とのつながりが希薄化して、
地域社会が崩壊した時代というのが確かに存在する。
それが、平安中期の10世紀だ。
この時代のリアルタイムの歴史記録が極端に少ないので、「社会が激変した時代」という
認識を大きな声で語る歴史学者が少ないせいで一般常識にはあまりなっていないんだが、
日本の歴史で有数の激変期と言っていいだろう。 >>1
スプロール化というなら、黒人、貧困、スラムというキーワードが抜けている。
米国の場合、都市の中心部から中産階級が郊外に移り住んで、クルマで職場に通うようになり、中心部の家賃が下がった。
すると黒人などの貧困層が流入し、雰囲気が変わった。別名、スラム化。それで中産階級は中心部から消滅。それがスプロール化。
今はニューヨークなどでは都心の再開発で安全で便利な街ができ、家賃が高騰。貧困層が中心部に住めなくなり、追い出されている。
「20世紀の都市開発の負の遺産を手直し」って、「公共交通指向型開発」みたいなハードウエアの整備だけでは足らない。
コミュニティの再構築にはソフトウェアが重要なんだよ。 >>16
守備範囲は江戸時代なので、間違ってたらゴメン。
10世紀というと、班田収授法が崩壊して、国司(受領)の力が強くなった時期かな?
農村では他人の土地を買い集め、小作人を使う富農が出現し、
都市では資本の蓄積が進み、豪商が出現した。
でも、それを
> 地域の人と人とのつながりが希薄化して、地域社会が崩壊した
と言えるのかな? >>1
しかし、ちょっと車が売れなくなるだけで景気は悪化する事実は御存じか
郊外だろうがなんだろうが、不動産が売れなければ耐久消費財が売れなくなり
加速度的に景気悪化する
そして土地の再開発は高くつく 誰がその費用を捻出するのか明らかにしてないなら妄想と変わらん
誰も費用を出す気が無く(富裕層はそのための増税には賛成しないだろう)コストが上がってしまえば
不動産が売れないから、新しく郊外に作るのだ
全ては経済合理性から来た選択の結果だよw
何がスプロール化だw バカバカしいw 大都市と小都市では事情が変わる
中心都市が人口7万、周囲30km圏の人口含めて15万強
自動車が必需品で、電車と無縁の田舎町の出だが
郊外型スーパー登場までの週末のメイン通りはごった返し
なお商店は午後6時までに閉まる
幹線道路沿いなんて個人営業の飲食店位しかなかった
なので自動車よりも規制強化
大規模店舗法制限で郊外スーパーを潰し、FC法制定その他がんじがらめの規制で、出店場所と営業時間等を大幅に制限すれば済む話
大金使って再開発なんてする必要もないのになあ >>18
この時代に起きた象徴的な現象を二つ挙げるのがいいだろう。
ひとつは「旧来の郡司階層の解体没落」で、
もうひとつは「考古学的に検出される古代集落の解体消滅」だ。
郡司階層というのは、弥生〜古墳時代と発展してきた在地の首長制共同体の首長層で、
歴史学がマルキシズムに染まっていた時代には、あんなに大きな古墳を作っていたのだから、
人民を無慈悲に搾取していた奴隷制社会の専制君主だったのだろうとされていた。
ところが、歴史学、考古学、人類学の研究実績が蓄積され、学問がマルキシズムの呪縛を脱してきた
現代では、別のとらえ方がされている。
つまり、地域共同体(クニ)の祭祀的、文化的、政治的なリーダーだ。
彼らはあくまでも地域共同体の中で特別な役割を果たすことで共同体の成員から承認される
共同体のリーダーであり、古墳の建造も、ある意味共同体の代替わりの祝祭みたいなものだと
理解されている。
この階層の没落と、古墳時代から続いていた古代集落の消滅が同時に起きているんだ。
そして、それに代わって、産業を営む動産資本を蓄積した「富豪の輩」という階層が
出現して、彼らが出挙の負債で民衆をしばって支配する時代が到来している。
これが10世紀の社会変動のベースの部分なんだ。 アメリカは再開発より都市の新規開発の方が安上がりだからそうなったんじゃねーの? >>21
宗教的「徳」による統治から、
金銭的支配に変わったというのですね。
人口の維持が精一杯の生産力なら「徳」による分配が合理的。これは納得。
生産力に余剰ができ、貧富の差が生じたからコミュニティが壊れたというわけでしょうか?
でも、コミュニティは金銭的支配、被支配とは別の関係だと思うのですが。 >>22
日本でも同じでは?
郊外の住宅を当て込んで郊外型ショッピングセンターが建てられ、
郊外の住宅地が高齢者ばかりになり購買力が落ちると、ショッピングセンター閉店。
郊外の住宅の空き家はさらに増える。
残ったのは、空き家と閉められたショッピングセンター。 自動車を利用しなかったのが東京が衰退した原因かもよ
東京は車社会の地方より一日の歩数が1000歩も多く、効率が悪化している 車社会が健全な社会でない事は確かだが、代替えする技術はまだない。 >>15
都市工学は科学だがこの件はエビデンス皆無の一建築家の妄想じゃん >>23
当時はまだ貨幣経済は日本社会に浸透していない(だから皇朝十二銭は日本社会に定着しなかった)ので、
「金銭支配」とは言えないんだな。あえて言うなら「経済支配」と言えるかもしれない。
私の仮説ではあるんだが、農業などの産業を支えるサプライチェーンが劇的に変わったんだと思う。
日本の古代社会では鉄器時代社会になっても製鉄技術自体はなかなか導入に成功しなかった。
それで、朝鮮半島南端弁韓伽耶で製造された鉄素材を輸入して国内に分配する時代が長く続いた。
弥生時代の「倭国」の成立も、古墳時代の開幕を告げるヤマト政権前方後円墳体制の成立も、
どうやら朝鮮半島から輸入する鉄の安定確保と公平な分配にかかわるものだったらしい。
それが、6世紀継体朝の頃になってようやく中国地方で国内製鉄が始まる。
でも、白村江の戦いに象徴されるように、7世紀になっても朝鮮半島への軍事介入を続けたという事は、
鉄の国産化が始まっても供給量が十分ではなく、まだかなり輸入に依存した蓋然性をうかがわせる。
それが、十分な国産化が達成されてくるのが9〜10世紀なんじゃないかと思う。
弥生〜古墳時代の在地社会の首長の統治の正統性のひとつは、ヤマト政権との結びつきによる鉄の地域への
安定供給を担っていたことに求められるだろう。
ところが、日本国内にいくつもの国産製鉄拠点が誕生し、中央とのコネクションによらずに鉄を入手する
ルートがいくつも成立、私的に鉄製農具を蓄積した者がますます富み栄えて、それまでの共同体成員だった
民衆を隷属民化していく、それが古代集落の解体を引き起こしたんだと思う。 >>28
×金銭的格差
○経済的格差
了解
経済的格差は鉄器の普及が原因というわけですね。
鉄製農具を使うことによって、これまでの荒野も開墾でき、余剰生産力が生まれた。
何らかの切っ掛けで種籾用のコメまで食べてしまうと、経済的に余力のある豪農から種籾を借りることになり、自作農から小作農になってしまう。
ここまでは了解です。
では都市の豪商の成立は何故?
貨幣経済が成立していないのに?
まだ解決できていない疑問は、経済的格差とコミュニティの崩壊は別なのでは? >>30
影響が大きかったのが、古代首長層による「再分配機能」の喪失だろうね。
ある意味、それまでは首長も民衆も地域の共同体に埋没した存在だったのが、
精神的、経済的にそこから抜け出た存在が出現した。
民衆の側も、自らが運営する共同体を喪失してしまうものの、「富豪の輩」に
隷属してしまった方が楽だ、という判断も出てきたのかもしれない。
この10世紀から12世紀にかけてというのは、貨幣を介在しない商業経済が
列島社会に胚胎してくる時代と言っていいんじゃないかと思う。
その後、13世紀に日元貿易によって一気に大量の銅銭が日本列島に導入されると、
既に胚胎していた商業経済を背景に貨幣経済が爆発的に普及してくる。
そうすると、「富豪の輩」の末裔の名主層に隷属していた民衆が、自ら少しずつ
銅銭を蓄えることで自前の農具などを手に入れることができるようになり、
14世紀末にはじまる一揆契約ベースの「村」共同体や「町」共同体の結成に向かう事になる。
あなたのご専門の近世社会の萌芽だよね。 >>2
まあ埼玉の川越ならあれだが
春日部あたりなら東京のほうが近いだろ
なんでも線引きするからいけない >>6
東京はむしろ車もつくらいの余裕大事
都心はあれでいいから容積率じゃなく庭あり一軒家も持とうよ >>5
ポートランドは現在苦境
でもきれいな都市だしああいうの許してやれよ
格差もともと米国にはあったけどなんか中国やら含めてなんか違う方向に アメリカの場合徒歩圏がない
ニューヨークやボストンは
公共交通機関ある面ではすぐれてる
4車線当たり前だし歩道橋なんてないしスクールバス必須
一方通行ない面では合理的でうらやましいw
あの巨大さはある意味アメリカらしいのでなんともいえない アメリカのコンパクトシティはあったら豊かなんだろうと思うから一部できるのはうらやましか
馬が数百万頭いた国で車に変わったいうのはかわらない気がする 無秩序な都市の増大により数百年後BLAME!の世界へ >>31
村落はそれで良いと思う。
都市はどうなんだろう?
10世紀に都市祭礼(祇園祭の神輿渡御など)を独自に催行できる程度の経済力を持つ商人が京都に現れたのは歴史的事実。
農村の作物を都市で売るだけの家族営業の商人が、使用人を使うような豪商に成長したのは、鉄器と関係があるのかな?
鉄器を使って、道路を切り拓き、河川を航行できる大きな船を作った。それで輸送と卸売の仕事をする豪商が生まれたのかな?
誰もそんなことを言ってないと思うけど。
こだわるけど、コミュニティって経済原則による支配機能だけじゃ無くて、相互扶助、あるものは産婆さんをし、あるものは歌でみんなを楽しませるとかもコミュニティの大事な機能では? >>31
連続して質問して申し訳ないが、中世と近世の大きな違いは何だと思いますか? >>35
ボストンやニューヨークで都市の中心部に富裕層が戻ってきたのは、郊外からクルマで通うのが道路混雑が酷くなってイヤになり、中心部のスラムを再開発したからでは? >>38
そう、相互扶助機能がコミュニティの最も重要な機能。
で、日本社会は10世紀半ばから14世紀後半まで在地社会で実質的にその機能を喪失していた、
というのが私の分析。
同時に、現代の経済社会の膨張で、現代の日本社会は10世紀と同様のコミュニティ喪失、
相互扶助機能喪失の時代を迎えているんじゃないか、というのが私の懸念。
10世紀以降の日本社会は在地における相互扶助機能の喪失を代償にして非貨幣経済的な商業を発展させ、
同時に在地社会からの経済難民を飲み込んで都や大寺社に付属した都市の成長を実現した。
それが、13世紀以降、宋銭という形で非貨幣経済的商業が貨幣経済商業にシフトしていく中で、
ふたたび庶民が自らの相互扶助の場としてのコミュニティを再生していく。
ただ、ここら辺の経緯は実のところ10世紀という開始時点が日本史屈指の同時代史料の欠落時期なので、
専門の歴史学研究者にとっても手探りの部分が大きいらしい。 >>34
ポートランドの都市計画は成功してるが(これが失敗ならアメリカ全部失敗だろ)
地価が高騰して移動してきたホームレスが急増してるんだな
米国の人気の街・ポートランドで深刻化しているホームレス問題の実態
http://bigissue-online.jp/archives/1073661229.html
ハワイでもホームレスが急増し 日本人が殴られた事件があった。 http://bigissue-online.jp/archives/1073661229.html
(ポートランドは)米国北西部ではシアトルに次ぐ人気の街。人口も2010年以降は毎年1万人のペースで増え
(2012年に約60万人 → 2017年には約65万人)、
この勢いは2040年頃まで続くと見込まれている(*2)。しかし一方では、このすさまじい人口増に伴って家賃が高騰、
失業率も高まり、ホームレス問題が深刻化。2015年10月には非常事態宣言まで出された(*3)
旅行者の目にも明らかなホームレス状態の人々
どう見ても10代のかわいらしい女の子がひとりで物乞いをしていたのだ。
街なかでおしゃれなカフェの店内にいても、生活道具一式をカートで引っ張るホームレス状態の人が
ガラス窓の向こうを通り過ぎるなど、豊かさと貧しさが強烈なまでに隣り合わせだと感じた。 >>39
まず、かつての「発展段階史観」みたいに世界のどの地域でも同じような発展段階をたどるという意味での
「中世」は、私には認めがたい。
だから、日本での「中世」という限定をしたい。
まず、日本の「古代」は弥生時代に形成が始まった鉄器時代的なサプライチェーンを基盤とした共同体が存続した時代、
という風に考えている。ただし、弥生時代は鉄器時代的な社会ではあるが金属器の出現は紀元前10世紀に弥生時代の開始から
600年ほど下ってから、というのが現代の考古学的な最新知見ではある。
この「古代」的な共同体は古墳時代に成熟期を迎え、「日本」という国家はこの古代的首長制共同体の連合体として始まった。
これは、古代地中海を統合したローマ帝国という「古代帝国」がキウィタースという都市国家共同体の連合体であったり、
上古の中華帝国が邑という都市国家共同体の連合体であったのと並行現象だと思うんだ。で、こういう古代帝国ってのは、
鉄器時代的古代共同体を存続基盤にしているんだが、「古代帝国」的な統合の中で鉄器時代的古代共同体ってものが融解してきちゃう。
これはある意味統合の帰結なんだけど、逆にそれ自体が「古代帝国」の存続基盤を打ち砕いてしまう。
日本の「律令制国家」が在地の首長制共同体の解体で崩壊に向かったり、ローマ帝国が在地のキウィタース社会の解体で崩壊に向かったり、
中華世界の漢帝国が在地の郷里制邑共同体の解体で豪族連合政権に変質していったり、どれも中央政権が依拠していた在地共同体の
解体が背景になっている。
日本の場合、このいったん崩壊した在地共同体が貨幣経済の発展によって力をつけた庶民が一揆結合によって再生していく14世紀末を
「近世の萌芽」と考えている。そして、古代的共同体が解体して近世的共同体が出現してくるまでの、名主による民衆支配が前面に出ていた
時代を「日本の中世」と理解している。 冷静に見れてないな
ただ昔の良い記憶に流されてるだけ
シャッター街になった商店街を見てみろ。
商店街の住民は、先行投資で商店街を専有し、
そこ以外に店ができなければ永久に富を独占できた。
遠くから商店街へ来る必要がある人々、
つまり、労働者や買い物客の幸福は除外している。
おそらくコイツは、商店街の理想を体験した人間だろ。
間違いなく、外から見ていた人間ではない。
勝手な話だ。
そんな事してるから、見限られて、足元すくわれるんだ。
そうやって商店街は一気に競争力を失って寂れていったんだ。
利権に居座った奴が中心にいる事は、社会の幸福につながらない。
そんな事も分からんやつが、偉そうにモノを語るな >>42
10世紀に相互扶助が機能しなくなる理屈がわからない。
非貨幣的経済が発展したら、無償の相互扶助は無くなるということ?
でも100戸程度の集落だと埋葬専業者は成立しないわけで、誰かが亡くなったら助け合って埋葬する必要がある。これは無償の相互扶助。
農村祭礼も無償の相互扶助の一つだろう。 >>45
在地共同体は、生産が少なくて飢え死に寸前の時に公平な再配分をするために生じ、生産余力ができたらコメ持ちがのさばるので解体され、領主から年貢を強制され食うや食わずになったら一揆のために再び形成されるということ?
都市経済史なら、家族が勝手に商売をしているのが古代で、同業者が連合して寺社の庇護をうけて座を組むのが中世で、その座が解体されるのが近世になるのかな?
どちらも時代区分としては弱そう。 >>44
市内中心部の家賃が高くて住めないのなら、郊外の安い住宅に住んで、市内に通勤すればよいと思うのだが? >>47
とにかく、客観的事実としてあるのは、10世紀に
・古代集落はこの時代までしか持続してない
・古代の在地共同体の首長層である旧郡司層がこの時代に没落している
・古代の在地共同体に地方統治と徴税を丸投げしていた律令制がこの時代に機能しなくなった
・旧郡司層に代わって「富豪の輩」、後世の名主層が台頭して民衆が彼らの支配下に組み込まれた
・国司の徴税が旧郡司層の首長権に依存した人頭税方式から「富豪の輩」に公田経営を請け負わせた田地当たりの徴税に変化
という変化が起きているという事。
この総体を「在地の首長制共同体の崩壊」というタームで表現できるんじゃないかという仮説を表明しているわけ。 >>47
多分、10世紀より前の在地共同体の民衆は、首長制共同体の運営に責任を有した存在だった。
それが、10世紀より後には共同体運営の責任を負わなくてよくなり、名主に生存保障されるようになったが、
その代償に様々な権利を喪失した。 シリコンバレーでもホームレスが増加してるとか(かなり以前から深刻)
Audit Calls For More Organization Of Portland Homeless Camp Clean-Up Program
https://www.opb.org/news/article/portland-homeless-camp-clean-up-audit/
意識高い系の住人(高所得年収1000万〜1500万以上)がすばらしい街をつくる
↓
・年収増加レースについていけない住民が家を買えなくなりホームレス化
・もしくは賃貸の住人が病気やリストラで脱落して白人でもホームレス化
ってことか
意識高い市街地のポートランドは非常事態宣言だしてる。
同じくサンフランシスコも似たような状態だとか
2019年3月31日
ホームレス向けシェルターをめぐる住民間抗争がテクノロジーと都市の問題を再び浮き彫りに
https://jp.techcrunch.com/2019/03/31/2019-03-29-in-san-francisco-a-fight-over-a-homeless-shelter-shines-a-harsh-light-on-a-conflicted-population/
サンフランシスコ港が保有するエンバーカデロの駐車場が、市のホームレス住民最大200名を収容する住宅および健康センターに変わる。
これも最新のアメリカのニュース
シェルターがどうとか言ってる(シェルター=要するにホームレステントの行政版) >>4
スバルの本社は恵比寿です
その前は現在解体中の新宿西口のスバルビルでした 計画的な都市づくりは必要だと思うが、土地の権利が細かくて複雑でどうしようもないのだろう。
自家用車を減らして公共交通を発達させるという考えには同意! >>56
交通機関がLRTってところがミソだわ
地下鉄みたいなMRTが必要なレベルまで密集させないって事だろ 都市の設計において、都市中心部に車が入れるような設計と法律したのが間違いだった。
最近はC2や圏央道みたいな道路が出来て大分首都圏から車を逃がせたみたいだけどね。 ほんと自動車メーカーの陰謀の部分はある。
自家用車を減らして公共交通機関を充実させるべき。 米国系の考え方で日本の街たとえば電車が多い東京を批判する人は多いが、
こう考えると日本の街も捨てたものじゃないと分かる >>61
高度経済成長期の頃にも、アメリカ流の車社会を社会の発展すべき理想の方向性と妄信して、
新幹線プロジェクトを世界的な恥になる無駄事業と罵倒した人たちがいたよね。 ゴミ商店なんていらねえしどうでもいいコミュニケーションなんて取りたくないわ
スプロール化最高!!!
発展した先進国でスプロール化していない首都や大都市は一つも無い
都市計画の邪魔んだよゴミ商店とか小汚い飲食店は むしろそっちがスプロール化でしょ
日本見てりゃわかるだろ。アジアで香港の次くらいに汚い景観だわ
まるでごみ溜め 未だに電柱もあるし頭おかしい 欧州のコミュニストが好きな街を目指してるおかしい人でしかない
広い国で歩き回れるクソ大都市なんて誰も住みたくないから >>5
めちゃくちゃ自転車事故が多くて最近移住する富裕層は車に戻ってるか転出してる
あと上にもあるけどじみに不景気だし
極左リベラル勢力がやばいね 保守的だと殺されるレベル
次のデトロイトになると言われている 人口減少で都下や多摩の価値が減少して23区内に回帰してるから
スプロールは解消されつつあるね
たとえば、埼玉に移転してた東京理科大が無くなったり、
大学の都心回帰の流れも来てるし
住みたい町が、吉祥寺から荻窪に変わったり
どんどん都心に移ってる 人口減少していく日本で非効率に分散しているよりはある程度集中した方がいい
まあスラムをどうにかすればいいだけなんだが日本にはスラムってのが無いことになってるのかねえ >>1
いや結局、アメリカ都市でしか起きなかったけど
ヨーロッパとアジアの都市は今でも都心が一番 移動距離もスピードも物流も24時間営業も、経済のために取り入れられていて、実際の暮らしにはほぼ必要ないからな
地産地消でき、商店街があり、楽しめる程度に自然が残り、神社や祭りなどのコミュニティを作れる仕組みがあれば、経団連に振り回されずに生きていけるが、
不便な狭い振興住宅地に押し込められ、遊びはテーマパーク、癒しは温泉や旅行、楽しみはゲームで、記念日には買い物、と洗脳され、また、それ以外に選択肢がないとくる
小さく厚みのある個人の暮らしより、不便さを思い知らせて締め上げて、刹那的で刺激的な消費へ誘導する方が儲かる
スプロール化万歳だろ 日本は道を隔てて社会が違うからわりと自然なのでは? 車と同じプライベート空間を有し
どこでも行ける公共機関がねーだろ
電話ボックスに車輪付けて走るもんでも作るしかねーけど
それは車だろと ゴキブリ韓国(ゴキちょん)
からの最大の輸出品は
従軍慰安婦(違法売春婦)ニダ!
<#`Д´> ヨーロッパでは都市部での自家用車は制限される
中国では70歳以上の人間の車の運転を制限される アメ公 「部屋に暖炉が無く、庭でバーベキューが出来ない家は、夢のマイホームではない!」 >>20
ヨーロッパも中国も商都とわけてるよな
まあ近代スーパーできすぎもどうなん
野菜なんか道の駅みたくマーケットととかのほうがよくない?
地方は京都の規模でいきてくほうがいいだろ
東京と大阪は日本ひっぱれよ
輸出はトヨタ便りはどうかと思うが >>65
まあホームレスが限りなく少なくなるならいいけど
ボストンはまだ公共交通整ってるで 東京は公共交通機関があるけど
やっぱりうまくいってないね
この人の考えが間違っているということじゃなくて
東京もこの人の理想とは違う
ある地域に仕事場を用意したなら、それに見合う分の住居も用意して
通勤に時間をかけない
そういう仕組みが必要なんだろうな 大都市圏を自動車で移動する価値はこの数十年で大きく低下した。未来の大都市圏は徒歩で移動する前提の街づくりとなる。鉄道やトラムの様なインフラの整備が進んで自動車は減少して行く。 大通り沿いが一番賑わっている町って東京だと銀座くらいだもんな、中央通りを大きいとみなすかどうかは別として
名古屋なんか大通りしかないから地下に潜っちゃてるし >>81
京都市も「歩く町きょうと」という標語で頑張ってるよ。
中心部の四条通を片側2車線から片側1車線に減らして、大渋滞を引き起こし、歩いた方が早い街づくりをしてる。 街の賑わいは、人が人を呼ぶことで生まれるものであって、今までがその逆をやっていた訳で
一定規模以上の都市中心部は、車線を減らして夜間運行と物資輸送を兼ねたトラム敷設が重要
トラム化は日本もようやく手を付け始めた所だが、豪州などで見られる連結式であれば、バスやトラックの数倍もの人員や物資が輸送可能になる上に、騒音振動排ガスにヒートアイランド対策にもなる
歩行と緑化スペースが拡がり快適度が高まるので、市中心部及び周辺部への回帰を促せる 交通事故に対して許さないという雰囲気が高まってきている。
もう本当なら自動車社会というのを廃止したほうがいい。
自動車は便利だけども、多くの人が命を落としていることを考えるとね。
時間をきっちり守ることをやめて遅刻が許される社会になったほうがいい。 >>84
自転車も歩行者とぶつかったり脊髄損傷もあるのだが
まあ対策はいるがそのいいかたはたぶん5ch含めて反感しかかわないよ 日本は自転車普及率も
自転車利用率も高い国よ昔から
ついでに鉄道利用率も普及率も高いよ
自動車も高いけどそんなにいうほど車社会? これ米国の郊外住宅地のお話をしてるのであって
日本の話は全くしてないよね? >>88
そうなんだけど
やたらと>>84とか日本重ねるのがいるから
さらには古代日本からの流通や経済まで語るやつも バランスとらないと必要のないおバカな教訓を得る羽目になるパターンのやつじゃん >>1
住宅地に路線バス路線
住宅地に幹線道路
住宅地に鉄道
住宅地に高速道路
この国の都市計画論
スプロール化現象については
江戸時代から、何も変わらないから
大学出ても・・・無意味でした・・・
江戸時代の百姓レベルの頭脳でいいと思います。
大学出ても・・・無意味でした・・・
終わり そもそもスプロールが本当に悪いかどうかという疑問もある。
子どもの通ってる保育園のママ友とか職場の同僚とか
パート仲間とかでもコミュニティが形成されてるわけで
なんでただ単に近所に住んでる奴と強制的にコミュニティを形成を強要されにゃならんのだ。 建築を制限するはずの市街化調整区域で建築ができるという
自民党がハウスメーカーにおもねって作った超悪法が無くならない限り
スプロール化は続くし
空き家は増えるし
スラム化する一方だよ 自動運転車が実用化したら、スプロール化が更に進むかも
都心はアメリカみたく移民だらけに… >>93
同意。
当方千葉県北西部在住だけど、郊外店無くして人権無しみたいな感じだよ。
世の中様々な事情や嗜好を持った人がいるけれど、まともな受け皿となると郊外にならざるを得ないのが現実。
車がどうこうという問題ではなく、ちゃんと受け皿のあるところと禁止ばかりのところ、どちらで過ごしたい?という話。 >>97
高齢者がクルマを運転することについて批判があるけど、郊外型ショッピングセンター以外で食料品などの買い物ができない地域に住んでる独居老人にとっては、
クルマがないと生きていけない。
かといって後期高齢者にクルマが不要な都心への移住を強制するのは難しい。 >>98
その為の自動運転。
地方から自動運転は解禁されてくよ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています